田辺三菱製薬株式会社

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【国内製薬メーカー／国内売上ランキング第9位のメガファーマ！】

2019年には、事業会社間の協業深化によるシナジー発現及び田辺三菱製薬の潜在的成長力の最大化を実現を目的として、三菱ケミカルグループの一員となり、「免疫炎症」「ワクチン」「中枢神経系」の3つの柱を軸とし、新薬パイプラインの拡充、グローバル展開といったパイプラインの価値最大化を図っています。

近年、科学技術の進歩やデジタル改革などにより医療に対するニーズは高度化、そして多様化が進んでいます。これらの環境変化が進んだ未来においては、日々の生活に溶け込んだトータルヘルスケアが求められるでしょう。同社は、2030年の目指す姿として 『一人ひとりに最適な医療を届けるヘルスケアカンパニー』 を掲げ、新たな価値の提供を実現すべく、プレシジョンメディシンとアラウンドピルソリューションの取組みを進めています。

また、同社のグローバル事業展開の柱である「ラジカヴァ」は、米国において20年以上新薬がなかった希少難治性疾患 筋萎縮性側索硬化症（ALS）に対する新たな治療選択肢として、2017年に米国で発売しました。2022年には、本剤を経口投与可能にした経口懸濁剤を発売したほか、ALSの早期診断・服薬支援による患者さんの更なるQOL改善を目指したデジタル技術の開発にも取り組んでいます。一人ひとりに最適な医療を届けていくため、一つの医薬品創出がゴールではなく、あくまでも患者さんの立場に立ち新たな価値を創造し続けていくことを重視しています。