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「今日は残業しよう」と思った日はいまいちはかどらず、夜に予定を入れている日ほど仕事のスピードが上がった経験はないだろうか。このことからも、1分1秒でも早く帰りたいと願う気持ちの方が、仕事を終わらせる上でよっぽど大事だと筆者は思う。
だが、予定があろうが早く帰りたかろうが、仕事の量は減らないし、時間も待ってくれない。仕事を短時間で終わらせなければならないときほど、個々人の工夫がものをいうはずだ。そこで、いつも帰宅が早い周囲のビジネスパーソンたちに、業務を効率的に終わらせるためのオリジナルのテクニックを聞いてみた。
まずは、「毎日、出社した瞬間から帰ることばかり考えている」という男性の意見から。
「自分の席の横に大きな段ボール箱を置いて、いらない書類を片っ端から入れて、マイごみ箱にしています。いちいちごみ箱に捨てに行くと、その間に上司に呼び止められて仕事を振られたり、雑談の相手をさせられたりするので。余計な仕事を増やさないため、無駄な時間を過ごさないため、毎日がサバイバルです」(31歳・商社)
なお、段ボール箱には「機密書類」と大きく書いて、自分用のごみ箱だとバレないようにしているそうだ。
次は、すでに取り入れている人もいるかもしれない。メールを少しでも早く打つための工夫について。
「メールでよく使うフレーズを辞書登録しています。『お』と打ったら『お世話になっております』、『よ』で『よろしくお願いいたします』がすぐに出るように。コンマ1秒レベルでも短縮することで、積み重ねにより、実際に仕事の進みも早くなりました」(28歳・メーカー)
応用として、担当している各プロジェクトでよく使う言葉を登録しておくのもいいかもしれない。また、年末には「本年はお世話になりました」、年始には「あけましておめでとうございます」を登録したい。
集中するための工夫として、「椅子を使わない」という意見もあった。
「机の上に箱を積み上げて、パソコンを高い位置に置いて、立って仕事をしています。フロアの中で立っているのは僕だけなので、最初はすごく変な目で見られましたが……。椅子に座っていると、リラックスしてしまってはかどらないんですよ。立っていると疲れるから、少しでも早く終わらせようと集中できます。たまに集中しすぎて、定時より早く終わることもあるくらい。隙間の休憩時間すらすべてカットして、無駄なネットサーフィンも一切しなくなりました」(30歳・IT)
そして、誰もが明日から始められそうなテクニックが「マスク作戦」だ。必要なのは、毎日一枚のマスクだけ。
「忙しい日や早く帰りたい日は、マスクをして仕事しています。そうすると、体調が悪そうに見えるからなのか、みんな話しかけてこないんです」(28歳・出版)
隣の席でマスクをしているあの同僚も、もしかしたら体調不良なわけではなく、集中したいだけかもしれない。
賛否両論あるかとは思うが、こんな意見もあった。
「基本的にやり取りはすべてメールにしています。電話が急にかかってくると、そのときやっていた仕事が中断してしまうので。仕事は、一度始めてしまえば集中の波に乗れるのですが、はじめるまでの初動に一番エネルギーを使うんですよ」(32歳・広告)
そもそも、早く帰れない理由は、仕事の量や早さの問題ではなく、社内で醸し出される“帰りづらい空気”にあるのかもしれない。そのような空気の中で、涙ぐましい努力をしている人もいた。
「どうしても帰りたいときは、ダミーのカバンとジャケットを置いて帰っています。机の上には書きかけのメモ帳を開いて、ペンを置いて、“メモの途中でトイレに行っているだけですよ”という雰囲気にしておきます。エレベーターで上司と鉢合わせてしまって、オフィスに戻される失敗をしたこともありますが……」(30歳・IT)
それでも、早く帰る情熱は失われていないという。「出世したいとかの野心はないけれど、早く帰ることに対する野心はあるんですよ」とのこと。
いずれも、「早く帰りたい」という情熱あふれるテクニックばかりだろう。「早く帰りたい」は「怠け」のようなネガティブなものに感じてしまうが、こうしてみるとそうとも言い切れない。
人類の発明には、“サボりたい”“ラクしたい”といった思いに端を発するものも少なくない。「早く帰りたい」というそのひたむきさは、思いもよらない発想を生み出す可能性を秘めているのだ(たぶん)。
(朝井麻由美+ノオト)
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