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<目次>
一般的な履歴書の右下に設置されているのが、本人希望記入欄です。2021年に厚生労働省が発表した履歴書テンプレート(厚生労働省様式)では「特に給料・職種・勤務時間・勤務地・その他についての希望などがあれば記入」と補足説明が添えられています。では、具体的にどのような書き方をしたら良いのでしょうか。
本人希望欄は、職種や勤務時間・日数、勤務地などに関する譲れない条件を伝える場です。また、選考や採用に関するスケジュールの希望を伝えることもできます。次のようなケースに当てはまる場合は、本人希望欄に希望を記載すると良いでしょう。
<希望条件を書いたほうがいいケース>
勤務や選考に関して特に希望がない場合も、本人希望欄を空欄にするのは避けましょう。「貴社の規定に従います」と記入するのがマナーです。
採用担当者は本人希望欄を、募集ポジションと求職者とのマッチ度を測るための参考材料としてチェックします。「求職者の希望が叶えられるか」「入社後にどのような配慮が必要なのか」などの観点で見るため、イメージを具体化できるような情報を書いてみてください。
また本人希望欄は、採用担当者が選考中や採用後に、求職者へどのような考慮が必要か知るための役割もあります。そのため、本人希望欄を記入することで自分にピッタリの仕事に就きやすくなるでしょう。
本人希望欄に希望を書く際の例文を、ケース別に紹介します。
複数の職種や勤務地を同時に募集している求人の場合、どのポジションを希望しているのか一見わかりにくいため、本人希望欄ではっきり伝えると良いでしょう。
<例文>
職種を記入する際は、求人に記載されている表記を使用してください。勤務地に関する希望に「子どもが◯歳になるまで」「親の介護の手が離れるまで」といった期間制限がある場合は、いつごろまでなのか明記します。そうすることで、採用担当者が入社後のイメージを持ちやすくなるでしょう。
在職中で退職までに必要な引き継ぎ期間がわかっている場合は、入社可能時期を記載します。
<例文>
保育園の送り迎えにより残業が難しい場合や、時短勤務を希望している場合は、その旨を明記します。
<例文>
現住所とは異なるエリアの求人に応募する場合や、採用後に引っ越しを検討している場合は、その旨を記載します。引っ越しをともなう転職への意欲を示せるため、モチベーションの高さを伝えられるでしょう。
<例文>
現在在職中で退職後に引っ越し作業の期間を設けたい場合も、「退職日より◯日以内に入社可能です」と入社希望時期も書き添えると良いでしょう。
定期的に通院が必要な持病があり、通院が勤務時間帯と被ってしまう場合も、本人希望欄で伝えておきましょう。
<例文>
健康状態はプライベートな問題ですので、病名を具体的に書く必要はありません。休みが必要なことと、業務に支障がないことを伝えることで、入社後のトラブルを防ぎやすくなります。
在職中で、応募先企業からの電話連絡に応じられるスケジュールが限られている場合は、対応可能・または不可能な時間帯を明記します。ただし、連絡手段は主にメールのため、夜勤などやむを得ず電話に出られないといった特別の事情がない限り、あえて記載する必要はないかもしれません。記載方法によっては自己中心的な印象も与えかねないため、できる限り丁寧な表現を心がけましょう。
<例文>
あらかじめスケジュールを共有しておくことで、採用担当者の手間を減らせるでしょう。さらに、勤務時間中は対応できないと伝えることで、仕事へまじめに取り組む姿勢もアピールできる効果もあります。
本人希望欄に書くことで、採用担当者にネガティブな印象を与えてしまう内容もあります。
希望条件とはいっても、希望年収を本人希望欄で伝えるのは避けましょう。年収交渉をしたい場合は、面接や内定後に実施するのが一般的です。また、家庭の事情や健康上の理由などをのぞき、休日や残業時間の希望を書くのも不適切だとされています。
勤務や選考に関する希望以外の内容を、本人希望欄に書くのも避けてください。たとえば本人希望欄で自己PRや志望動機を伝えると、「マナーのなっていない人」という印象を与えかねません。採用担当者に志望度の高さを伝えるためであっても、かえってネガティブな印象を抱かせてしまうリスクがあるためやめましょう。
本人希望欄の希望の伝え方によって、採用担当者からの印象を左右するかもしれません。好印象にも悪印象にもつながる可能性があるため、事前にコツを理解しておきましょう。
履歴書の資格欄や志望動機欄などは、しっかりとしたボリュームを書くことで熱量を伝える効果があります。しかし、本人希望欄では内容量が多いと、選考結果に悪影響をもたらすかもしれません。情報の過不足がないよう、できるだけ短い文章で伝えるよう努めましょう。
本人希望欄に書くのは譲れない条件ではあるものの、あまり細かく記入すると「こだわりが強い人」というネガティブな印象を持たれてしまうかもしれません。たとえば営業職の募集に対して、「ルート営業を希望します」と問われていない希望を書くようなことは避けましょう。希望はできるだけ幅をもたせた書き方をすることで、柔軟で素直な人柄をアピールできます。
たとえ多忙で毎日深夜まで働いていたとしても、「連絡可能時間帯:平日23時以降」など非常識な時間を書くのは避けてください。採用担当者に、残業や休日出勤を強要しているような意味として捉えられてしまうためです。希望を記入する前に、相手に無理を強いてしまう内容かどうか考えると良いでしょう。
本人希望欄では、希望に理由を添えて書くようにしてください。ただし、理由も正直に書いたほうがいい場合と、書き方を工夫したほうがいい場合があります。たとえば入社希望時期に関して、「最終出社日後に有給休暇を消化してから入社したい」と思っていたとしても、その通り書くのはおすすめできません。有給消化が完了する日を退職日として、「引き継ぎのため」と伝えるのが無難です。
本人希望欄の文章は否定形ではなく肯定形で書くことで、ポジティブな印象になります。たとえば配属先の候補が札幌・東京・福岡の3拠点の求人で、勤務地の希望を記載するとします。札幌と福岡での勤務が厳しい場合であっても、「札幌・福岡支社は勤務不可能」と書くと入社意欲が低いのではと捉えかねません。「東京本社での勤務を希望します」と書くことで、前向きな姿勢を伝えられるでしょう。
履歴書の本人希望欄は、勤務や選考に関する希望を採用担当者へ伝えためのスペースです。家庭の事情や健康面などのやむを得ない理由で、勤務時間や勤務地に制限がある場合は、端的にわかりやすく記載しましょう。また、現職の退職予定日や選考中のスケジュールで希望がある場合も記入しておくと、日程調整がスムーズに進みます。ただし、正当な理由がない希望を伝えると、採用担当者にネガティブな印象を与えてしまいます。年収や残業に関する希望も、本人希望欄へ書くには適さない内容です。
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管理部門(経理財務・法務・経営企画等)ハイクラス領域専門部署にてキャリアコンサルティングに従事。現在はハイクラス・管理職向けのセミナー・イベントを通じて転職後のキャリア構築をお手伝いしています。
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