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<目次>
転職したことを後悔している人は、3~4人に1人程度いると言われています。ステップアップを図ろうと転職したはずなのに、なぜ転職したことを後悔する人がいるのでしょうか?その人たちは、何に対して後悔しているのでしょうか?
ここでは、「転職して後悔した人はどのようなことを悔やんでいるのか」「失敗したと思うパターンはどんなものなのか」について考えてみましょう。
同じ業種で同じような仕事をしている会社であっても、仕事の進め方は会社によって違います。社風という言葉がありますが、その会社ならではの文化や雰囲気、仕事の進め方なども企業ごとに異なるものです。例えばコンサルティング会社は、会社によってコンサルタントが担当する業務領域が異なりますし、チーム編成の仕方、仕事の任せ方、進め方なども違ったりします。
前職と仕事内容や業務内容はあまり変わらなくても、この社風が合わず、仕事の進め方や人間関係で苦労する人も一定数いるようです。
求人広告やWEBサイトを見た上で応募し、面接で話も聞いたはずだったのに、思っていた仕事ではなかったと後悔する人もいます。こういったケースには、入社した後に状況が変わってしまったパターンもあれば、自分がやりたい仕事と実際にできる仕事を正確に理解できておらず、理想と現実のギャップに直面してしまっているというパターンもあります。
また、やりたい仕事に就けたとしても、実際にその仕事に就いてみてわかる厳しさや大変さはあります。
給与面に不満を持ち、給料の高い会社へ転職した人が、実は前の職場の方が良かったと気付くケースもよくあります。この失敗パターンは、福利厚生などの諸制度を考慮していなかったことが原因である場合がほとんどです。社員寮や食堂、保養所などの施設、休暇制度といったものは、給与やお金という目に見える形ではなかなか現れないため、つい見落としてしまいがち。
業界によっても、福利厚生の充実度は変わるため、額面上の数字だけに目を奪われず、総合的な判断をするようにしましょう。
転職活動の面接では、内定後、年収など諸条件の提示(オファー面談)を受けますが、賞与については会社独自の算出方法がある場合、詳しい金額の提示がされないこともあります。オファー面談時に聞いていたロールモデルの賞与金額と、実際にもらった賞与の金額に差があり、前職の方が結果的に高年収だったというケースもあるようです。
また、昇進、昇格などの条件についても、面接で話を聞いたのは最短の例で、実際に入社してみるとそこまでスムーズに昇進、昇格している人はほとんどいなかったといった失敗談も伺います。
こういった失敗を防ぐために、内定承諾までの期間にしっかりと条件の確認を行うようにしましょう。
親の介護や家庭の事情で、地方にある地元にUターン転職する人も増えています。幼少期を過ごした土地だから問題なく働けるはずと思っていると、失敗してしまうこともあるので、注意が必要です。
地方で仕事をする場合、電車移動が主で何でも揃う東京とは環境が異なってきます。会社まで車で通勤する必要が出てきたり、生活スタイルを大きく変えないといけなかったりする場合も。さらに、都心と比べると物価は安いことが多いですが、東京で働くよりも給料が下がるケースもあります。
加えて、地方は東京と比べるとコミュニティが狭く、仕事でもプライベートでも知っている人に囲まれ、思わぬ人間関係に悩むケースもあります。こういった環境の変化にも、考慮が必要でしょう。
現状を変えるために行うはずの転職で、なぜ、そのようなことが起きてしまうのでしょうか?失敗した!と思ってしまう転職、後悔する転職には何が欠けているのかを見ていきましょう。
「隣の芝生は青い」という言葉がありますが、現在の仕事や職場に不満があると、よそにはもっと良い仕事や職場があるはずという思いが大きくなります。そうした思い込みで転職サイトなどの求人情報を見たり、面接を受けて他の企業の人から話を聞いたりすると、良い面ばかりがつい目に入ってしまいます。「他の会社には良いところばかりだ」という思い込みを捨てて、冷静な目で情報を取集することが重要です。
現在の職場に不満があり、「とにかく今の環境から離れたい」「この職場以外だったら自分はもっと実力を発揮できる」といった思いが強い人は注意が必要です。マイナスな気持ちから、勢いで転職してしまうと、転職先でも状況が変わらず、さらに不満が大きくなるというケースも多くあります。
「先輩や上司と折り合いが悪いので、とにかく人間関係に悩まない職場に移りたい」「この給料ではやっていられない」といった思いから転職を決意し、そのポイントだけで転職先を決めると失敗してしまうこともあります。
こだわっているポイントだけを重視すると、「人間関係は確かに良くなったけれど、思ったような仕事ができなくなった」、「給料はアップしたが、社内の人間関係がギスギスしていて居心地が悪い」……といったように、満足できないポイントが出てきてしまう恐れも。一つのポイントにこだわりすぎてしまうと、他のことに目がいかなくなり上手くいきませんので、気を付けましょう。
田舎暮らしのテレビ番組や雑誌などの特集を見て憧れを抱き、「田舎でゆったりと暮らしたい」「休日には家庭菜園で野菜を育てたい」と考える人もいるでしょう。もちろん、UターンやIターン転職は、働き方を変える手段の一つとして、とても有効ですが、経験や縁もゆかりもない土地に安易に引っ越し、転職するのは危険です。見知らぬ土地で、仕事も生活環境も一から築き上げていくのは、予想以上に大変な側面もあります。安易に環境を大きく変えると失敗する可能性も高くなりますので、注意が必要です。
転職を意識していながら、仕事が忙しかったり、気持ちに踏ん切りがつかなかったりして、タイミングを逃したことを後悔している人もいます。
悩んでいるうちに転職したいと思った会社の応募が締め切られてしまったり、さらに時間が経つと、年齢が上がることで条件が厳しくなってしまったりする場合もあるでしょう。かといって、焦って転職先を決めてしまうのも禁物。もう少し他に良いところがあったのでは、見落としたところがあったのではないかと、転職先で働き始めてから後悔してしまう人もいます。
転職は人生の大きな選択のひとつ。自分の状況を客観的に捉え、できるだけベストなタイミングで次の環境へ移れるよう、日頃から準備を進めておきましょう。
ここまで、転職に関する後悔のさまざまなパターンを見てきました。
では、実際に転職で後悔しないためにしておくと良い対策について、考えてみましょう。
現在の職場に不満がある場合、悪い点は全て職場にあるのか一度客観的に考え直してみましょう。実は、自分のスキル不足や仕事に対する姿勢に非があることが原因で、それらを改善すると不満が解消されることもあります。職場の環境と自分自身をもう一度見つめ直してみると良いでしょう。
業界や仕事に対しての思い込みは捨てて、第三者の目を持って冷静に情報収集を行い、充分に検討するようにしましょう。インターネット上の情報や人づてに聞く噂などに惑わされることもあるかもしれませんが、情報の取捨選択をしっかりと行い、信ぴょう性のある情報を判断材料とすることが大切です。
転職したいと思っている一番の理由は何かを考えましょう。加えて、その他に希望する点、転職で叶えたいポイントも挙げ、それらに優先順位をつけるようにします。偏った判断をしないように、多角的に物事を見るようにしましょう。
転職したいと頭の中で考えていても、いざ転職活動を行おうとすると、「今の職場にいた方が、リスクがないかも……」など、ためらうものです。
しかし冒頭で述べたように、人生は選択です。
転職するか、現職の職場に残るかはあなたの選択次第です。「転職をする」という選択をする際は、覚悟を決めて行動に移しましょう。
そして、一度決めたら自分自身の判断を信じてください。後悔しない転職を実現するためには、振り返らず前を向いて進む必要があります。
転職して後悔した人の中には、「転職したら前の職場が良く見えて、戻りたいと思った」という人もいます。転職先で思い通りにいかないことがあると、「前の職場はこんなことはなかった」と振り返り、前の職場の方が良かったように思えてしまうのです。しかしそれは本当にそうなのでしょうか?また、そういった考えにならないようにするには、どうしたら良いのでしょうか。
まず、なぜ転職しようと思ったのか、転職を決断したときの気持ちを思い出しましょう。
そして、転職することで何を実現しようと思ったのか、何を目指したのかを今一度考えてみましょう。もし、そこに向けてうまくいっていないのであれば、今の自分に足りないものは何か、転職先での目標を達成するにはどうするべきかを考えるようにしましょう。前の職場の良い点を思い出したのであれば、転職した先で前の職場の良い点を生かして改善していける可能性もあります。
ただ転職した事実を後悔するのではなく、この経験を今後に生かしていこうと前向きに考えることが大切です。
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