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「この会社、大丈夫かな?」
仕事をしていると、企業から不穏な気配を感じることがあるだろう。せめて自社には息の長い会社であってほしいが……。
「会社の将来性を見て転職先を選ばないと、入社した会社がことごとく倒産してしまうなんてこともあります」と、恐ろしい現実を教えてくれたのは、キャリアカウンセラーの藤井佐和子さん。転職してすぐ倒産するような会社を選んでいる時点で、「見る目」がないといわれても仕方がないだろう。これまで1万人以上の女性の転職支援をしてきた藤井さんに「先行き不安」な会社の見分け方を聞いた。
「自社であれば、会社の先行きは、上層部の動きに注目するとわかりやすいんです。外部からコンサルタントを呼んだり、経営メンバーをヘッドハントしたりして、上層部の人材や意見がコロコロ変わるのは、会社が方向性を見失っている証拠ですから」
たしかに、上層部が一貫性のない舵取りをしていれば、行き先に不安を覚えてしまうだろう。だが、これは内部にいないとわからない情報でもある。もし転職をするときは、どのようなポイントで会社を選べば良いの?
「一番わかりやすい基準は『会社で扱う商材の将来性』です。将来性のある商材がないと、営業力があってもニーズがないので、長くは売れません」
ただし、今ある商材を主力にしつつも、将来性のある新規事業にうまく投資している会社は、その限りではない。写真フィルムを販売していた企業がその技術力を活かし、ヘルスケア分野で事業を展開する事例などがこれに当たるだろう。転職にあたっては、やはりその会社が何をしているのか、徹底的に調べることが重要なのだ。
「一般的に有名ではない中小企業でも、国内シェアのほとんどを占める部品を製造していたり、その会社が特許を持つ商材を扱っていたりする場合があります。自分が興味関心を持つ分野の会社だけではなく、世の中に必要な商品を作り続けている会社をチェックしてみましょう」
このように流れを読む「目」はどのように養えばいいのだろうか。藤井さんによれば、「まずは毎日、新聞やビジネス雑誌を読むこと」がおすすめだという。
「特に注目するべきは、各企業の黒字・赤字の情報です。昨年度の業績が赤字だからこの会社は先行き不安だと決めつけてしまうのは安直ですが、今季は新規事業の立ち上げ期だとか、アベノミクスで好調な事業領域だとか、企業動向やトレンドを把握しておくと、いざというときに役に立ちます」
また、藤井さんからは、「先行き安泰な会社など存在しない」というアドバイスも。今は安泰でも、突然の合併、それに伴う人員削減など、将来何があるかはわからない。
ビジネスパーソンにできることは、今の会社に残るにしても転職するにしても、不測の自体に備えて自らの実績を積み上げておくことが重要だ。油断せず、いつでも自分が「会社に必要とされる人材」になるよう意識したい。
(真崎睦美)
<取材協力>
キャリアカウンセラー 藤井佐和子
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