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管理職経験を自己PRで効果的にアピールする方法とは?企業から求められる主な経験も解説!

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管理職として転職を考えているものの、「履歴書・職務経歴書の自己PR欄で何をアピールすればいいか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に管理職は組織内での役割が多岐にわたるため、どの実績・スキルをアピールすべきか迷ってしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、管理職が転職の際に「自己PR欄でアピールすべき内容」や「アピール内容を考える方法・ポイント」について解説します。また、「管理職が企業から求められやすい経験」も紹介しますので、ぜひ履歴書・職務経歴書の自己PR欄を記載する際の参考にしてみてください。

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管理職の効果的な自己PRのアピール内容を考える

管理職はどのように自己PRすれば効果的なのでしょうか。ここでは、管理職の効果的な自己PRのアピール内容を考える際の流れを「4つ」のステップで解説します。

STEP1:企業から求められる経験・スキルを把握する

まずは求人を読み込み、企業から必要とされている経験やスキルを把握します。例えば、「新規事業の責任者」の募集であれば、「参入先のマーケットに関する知見」や「部署の立ち上げ経験」が求められるでしょう。このように応募先企業での役割や部署の管掌範囲などを細かく理解しておくと、アピールすべき内容も見えてきます

STEP2:自分の業務経験を洗い出し、プロセスと実績をまとめる

続いては、応募先企業にアピールできるような自分の業務経験を洗い出し、業務に取り組んだ際のプロセスと実績をまとめましょう。例えば、経理部の部長として組織改善に取り組んだ方であれば、以下のような内容です。

「部署の生産性を高めるため、経営層に進言して会計ツールを導入した。自分自身が率先してクラウドについて学習し、部下に向けてツールの勉強会も開催。その結果、部署全体の残業時間を1人平均月10時間削減できた」

このように起承転結のある具体的なエピソードを交えて伝えると、採用担当者に分かりやすく能力の高さをアピールできます。その結果、「この人材は自社でも活躍してもらえそう」という印象を持たれやすくなるでしょう。

STEP3:身につけたスキルを言語化する

業務経験をまとめたら、そこで身につけたスキルを言語化します。STEP2で紹介した例であれば、「課題解決スキル」や「コーチングスキル」、「交渉力」などを習得できたはずです。このように自身のスキルをひと言で言語化しておくと、自己PRで「貴社でこのようなスキルを活かせます」と端的にアピールできるようになります

STEP4:応募先に合わせて、即戦力であることを表現する

最後はSTEP1~3の内容をまとめて自己PRに記載します。その際、「【1】担当した業務内容は何だったのか」→「【2】どのようなプロセスで取り組んだのか」→「【3】どのような実績や成果が得られたのか」→「【4】どのようなスキルが身についたのか」→「【5】そのスキルをなぜ応募先企業で活かせるのか」の順にまとめるとスムーズです。この流れで書くことで、応募先企業にとって即戦力であることが伝わり、選考でも好印象でしょう

管理職が自己PRでアピールする際のポイントとは?

管理職が履歴書・職務経歴書の自己PR欄で経験や実績、スキルなどをアピールする際、意識すべきことはあるのでしょうか。ここでは、管理職が自己PR欄でアピールするときの「2つ」のポイントについて解説します。

(1)実績は具体的かつ項目別に書く

管理職が自己PRで実績をアピールする際は、長文で記載するよりも、項目別に記載することをおすすめします。見出しを設けることで、何についての実績かわかりやすくなるためです。加えて、各項目に具体的な例を書くことも大切です。例えば、マネジメントした部署の「人数」や部下の「年次」や「職種」、組織として記録した「業績」や「達成率」などまで詳細に記載します。定量的な実績でアピールするほうがインパクトも生まれるため、採用担当者に能力の高さが伝わりやすくなるでしょう。

(2)面接での受け答えも意識して書く

履歴書・職務経歴書の自己PR欄に書いた内容は、基本的に面接で深掘りされます。そのため、自己PR欄の内容は、質問が来てもスムーズに返答できるようにシミュレーションしておくことも一つの対策です。また、職歴や志望動機の項目とも不整合がないように記載することで、面接でも安心して受け答えできるようになります。

管理職が企業から求められる主な経験とは?

管理職は選考において、企業からどのような経験を求められることが多いのでしょうか。ここでは、管理職が自己PRでアピールすべき「5つ」の経験について紹介します。

(1)プレイングマネージャーとしての経験

近年は少子高齢化や働き方の多様化の影響もあり、人手不足の企業も増えています。そのため、管理職がマネジメント業務に専念できるケースは少なく、プレイングマネージャーとして現場の業務も兼ねることがほとんどです。そのため、専門職としての経験や実績、マーケットに関する知見が求められることも多いでしょう。特に人数の少ないベンチャー企業や新規事業を立ち上げる企業では、プレイングマネージャーとして事業をけん引する手腕が問われます。

(2)部下を動機づけ、成果を出させた経験

管理職の最たる役割は、部下にパフォーマンスを発揮させ、組織目標を達成することです。その意味で、部下を動機づけ、成果を高めた経験がある管理職は一目置かれやすいでしょう。例えば、部下との定期的な面談や目標達成に向けてのコーチングをし、組織の成果を向上させた実績は強みになります。特に動機づけスキルは、既存事業の業績が伸び悩んでいたり、中堅層が不在で新人育成に課題を感じていたりする企業で重宝されるでしょう。

(3)組織の課題を発見し、解決した経験

経営層は「より働きやすい環境」や「より生産性の高い組織」を目指して、積極的に自部署の仕組みを改善する姿勢も求められます。その点、業務フローを刷新したり、新しいツールを導入したりして、組織の生産性やパフォーマンスを向上させた経験は大きな強みになるでしょう。こうした課題解決の経験・スキルは、特に「古い体質を脱却したい老舗企業」や「女性活躍やダイバーシティの推進を活発化させたい企業」などで必要とされます。

(4)コミュニケーション能力を発揮した経験

管理職は業務のなかで、経営陣や他部署の管理職と意見を交わす機会が数多くあります。そのため、コミュニケーション能力を発揮した経験は企業から重宝されるでしょう。例えば、大規模プロジェクトの指揮をとったり、業務改善のために現場の声を上層部に進言したりした経験は選考でアピールできる武器です。特にコミュニケーション能力は、部署の垣根を越えた連携が求められるベンチャー企業や中小企業で求められる傾向にあります。

(5)組織としての戦略を設計した経験

近年は時代の変化が激しく、市場が短期間で一変してしまうリスクを秘めています。こうした不安定な状況だからこそ、管理職には経営者の視点を持って、組織の中長期的なビジョンを描ける能力が求められているのです。そのため、現職で象徴的なビジョンや戦略を掲げ、成果を出したことのある経験は選考でも評価されやすいでしょう。特に新規事業の責任者やより経営層に近いポストを任される場合には、アピールすべき内容だといえます。

管理職の自己PR記入例を紹介!

管理職が履歴書・職務経歴書の自己PR欄を記入する際には、具体的にどのように書けばよいのでしょうか。ここでは、「営業課の課長を経験したことのあるケース」を例に挙げて、自己PRの記入例を紹介します。
※今回は、応募先企業でプレイングマネージャーとして営業職のスキルも求められるケースを想定しています。その際は、「営業職」「管理職」時代の自己PRをどちらも記入し、両方の強みをアピールすることが大切です。

<記入例>

【営業職としての強み】
◎成果にこだわり抜く姿勢
入社から5年間、労務管理クラウドサービスの営業として、大口顧客の新規開拓を担いました。顧客のニーズに刺さるような提案シナリオを入念に準備し、丁寧な提案を心がけました。また、社外研修にも自主的に参加し、スキルを向上。結果的に、単月での平均受注数7件を獲得しました。以降の工程を担うカスタマーサクセスと連携し、解約率も平均1.5%に抑制。業績向上に貢献し、2年目で月間MVPという社内賞を受賞しました。このように成果にこだわり抜く姿勢は、貴社で新規開拓の営業部をマネジメントする上でも活かせると考えています。

【管理職としての強み】
◎部下の能力に応じた動機づけ
リテール営業部1課の課長を4年間担当しました。当部署は新卒2~3年目という年次の浅い社員のみの組織でした。部下の成長が急務と考えた私は、週1回部下と1on1ミーティングを行い、個々のスキルアップシートを作成。進捗を毎週振り返りました。また、週1回部署全体でノウハウ共有会を実施し、部下のスキル向上を図りました。結果的に当部署は2期連続で営業部内1位の成績となり、社長賞も受賞しました。このように「部下の適性に応じて動機づけられるスキル」は、社員の多様性を重んじる貴社にて大いに発揮できると考えています。

自己PRの添削は転職エージェントに相談を

管理職が自己PRで効果的に強みをアピールするためには、自身の実績やスキルを棚卸しすることが大切です。また、企業から求められている役割・能力に応じて、アピールの内容を柔軟に調整することも重要でしょう。

こうした自己PRは、転職の専門家である転職エージェントにアドバイスをもらったほうが内容をより洗練できます。転職エージェントを活用すれば、客観的な視点から「アピールすべきポイント」や「採用担当者に響く伝え方」についてアドバイスを受けることが可能です。また、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策まで一貫して支援してもらうこともできます。そのため、転職エージェントを積極的に活用することでより効果的な自己PRを考えることができ、管理職としての転職を有利に進められるでしょう。

パソナキャリアは、管理職求人の割合が「28.4%」を占めるハイクラス向け転職エージェントサービスです。管理職の転職を支援してきた豊富な実績があるからこそ、最適な自己PRの書き方もアドバイスできます。ぜひ管理職として転職を検討の際には、お気軽にパソナキャリアをご活用ください。