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経営企画の仕事は、企業の経営目標の立案や戦略の策定、実施管理など業務の範囲がとても広く、論理的思考やマーケティング、コンプライアンスなどの幅広い専門知識や能力が求められます。そのため、経営企画への転職を検討している方のなかには、自分のスキルに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。足りない知識やスキルを補うために資格取得を目指す方もいますが、そもそも経営企画にはどのような資格が必要なのでしょうか。
今回は、経営企画に役立つ資格やスキルについてご紹介します。経営企画への転職で気を付けるポイントもまとめていますので参考にしてみてください。経営企画のキャリアにお悩みの方は、パソナのキャリアアドバイザーにお気軽にご相談ください。
<目次>
結論からいうと、経営企画の仕事に必須の資格はありませんがあるに越したことはないでしょう。なぜならば、経営企画の幅広い業務において必ず必要な資格はない分、経営やビジネスに関わる知識やスキルはどのようなことでも役に立つ可能性があるからです。
中長期計画、会社経の立案・進捗管理、事業部門ごとの戦略を立て、新規事業の立ち上げ、業務提携、M&Aの推進、日々の資料作成やデータ集計など自分が担当する業務で役に立つ資格や知識を身につけましょう。
資格取得にも、目的が重要であるため、なんのために資格を取得するのか明確にした上で計画的に資格取得に励むとよいです。
・自分の知識を深めるため
・キャリアチェンジのため
・昇進などの基準として社内で設けられているため
・手当や祝い金など、社内規定でメリットが設けられているため
経営企画の仕事に関してより詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
経営に役立つ資格はいろいろありますが、特におすすめの資格3選をご紹介します。
MBA(Master of Business Administration:経営学修士)では、経営戦略や財務分析、マーケティング、アントレプレナー(※1)などの知識を習得できます。MBAを取得すれば企画経営に必要な知識を有していると評価されやすくなるため、異動や転職の際に有利にはたらくことでしょう。
これまでは、MBAを取得するためには、海外の大学へ留学することが一般的でした。しかし、海外留学は費用がかかるうえ、経歴に2年間のブランクができてしまうため、アイビーリーグ(※2)でもない限り、チャレンジするには難易度の高い資格でした。 昨今では、国内のビジネススクールの多くが夜間や休日の講義、オンラインでの講義を配信しており、会社に勤めながら比較的安価に取得できるようになったため、MBAは、経営企画を目指す方におすすめの資格といえます。
※1:起業家や事業家のことを指す言葉。経営者ではなく、ゼロから事業を起こす創業者という意味で使われることが多い。
※2:世界的に高い知名度を持つ、アメリカにある8つの名門私立大学の総称。
簿記といえば、経理に役立つ資格という印象があるかもしれませんが、日商簿記1級は、経営企画にも非常に役に立つ資格です。
経営企画の仕事では会計知識が必要となる場面が多くあり、例えば経営計画や予算の立案、事業収益性分析、資産管理などの業務では日商簿記の知識が大いに役立ちます。
日商簿記1級を持っていれば「経営管理や経営分析を行うために求められるレベルを満たしている」と採用担当者へのアピールにもなるため、取得を検討しても良いかもしれません。
大企業ではなく中堅企業の経営企画を目指すなら、中小企業診断士がおすすめです。
中小企業診断士では以下の7科目を取得することができます。
中小企業診断士の資格を取得すると、経営全般の知識を幅広く習得することができます。財務・会計、経営理論、経営改善策の立案まで、ビジネスに関する幅広い知識を学べるため、経営企画に必要な知識を包括的に学びたい方にはぴったりの資格といえるでしょう。専門用語も理解できるようになるので、経営会議に参加する際にも役立ちます。
資格取得も経営企画のキャリアアップに役立つひとつの手段ですが、経営企画へ転職するなら業務に役立つスキルを身につけることも大切です。ここでは、経営企画に必要な3つのスキルをご紹介します。
経営企画では、会社や事業部門の課題を解決するために、経営目標や戦略の立案、データ収集・分析などを行いますが、その際、ビジネスフレームワークを用いたロジカルシンキング(論理的思考力)が重要になります。
ロジカルシンキングのスキルを鍛えるには、ビジネスフレームワークについて書かれた専門書を読みつつ毎日の業務のなかで繰り返し使うことで、体系化した思考ができるようになる必要があります。慣れてくればロジカルシンキングのレベルを高められますし、業務レベルに応用できるようになるはずです。
経営企画では、経営陣や各部署の担当者、社内外のステークホルダー(企業活動によって影響を受ける利害関係者)に至るまで多くの方とやりとりを行います。
円滑にやりとりを進めるためには、情報を引き出す質問力や傾聴力、会話力などの高いコミュニケーション力が必要です。また、企業によっては多くの方を巻き込んでプロジェクトを推進できる調整力や信頼関係の構築につながる誠実さ、本音を引き出す会話力なども求められることもあります。
経営計画の策定や管理を行う際、自社のデータはもちろん市場や競合の情報は欠かせません。そのため、経営企画では情報収集力や分析能力は必須のスキルといえるでしょう。
マーケティングやコンサルタント、アナリストなどの経験があると、情報収集能力があると採用担当者からも評価されやすくなります。転職を少しでも有利に進めるために、会計学や統計学などを学びながら情報収集力を磨きましょう。
経営企画に転職するなら、まずは自身の持つ資格やスキルが何に役立つのかを理解することが大切です。
経営企画の仕事は多岐にわたり、大きく分類すると「事業に関わるもの」と「数字に関わるもの」の2つに分けられます。どちらも経営に関する知識が必要ですが、業務レベルで考えると求められる資格やスキルは多少異なります。
前者の場合、経営陣と事業部門との調整役を担うことが多いため、高いコミュニケーション力が必要不可欠です。一方、後者の業務は経営計画の予算立案などがあるため、財務関連の経験やスキル、高い会計スキルを示す日商簿記などの資格が役立つでしょう。
経営企画の経験がある方、事業企画の経験がある方、マネジメントやマーケティングの経験がある方では、取得している資格や身についているスキルは異なるでしょう。ただし、アピールすべきポイントが違っていても、募集しているポジションのなかで、経験したキャリアや持っている資格、スキルを生かせるか、何に役立てることができるのかを考えて伝えることが重要です。
経営企画は、企業の未来を担う部門です。採用担当者に対して、自分が会社の未来に貢献できうる人材であるとアピールすることが大切です。 資格やスキルは自身の強みです。一つひとつ書き出しながら、経営企画の応募要件と照らし合わせて業務レベルに落とし込めるかを考えてみましょう。
現在、どのような企業で経営企画の募集がされているか、求人も参考にしてみてください。
資格がなくても経営企画の仕事を行うことは可能ですが、資格があれば業務に役立つ知識を身につけることができます。今回ご紹介した3つの資格は容易に取得できるものではありませんが、自分の知識や能力を示す大きな武器になるでしょう。
また、資格と同様にスキルを身につけることも忘れてはいけません。幅広い知識が必要な経営企画だからこそ、資格だけでは補えない部分もあります。自身のスキルを磨き、転職活動の一助にしてみてはいかがでしょうか。
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キャリアアドバイザー 遠藤 理恵
大学卒業後、大手アパレルメーカーを経て人材業界へ。管理部門選任のアドバイザーとして、業界問わず幅広く各種管理部門職種のサポートに強みを持っています。 キャリアのご希望もしっかりお伺いした上で、求人案件の提案だけでなく、どんなキャリアを歩むのかの提案を心がけています。目先のご転職のだけでなく、その先に広がるキャリアまでご提案しながら、自分自身で市場価値を高め続けて頂ける状況になるよう、キャリアを一緒に考えたいと思います。
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