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「シン・ゴジラ」で、日本を守る登場人物たちの年収はいくらなのか調べてみた

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 『シン・ゴジラ』の興行収入は累計70億円を突破。観客動員も500万人に迫ろうとしている(2016年9月21日時点)。7月末の公開から約2カ月が経つが、各地の映画館でアンコール上映が決定するなど、その勢いはまだ止まらない。

 

筆者も同作に胸を熱くした1人であり、これまでに3回、映画館に足を運んだ。観れば観るほどその作り込みに感銘を受けるが、同時にちょっとした邪念も芽生えてくる。「この人たち、一体いくらもらってゴジラから日本を守っているんだろう?」と。

 

 

同作には石原さとみさん演じる米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースンなど、総勢300人以上のさまざまな職業の人物が登場し、一丸となって“巨大不明生物”ことゴジラに立ち向かう。そこで、印象的な人物をピックアップし、その年収を調査してみた。

1. 内閣総理大臣

まずは日本のリーダー・内閣総理大臣の大河内清次から。配役は大杉漣さん。平成28年4月時点の内閣官房の発表によれば、内閣総理大臣の月給は201万円だ。これに加えて地域手当(20%)が支給され、年間3.15カ月分の期末手当とあわせて、年収は3,964万円、つまり約4000万円となる。

 

柄本明さん演じる内閣官房長官・東竜太から「ここは苦しいところですが、ご決断を」と、何度も難しい決断を求められる立場のことを考えると、この高給も頷けるかもしれない。

2. 統合幕僚長

財前正夫“統合幕僚長”は、陸空海自衛隊の自衛官のトップに当たる役職の人物だ。配役は國村隼さん。最高の専門的助言者として防衛大臣を補佐することが自衛隊法で定められており、劇中でも余貴美子さん演じる防衛大臣・花森麗子をサポートする。

 

そんな統合幕僚長の年収は、防衛省発表のこちらの資料によると2,293万5,000円(約2,300万円)と高額。しかし、欲を見せずどんな業務であれ粛々と遂行する財前の「仕事ですから」は、作中を代表する名台詞の1つだろう。ちなみに、斎藤工さんやKREVAさんの演じる中隊長は、上記のモデルケースによると年俸767万円である。

3. 消防職

一瞬しか登場しない人物も、豪華キャストが配役されているのも同作の見どころだ。小出恵介さん演じる消防士が避難を呼びかける姿が突然画面に映り、驚いた人も多いのではないだろうか。政治のシーンだけでなく、現場で戦う無名の人々の奮闘にも心を打たれる。 

 

そんな消防職は平均年齢約40歳で、平均月給が30万円前後。ただし、火災出動等で24時間即対応体制を維持しなければならないため、約10万円の出動手当等が支給されている。また、年2回の期末・勤勉手当(ボーナス)もあるため、年収は600万円前後とみられる。

4. 国立大学准教授

ストーリー中盤で発足される『巨大不明生物災害対策本部』、通称“巨災対”。市川実日子さん演じる尾頭ヒロミ(環境省自然環境局野生生物課長補佐)の名演が光る。さらに、打倒ゴジラのカギを握る発見をするのが、塚本晋也さん演じる国立城北大学大学院生物圏科学研究科の間邦夫准教授だ。

 

もちろん実在しない大学であるが、仮に東京大学が公表している准教授のモデルケースを参考にすると、45歳で配偶者あり・子供2人の場合、月給は53万8,586円、年間給与886万8,000円、つまり年収は900万円近くになる。平成27年発表の文部科学省のデータでは、東京大学の給料はやや高い方なので、城北大学のモデル次第ではあるが、劇中では冴えないイメージの間准教授は「想像以上にもらっている」印象だ。

5. フリージャーナリスト

「はいはい、わかってますよ」という松尾スズキさんの落ち着いた声が耳に残る、フリージャーナリストの早船もまた、ストーリー上重要な役割を担う存在である。フリーランスの年収はもちろん一概に定義できないが、早船のスクープ力から判断するに、もともと有力な新聞社や出版社、あるいはTV関連会社にいたと推測される。

 

2016年の『就職四季報』によれば、朝日放送の平均年収は1,518万円、日本経済新聞社は1,257万円、東洋経済新報社は1,111万円と、業界トップクラスの年収は高い。現在の早船は、それ以上の金銭的価値をゴジラ関係の調査に見出しているのかもしれない。

 

 

 

自分がこの配役で、あれくらいの年収だと割に合わないな……など、ヒーローの一人になりきったつもりで鑑賞してみると、また違った楽しみ方をすることができる。ロングラン上映が続く同作をもう一度、これまでとは別の視点で鑑賞してみはどうだろうか。

 

出典:『シン・ゴジラ』パンフレット

 

(朽木誠一郎/ノオト)

 

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