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おもしろ部署探訪~M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 企画管理部業務課~自走しながら進化を続ける、最強のコンサルタントサポート集団


左から、大川さん、大蔵さん、岩井さん、田中さん(以下、敬称略)

世の中にはさまざまな仕事がある。一見すると同じ部署名でも、企業の数だけ手掛ける仕事内容は多様なうえに、企業や社会における役割も異なる。この連載では、そんな世の中に存在する企業の『部署』にフォーカスし、それぞれの部署の役割や仕事内容、ポリシーなどに迫る。

今回は、M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 企画管理部業務課を訪問。M&A・事業継承アドバイザリーの領域で急成長し、注目を集める企業の発展を影ながら支えているのは、4人の20代若手女子社員だった。拡大を続ける組織、変化し続ける業務フローに柔軟に対応しながら、事務処理を通じて70名ものコンサルタントをサポートする彼女たちの姿を追った。

入社3年以内の女子社員たちが、11部署70名のコンサルタントを支えるために行った業務効率化とは?


―― まずは、お仕事の内容から教えてください。


岩井:M&Aキャピタルパートナーズは、オーナー経営者の方の高齢化を背景に、事業を次世代に承継する手法として、特に中堅・中小企業に対し、友好的なM&A仲介サービスを提供している会社になります。私たち企画管理部業務課は、全11部門に在籍する、総勢70名のコンサルタントのサポートをしている部門です。


今日インタビューを受けている4名と派遣社員2名の総勢6名で、書類のPDF化やデータ入力、名刺登録、契約書の郵送手続きといった事務処理と、来客対応をメイン業務として行っております。私は、この事務チームのリーダーを務めていますが、実はまだ入社して3年しか経過していません。


実は、私がお世話になっていた先輩が今から1年前に退職され、それと同時期に大蔵さんが入社。そして8か月前に田中さん、1か月前に大川さんが入社して、現在の4名体制になったばかりです。全員20代のかなりフレッシュなチームになっています。


M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 企画管理部業務課 事務リーダー 岩井 麻貴さん

―― そうなんですか!? 11部署70名のコンサルタントのサポートをわずか4名で対応するのは……相当忙しいのでは?各部署に一人ずつ事務職の方が配置されているのをイメージしていました。


岩井:私が入社してから3年の間に、どんどん会社の規模が拡大し、数名のコンサルタントと一人の事務担当という体制では業務を回せない状況になっていました。しかも、事務仕事は属人的になりがちで、得意な人に仕事が集まってしまいますし、その人が休んだら回らなくなってしまうこともありました。


そのため、事務担当が全員で意識と情報を共有し、みんな同じレベルで仕事ができるような体制にしていこうと考えた結果、現在は各コンサルタントからあがってきた依頼を一旦私が取りまとめ、毎朝各メンバーに振り分けるというシステムで業務を進めています。


―― 仕事を振り分けるポイントは?


岩井:新しいメンバーに関しては、まずはざっくり担当を決め、おおよそ3カ月間は徹底して一つの業務……例えば郵送のサポートをお願いする、来客準備をしてもらうなどのルールを設定しました。最終的には、あらゆる仕事の習熟度を上げて全ての仕事を把握してもらい、私のように振り分けができる人をどんどん増やしていければと思っています。


―― そういった方針って、上から指示が下りてくるわけではなさそうですね。


岩井:そうですね。何か新しく決めなくてはならない事項があれば上司と相談しますが、日々の業務の中では、基本的に私たち4人が自分たちでやり方を工夫し、自主的にルールを定めて業務を回しています。


大蔵:私が入社した頃は、ちょうど事務担当者の退職があり、コンサルタントと事務職の人数のバランスが悪くなっていた時期でした。なので、入社してすぐに、岩井さんと私できちんとした業務マニュアルを作ろうという話になり、今までやっていた業務の洗い出しから始めました。それも私たちが自主的に決めて、上司に相談したらすぐにOKが出るという流れでしたね。


M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 企画管理部業務課 大蔵 あずささん

岩井:そうですね。これからも人員が増えていくことは容易に予測できましたし、当事者である私たちとしては、このタイミングでマニュアルを作らなければ、のちのち大変なことになるだろうという思いはありました。


大蔵:マニュアルを整備するタイミングで、業務上の不具合や不都合があるものは業務の進め方自体を見直しましょうって岩井さんが提案してくださって。結構、業務フローそのものを変えたりもしましたね。


岩井:それって、郵送のサポートの話?


大蔵:そうです。それまでは書類送付状のフォームも事務担当者によってまちまちで、統一性もない上にミスも多かったそうです。いわゆる属人的な業務を、誰がやっても同じ仕上がりになるようにと考えていましたね。


岩井:送付状の文言には、かなりたくさんのパターンがあったのですがマニュアルもなく、「前任者からの言い伝えだけが頼り」という状況にありました。そのため、まずはフォームと文言を統一。さらに、宛名も手打ちやコピー&ペーストするのではなく、基幹システムからCSV形式でデータをアウトプットできるようにすることで、ミスの軽減と業務効率化を図りました。

ホスピタリティ精神が根付く社内で求められているのは、「察する力」。


―― 田中さんと大川さんは、ある程度体制が出来上がってから入社されたのですか?


田中:私は、岩井さんと大蔵さんがマニュアルをまとめている段階で入社して、そのお手伝いをするところから始めました。こんな大切な「大本」を作る仕事ができるなんて面白い!と率直に思いましたね。前職では自分の意見がなかなか通らない環境で、自分が必要とされる職場で働きたいと思って転職したので、「すごくマッチした!」と思いました。


M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 企画管理部業務課 田中 里波さん

大川:田中さんの話、すごく共感します。私の前職の職場は、営業担当者が神様のような扱いを受ける一方で、事務担当者は空気みたいな存在で……。もっと自分の意見が通る会社に行きたいって漠然と思ったのが、転職のきっかけでした。


―― 自分の意見が言えそうな職場だということは、転職活動中にわかりましたか?


大川:はい。岩井さんと大蔵さんが面接をしてくださったので。


―― 面接もお二人がするんですね?


田中:はい。私の時もそうでしたよ。


―― 若手なのに、採用面接まで任されるのはすごいですね……!


岩井:一緒に働くメンバーのことなので、やはり私たちが意向を伝えたいし、選びたいという意識はありました。特に難しい基準も設けず、とにかく人柄重視で選考したのですが……。


大川:まさか一緒に働く人が面接に出てくるとは思いませんでした。でも、実際に現場で頑張っている担当者の話を聞くと、この会社がものすごい勢いで成長していることや社内の雰囲気がリアルに伝わってきました。自分の能力を高められると同時に、会社の成長に貢献できるのでは?と期待を感じることができて、絶対に入社したいと思いました。


M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 企画管理部業務課 大川 絵梨子さん

―― 成長している会社だからこそ、魅力的に映ったのですね。


田中:そうですね。世の中に必要とされているから、M&Aキャピタルパートナーズは成長しているのだと思います。私が入った後も、毎月のように新しい人がどんどん入ってきました。前職では中途入社の人があまりいなく、1~2年間ずっと新人のようなポジションにいたので、スピード感がまるで違います。次から次へと人が入ってくるので、「早く一人前にならないといけない」という成長意欲も湧きます。


岩井:急成長しているけれど、会社も人も堅実だという点は、しっかりお伝えしたいです。実は私も、入社前は正直なところ、M&Aキャピタルパートナーズに対して「年収が高くてギラギラした社員が集まっていて、しかも東京駅直結の高層ビルに入ったバブリーな会社」というイメージだったのですが……(笑)。いざ面接に来てみると、全く印象が違いました。


面接の日に出迎えてくれた社員はすごく丁寧な対応で、「ギラギラ感」とはほど遠く、むしろものすごく誠実で堅実そうで驚きました。これは入社してからわかったのですが、お客様に対してもホスピタリティに満ちた気持ちの良い対応を心がける、そんな文化が確立されている会社です。


コンサルタントの仕事はもちろんですが、この会社では私たちの仕事も「察する力」が求められていると思うのです。例えば、私たちはコンサルタントから毎週月曜日に案件共有をしてもらっています。案件内容を細かく聞いているわけではありませんが、把握をしておくことで来社されたオーナーの方のお名前を伺った際に、「今、ものすごく重要なフェーズの方だ」と察することができます。


あるいは、コンサルタントがこれだけたくさんの書類を持ってくるということは、「デューデリジェンスの段階だから、急いで対応しなくちゃ」と察したり……対お客様と、対社内への気配りが重要になってきたりしますね。


大蔵:察することって大事ですよね。コンサルタントにはコンサルタントにしかわからない悩みや苦労があって、そこは私たちが決して踏み込めない領域だと思うんです。だからこそ察して、そこには踏み込まず、会社に帰ってきた時はほっとしてほしいと思って接しています。事務職までピリピリしている職場って、嫌ですからね。


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この会社の事務の礎をみんなで作っていきたい


―― 岩井さんは、現時点でどのようなやりがいを感じていますか。


岩井:私が振り分けた仕事がばっちりハマって、その日一日、美しくスムーズに業務が回っていった時に喜びを感じますね。


―― そうですよね。リーダーですからね。でも、岩井さんには良い意味でリーダーとしての「気負い」がないようにも見えますが。


岩井:そうですね。「チームをまとめなくちゃ!」と思わなくても自然にまとまってくれる、そんなメンバーが揃っているからでしょうね。


―― 素晴らしいですね!他の皆さんのやりがいは何ですか?


大川:入ったばかりなので、まだこれから知っていくのかなとは思います。現段階では、コンサルタントの皆さんが考えていることが、私にはまだ何割かしかわかっていないので、早く先輩方のように「察する力」を身に付けたいです。そうしたら、やりがいが実感できるのではないかと思います。


田中:日々の業務はルーティンな部分もありますが、大きな成約があった時に心の中で「やった!」と思えるのが、私たちの喜びなのかなと。成約時には、心から「おめでとう!」と思えますね。事務チームのメンバー全員が少しずつ同じ案件に関わっているので、私たちはたくさん喜びを味わえるのかなと思っています。


大蔵:「可能性がいっぱいある」と思えるのが、私にとって毎日の楽しみになっています。マニュアルが整って、足場がしっかりと固まってきましたが、まだまだ会社は大きくなっていきますし、私たちの仕事もどんどん増えていくと思います。「これからどうやって対応していこう?」って考えるとワクワクするんです。与えられている仕事だけではなく、私たちから提案して新しいことができるから、事務仕事でも楽しく感じるのかもしれません。


岩井:大蔵さんは、自分発信で勉強会を開催してくれているんですよ。


―― どのような内容の?


大蔵:入社したばかりのコンサルタントの中には、証券リテール出身者が多いこともあり、少しPC操作が苦手な方がいることもあります。そういった皆さんにPowerPointやWordの活用法を教えて、少しでも生産性を上げてもらえればと思って、勉強会を開催するようになりました。もちろん、私一人で行っているのではなく、このメンバーに資料作りを手伝ってもらったりもしています。


―― どうしてそこまで会社に貢献しようという意識が湧くのですか?


大蔵:まず、新しいことをやっている時ってすごく楽しいんですよ。しかも、自分発信でチャレンジができるのですから。それと、今ここで働いている人たちのことが好きなんですね。「なんか苦手だな」「あまり話したくないな」という人が一人もいないんです。だから、自分なりに役に立ちたいなって思っています。特に、新しく入ってきた人にいち早く成果を出してもらって、「この会社に入ってよかった」と思ってもらいたいんです。


―― すごい会社愛! 素敵ですね。最後に、皆さんの今後の目標をお聞かせください。


大川:先ほども言ったように、早く先輩方のように、コンサルタントから頼りにされるようになりたいです。前職では受動的に仕事をしていた部分があったので、この転職をきっかけに能動的に仕事ができたらいいなと思っていました。そういった意味で、ここはすごく周囲から刺激を受ける職場です。先輩方が前向きに、積極的に取り組む姿勢に日々感化されています。人は環境によって変われるということを実感していますね。


田中:私は、どんどんできることを増やしていきたいですね。会社の成長に伴って、新しい仕事の依頼も増えています。求められることも変わっていくと思いますが、私からするとそれは大歓迎です。人って、同じ仕事をずっと続けていると、どうしてもマンネリになってしまうと思うんです。こうしていろいろな仕事があって、しかもどんどん仕事が変化しながら増えていくという状態は、すごく喜ばしいことです。


大蔵:10年先、大きくなったこの会社の事務の礎は、この4人が作った!みたいな伝説になっているといいですね(笑)。


田中:それ、かっこいい(笑)。


大蔵:このままコンサルタントの人数が増えていったら、4人で全員をサポートし続けることはできないと思います。そうなるとみんなの所属も別れてしまって、「大蔵さん、久しぶり!」ってなるかもしれませんよね。それぞれがそれぞれの部門に行ったとしても、ずっとこの4人のことは忘れずにやっていきたいですし、例え会社が大きくなっても、今の和気あいあいとした、自由な雰囲気はそのままであってほしいですね。


岩井:チームの目標としては、会社がどんどん成長して体制も変わっていくと思うので、今の業務スタイルを是とせず、求められる形に柔軟に対応出来るようにしておくこと。そして、その指揮を自分が取ることができたらと思っています。個人的には、10年後も全く同じ業務をしているとは思えないので、変化に対応出来るよう、今、この環境でスキルを磨き、知識を獲得して会社に貢献できる人材に成長していきたいです。これからも変化し続けていくことにワクワクしています!


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取材・文:伊藤秋廣(エーアイプロダクション) 撮影:岡部敏明



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