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面接で特技を聞かれたときの答え方!転職に役立つ特技アピールの例

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転職活動の面接で、よく聞かれる質問の一つが「特技」についてです。突然、「特技は何ですか?」と問われると意外と答えにくく、「どのくらいのレベルなら特技といえるのか」「仕事に関係あること以外、ダメなのか」と悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。 今回は特技について聞かれたときに慌てないように、面接官の質問の意図を的確に踏まえた答え方の例をご紹介します。

<目次>

  • 1. 特技を聞く面接官の意図
  • 2. 質問の意図に沿った特技の答え方
  • 3. 特技に実績や資格は不要!
  • 4. 転職に有利な特技アピールの例
  • 5. 面接で特技を聞かれたらアピールのチャンス

特技を聞く面接官の意図

面接官である採用担当者は、なぜ特技について質問するのでしょうか。その意図を知ることは、特技を考えるときのヒントになります。

●特技から人柄・性格を知るため

特技を聞く理由の一つは、履歴書や第一印象だけでは読み取れない「人となり」を知ることです。特技に関する話からは、個人の人柄や性格が伝わってきます。例えば、第一印象がおとなしそうに見えても「特技は小学1年生のときから続けている剣道です」「練習を重ねることで集中力が高まりました」と答えれば、集中力だけでなく、長く続けているという忍耐力や体力なども評価されるかもしれません。
「特技に関する質問をするのは、履歴書では読み取れない自分の内面に興味があるためだ」と考えると、「特技は特にありません」という答え方は、せっかくの自己アピールのチャンスを逃しているといえるでしょう。

●リラックスさせるため

面接では、緊張している相手をリラックスさせるために、あえて答えやすい質問をすることがあります。特技に関する答えが採用・不採用の決定打になることはまず考えられません。特技について聞かれたら「緊張をやわらげようとしてくれているのだな」と思って、リラックスして答えましょう。採用担当者が興味・関心を持ってくれれば、そこから話がはずんで面接が良い方向に向かうかもしれません。

質問の意図に沿った特技の答え方

特技を聞く面接官の意図がつかめたら、その意図に沿った答え方を考えてみましょう。ポイントは二つあります。

●どう取り組んできたかが重要

ポイントの一つは、特技にどのように取り組んできたかを伝えることです。先ほどの例でいえば、「特技は剣道です」ではなく、「小学1年生のときから続けている剣道です」という答え方をすることで、長く取り組んできたことを伝えられます。
面接官が知りたいのは特技の内容ではなく、特技を通して知ることができる人柄や性格であることを忘れないようにしましょう。

●特技を通じて何を学んだのか?

もう一つのポイントは、特技に取り組むことで身に付いたこと、学んだこと、成長できたことを伝えるということです。剣道の例でいえば「練習を重ねることで集中力が高まりました」という部分です。さらに、「大会で優勝でき、努力すれば必ず実を結ぶことを学びました」のように言い換えれば、経験から学んだ姿勢がもっと明確に伝わります。

特技に実績や資格は不要!

「特技には実績や資格が必要なのではないか」と思われがちです。確かに実績があればアピールにはなりますが、それよりも取り組んできた姿勢が重要です。

●自信がある特技

段位や級がなくても、自信があることは、特技として積極的にアピールしましょう。経験やエピソードを交えて、自分らしさを印象付けることがポイントです。
例えば、「ランニングが好きです。現在は、市民サークルに参加してトレーニングに励んでいます。大会で苦しさを乗り越え完走したときの喜びは、何物にも代えられません」など、現在取り組んでいるものでもアピールできます。趣味レベルのことでも構いません。向上心や努力する姿勢が伝わるように工夫してみましょう。

●アルバイトや前職での経験

学生時代のアルバイトや前職での経験からも、特技として語れることを見つけられます。実績はなくても、面接官に答える際に根拠や理由付けは必要です。特技の内容を重視しているわけではないので、もっと幅広く考えてみましょう。
例えば、「学生時代にしていた家庭教師の経験から、相手の立場で物事を考え、わかりやすく伝えるという習慣が身に付きました」「前職が車での外回り営業だったため、運転技術が上達しました。都内の道路事情や駐車場情報もほぼ把握しています」と書けば、説得力を持って伝えられるでしょう。

転職に有利な特技アピールの例

特技に関して、採用担当者に好印象を与えやすい答え方の例をお伝えします。例文を参考に、自分なりの答え方を考えたうえで面接に臨んでください。

●部活動や習い事で身に付けた特技

部活動は、継続力や協調性を伝えやすい項目です。自分にとっての意義などを添えると、説得力が増します。

「高校と大学の7年間サッカー部に所属し、高校時代は全国大会にも出場しました。今は毎週日曜日に、子供向けのサッカークラブでボランティアコーチをしておりまして、子供たちとサッカーを楽しんでいます」

……ポイントは、現在も続けているという点と、自分の趣味をボランティア活動に活かしているという点です。チームで行う競技の場合、チームワークや周囲との意思疎通の大切さなどをアピールしても良いでしょう。

「特技は、小学生のときから中学卒業まで習っていた書道です。学生時代は神社で筆耕のアルバイトをするなど、普通ではなかなかできない経験をすることができました」

……長く続けてきた習い事があれば、特技としてアピールしましょう。スポーツ系であればアクティブな印象、インドア系であれば落ち着いた印象を与えることが期待できます。希望する職種に合わせて内容を考えましょう。

●海外経験で得た特技

留学、海外滞在などの経験は、自分らしさをアピールできる項目です。経験がどう特技に影響したかを伝えましょう。

「英語が好きで、TOEICのスコアは850点を取得しました。高校時代の米国留学で刺激を受け、帰国後もネイティブの先生から学んでいます。ビジネス英語にも詳しくなり、次のTOEICでは満点を目指して勉強中です」

……外資系企業や英語を使う職種では、ほかの応募者もある程度英語を得意としていることが多いため、英語を話せるというだけではアピールにならないかもしれません。仕事に役立つだけでなく、現在も努力していることや海外経験から学んだことなどを盛り込みましょう。

●前職での経験

働いた経験から得たことや成長した姿も、特技として伝えられます。

「私はプログラミングが得意です。大学1年生の夏休みに集中講座に通い、その後は独学でスキルを身に付けて、前職ではSEとして働いていました。将来は、アプリ開発担当としてチームをリードし、貴社の一部門をけん引できるようになりたいと考えています」

……ポイントは、特技からこの会社で目指したい将来のビジョンにつなげていることです。自分はどのようなポジションを担っていきたいかをアピールしています。

面接で特技を聞かれたらアピールのチャンス

中途採用や管理職採用の場合、スキルだけでなく社風に合う人材かどうかや性格も重視されます。面接での特技に関する質問は、自分の内面や強みをアピールできるチャンスととらえましょう。特技を見つけるためには、客観的に自分を見つめ直し、過去の経験を振り返ってみることが大切です。例文を参考に好印象につながる特技と伝え方を考えてみてください。