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エグゼクティブとは、どのような役職を指しているのでしょうか。本章では、エグゼクティブの定義やエグゼクティブ転職が活発化している理由について解説します。
エグゼクティブとは、企業の経営に直接参与できる上級管理職のことをいいます。具体的な役職としては、社長や取締役、役員、専務、CEO・COO・CTOといった部門の総責任者(CxO)などが代表的です。つまり、エグゼクティブ転職とは、転職を通じて経営の中核ポジションへキャリアアップすることを指します。また、経営層の経験者として別会社の経営層へキャリアチェンジすることも、エグゼクティブ転職といえるでしょう。
近年エグゼクティブ層の転職が活発化している背景には、さまざまな要因があります。
一つは、ベンチャー企業の台頭による、経営人材の不足です。多くのベンチャー企業は少人数で事業を立ち上げ、組織を運営しています。しかし、事業がある程度大きくなると、さまざまなリスクや問題にぶつかり経営判断が難しくなるケースも珍しくありません。円滑にスケールアップを図るためには、経営に精通した人材が必要です。そこで、ベンチャー企業がエグゼクティブ人材を外部から迎え入れ、重要なポストに配置する例も増えています。
また、後継者不足の深刻化やM&Aの活性化も大きな要因です。近年は中小企業の後継者が不足し、外部経営者への事業承継やM&Aによる買収・合併などの事例も増えています。その際、欠かせないのは新会社の経営を担う人材です。企業に新しい風を吹き込むため、外部からエグゼクティブ人材が採用されるケースも多くあります。
他にも企業は新規事業の立ち上げや海外展開などのタイミングで、経営ノウハウを持った人材を必要としています。さまざまな企業でエグゼクティブ人材の採用需要が高まっているため、転職のチャンスも増えているのです。
転職でエグゼクティブ層を目指すことで、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。本章では、エグゼクティブ転職のメリットを3つの観点から解説します。
エグゼクティブ層は役職が高く、企業の経営という高度なミッションに挑むため、高水準の給与が期待できるのが特徴です。国税庁の調査(※)によれば、株式会社における役員の平均給与(年収)は、資本金2,000万円以上の企業で922万3,000円、資本金1億円以上の企業で1,043万円、資本金10億円以上の企業で1,603万4,000円などとなっています。転職を通じて給与水準が上がれば、仕事へのモチベーションも高まりやすいでしょう。
※参考:令和3年分 民間給与実態統計調査(第6表)|国税庁(PDF)
エグゼクティブ層になれば、企業の経営に直接参画し、自分の裁量でダイナミックに事業や部門を動かせるようになります。経営課題の解決に向けて、社内制度や事業方針などを抜本的に変革することも可能です。自身の経営戦略によって業績が向上したり、市場シェアが広がったりした際には大きなやりがいを感じられるでしょう。
経営層の立場を経験することで、初めて得られる知見やノウハウもあります。例えば、経営戦略を練る力、迅速な決断力、財務や資金調達に関する知識、経営リスクへの対処方法などさまざまです。近年は特に経営人材の需要が高まっているため、エグゼクティブ層として積んだ実績は、将来の転職や起業でも大いに重宝するでしょう。
転職でエグゼクティブ層になることは、良い面ばかりとは限りません。本章では、エグゼクティブ転職のデメリットについて解説します。
エグゼクティブ層は直接的に経営を担うポジションだからこそ、ハイレベルな成果を求められます。例えば、業績の大幅な拡大や新規シェアの獲得、企業理念の浸透、新規事業の創出・黒字化など、どれも企業全体を大きく前進させるような成果です。目標の高さに対して、精神的なプレッシャーを感じてしまう人も少なくありません。
転職で入社した人にとって、異なる企業文化になじむのは時間がかかり、葛藤を覚える場面も多いかもしれません。しかし、エグゼクティブ層は企業理念やビジョンを率先して現場に広めていくポジションです。自分自身が組織のカルチャーにスピーディに共感・適応できなければ、他の経営陣や現場からの信頼を得られません。入社後のカルチャーマッチに苦労しないためには、企業選びの時点で企業文化を深く理解しておく努力が不可欠です。
日本の企業はピラミッド構造になっているため、役職が上がるほど求人の数が減ります。また、エグゼクティブ層の求人は企業の経営戦略に密接に関わるため、詳細が公開されにくく、一般的な転職サイトではほとんど扱われません。前提として求人の母数が多くないため、転職を実現するまでに時間がかかるケースもあるでしょう。
転職でエグゼクティブ層を目指す際、どのように求人を見つければいいのでしょうか。本章では、エグゼクティブ転職で活用できる主な転職サービスについて解説します。
登録型ヘッドハンティングとは、経歴やスキルを登録しておけば、ヘッドハンターからスカウトが届く転職サービスのことです。自身の実績や能力に見合うエグゼクティブ求人が送られてくるため、マッチングの精度が高いという特徴があります。また、スカウトの数や内容によって、自分の市場価値を確かめられるのもメリットです。
ただし、基本的にサービス登録後はスカウトが届くまで待つしかないため、転職までに時間がかかってしまう可能性もあります。短期で転職先を決めるには、他のエグゼクティブ転職サービスとの併用が望ましいでしょう。
転職エージェントとは、転職コンサルタントによる支援を受けながら、転職活動を進められるサービスです。具体的には、履歴書・職務経歴書の添削から求人紹介、面接対策、企業との年収交渉までトータルに支援してもらえます。応募先の社風や経営状況を詳しく教えてもらったうえで、自分に合う職場を選べるのも特徴です。万全な企業研究や選考対策ができるため、自分一人で転職活動するよりも自信を持った状態で転職活動に臨めます。
また、転職エージェントでは、一般的な転職サイトでは扱われない「非公開求人」の紹介も受けられます。数多くのエグゼクティブ求人に出会えるため、自分に合った職場をよりスムーズに見つけやすくなるでしょう。
転職でエグゼクティブ層を目指す際、どのようなことを意識すればいいのでしょうか。本章では、エグゼクティブ転職を成功させるためのポイントについて解説します。
エグゼクティブ層は部門や事業のトップとして働くため、選考ではマネジメントの実績が非常に重視されます。そのため、現職でマネジメントの十分な実績を積んでおくことが大切です。経営層に近い立場の管理職を務めたり、新規事業の責任者に挑戦したりして、人材育成や組織運営の経験を積んでおくようにしましょう。「管理職として○○名を管理した」「組織の成果を○○%に高めた」などの実績は、エグゼクティブ転職で武器になります。
エグゼクティブ層は経営に深く携わるからこそ、応募先企業の経営状況を正しく理解する必要があります。例えば、事業の強みや弱み、主力商品の市場シェア、財務状況などは詳しく調べておくようにしましょう。採用ホームページだけでなく、IR情報や決算書などにも目を通しておくと、経営視点で志望動機を考えやすくなります。
エグゼクティブ層は組織を代表する人材として、カルチャーマッチが強く求められます。だからこそ、給与や待遇などの外発的動機付けだけではなく、仕事のやりがいや組織文化への共感といった内発的動機付けも重視するようにしましょう。「心から企業理念に共感できるか」「本当にその事業を世に広めたいと思えるか」「一緒に働きたいと思える仲間がいるか」などの視点で企業を選ぶことで、入社後の意欲向上にもつながりやすくなります。
エグゼクティブ人材は入社後すぐに経営へ参画することになるため、応募先への深い理解が必要です。入念に企業研究しておくことで、選考で企業から評価を得やすくなり、入社後のスピーディな活躍にもつながるでしょう。また、自分から希望年収を伝えるのが難しいという場合は、転職エージェントに年収交渉を代行してもらうのも重要なポイントです。
ただし、自分一人で企業研究するには限界があり、どうしても情報が不足してしまうこともあります。そのため、転職エージェントを積極的に活用し、転職コンサルタントから応募先の詳しい情報を教えてもらうことも大切です。経営状況や社風、一緒に働く同僚たちの雰囲気など、応募先の内情について細かく情報提供してもらえるため、より有利にエグゼクティブ転職を進められるでしょう。
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