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<目次>
応募先にPCスキルをアピールしたい場合、職務経歴書にどう記入したらいいのでしょうか。
職務経歴書のフォーマットは自由ではあるものの、「職務要約」「職務経歴」「保有資格・免許欄」「自己PR」の4つは必須項目だとされています。PCスキルを記載する場合、このうち「保有資格・免許欄」に並べる形で「活かせる経験・スキル」という項目を作って書くのが一般的です。PCスキル以外に記載するスキルがない場合は、項目名を「PCスキル」にすることで見やすくなります。
事務や総務のようにOfficeを実務で多用する職種や、ITエンジニアのようにPCスキルがそのままポジションに反映される職種では、スキルシートとしてPCスキルを表にまとめるのが一般的です。一覧表として記載することで、採用担当者にスキルレベルを詳細に把握してもらいやすくなります。
Word | 書式設定・印刷設定 |
---|---|
ページ設定(行間・段落の間隔、インデントの設定) | |
ヘッダー・フッターの設定 | |
表の作成 | |
図表・テキストボックスの挿入 | |
文書保護のセキュリティ など | |
Excel | 書式設定・印刷設定 |
データのフィルタリング | |
グラフ作成 | |
関数を使った四則演算 | |
関数によるデータ検索・計算(IF関数、VLOOKUP関数など) | |
ピポットテーブルの作成・管理 | |
マクロやVBAスクリプトの編集 など | |
PowerPoint | 書式設定・印刷設定 |
スライド追加・削除・並び替え | |
図表・テキストボックスの挿入 | |
スライドショーの設定 | |
スライドマスターによるレイアウトやフォントの編集 など |
項目 | 名称 | 期間 | レベル |
---|---|---|---|
OS | |||
言語 | |||
DB | |||
その他 (フレームワークなど) |
職務経歴書でPCスキルを効果的にアピールするには、コツがあります。次の流れをふまえて、企業に魅力的に伝わるようPCスキルを記入してみてください。
まずは、自分の持つPCスキルを整理します。PCスキルとして表現しやすいのは、業務で使用経験のあるツールの名称と、具体的な活用方法です。たとえば、WordやExcel、Power PointといったMicrosoft Office製品をはじめ、PhotoshopやIllustratorといったデザインツール、アプリケーションソフトなどです。また、ITエンジニアであればプログラミング言語もPCスキルに含まれます。それぞれの使用歴とスキルレベルを箇条書きで書き出して、整理しておきましょう。
募集要項や採用ページなどから、応募職種で求められているPCスキルのレベル感を把握しましょう。応募先の求めるPCスキルが詳しく書かれていない場合は、同じ業界の似た職種の求人や、同業種の人のプロフィールが参考になります。
職務経歴書には、できるだけ具体的な表現でPCスキルを記載してください。たとえばWordであれば「基本操作」ではなく、「書式設定」「ページ設定」といった具体的な操作を記載したうえで、見積書や提案書のように作成した成果物などを挙げるようにしてください。
PCスキルの書き方や文例を、職種別に紹介します。
営業に求められるPCスキルは、WordやExcel、Power Pointなどでの取引先への提案資料や見積書、社内の売上管理などが代表的です。くわえて、ビジネスチャットやMAツールなど、業務上で使用したツールも記載しましょう。
<記入例>
Word:提案書、見積書、議事録など各種文書の作成・編集
Excel:顧客データ管理、売上分析(VLOOKUP、ピポットテーブルなど関数)
PowerPoint:提案資料、プレゼンテーション資料作成
その他:Slack、Zoomなども日常的に使用
事務や総務に求められるPCスキルは、WordやExcelでの文書・表作成が中心です。くわえてAccessの使用経験があれば、強みとしてアピールできます。こうしたOffice製品を実務で使用する場合は既成のフォーマットを活用するケースが一般的ですが、新たに表やフォーマットを作成した場合はその旨も明記してアピールしましょう。
<記入例>
Word:見積書・契約書・社内文書など社内外の各種文書の作成
Excel:関数を使った売上データ表の作成・分析
Power Point:提案資料の作成
Access:データベースの入力・修正
経理経験者の場合、採用担当者からこれまでどの会計ソフトを使用してきたかをチェックされます。応募先で使用しているソフトの実務経験があれば、アドバンテージになるでしょう。くわえて一般事務と同様に、WordやExcel、Power Pointなどのスキルも記載してください。
<記入例>
会計システム:freee、弥生会計、勘定会計など
Word:提案書・見積書・請求書などの社内外文書の作成
Excel:VLOOKUP、IF関数、ピポットテーブルなど
Power Point:会議資料の作成
人事の業務範囲は、会社によって異なります。採用活動に力を入れている会社では、応募者向けのパンフレット作成や、会社説明会のスライド作成に携わることもあるでしょう。実務経験のあるツールをすべて挙げることで、スキルの幅広さをアピールできます。
<記入例>
Word:研修資料・社内文書などの各種文書の作成
Excel:社員管理リストの作成、表計算
Power Point:会社説明会用スライドの作成
Illustrator CC:採用パンフレットの編集・調整
Photoshop CC:採用パンフレット用写真のレタッチ
SEやプログラマなどのITエンジニアは、PCスキルがそのまま実績となるため、スキルシートの形で詳細に記載するのが一般的です。それぞれのスキルには、実務経験を積んだ期間や、具体的にどの程度使用可能かを明記しましょう。
項目 | 名称 | 期間 | レベル |
---|---|---|---|
OS | Windows Server | 3年 | 環境構築/開発/テスト |
言語 | Java | 3年 | 環境構築/開発/テスト |
DB | MySQL | 1年半 | データベース設計/運用/保守 |
その他 (フレームワークなど) |
Spring Framework | 2年 | アプリケーション開発/保守 |
マーケティング職のPCスキルは、Officeソフトにくわえて、CRMやMA、CMSなどの専門ツールの使用経験も記載しておきましょう。コンテンツ制作に携わる場合などは、IllustratorやPhotoshop、動画作成ツールなどの使用経験もあれば記入してください。
<記入例>
Word:社内文書・提案資料などの各種文書の作成
Excel:売上管理表やデータ表の作成
Power Point:プレゼン資料の作成
Access:データベース作成
Salesforce:顧客管理・分析
WordPress:オウンドメディアの更新・分析
フォトグラファーやデザイナー、映像クリエイターなどのクリエイティブ職は、使用経験のあるアプリケーションやOSなどを並べていきましょう。IllustratorをはじめとするAdobe製品のアプリケーションは、使用中のバージョン(CS・CCなど)も記載してください。
<記入例(Web広告領域のグラフックデザイナー)>
Illustrator CC:広告デザイン制作
Photoshop CC:広告デザイン制作、写真レタッチ
HTML、CSS、JavaScript:LPのコーディング
OS:mac OSX
PCスキルを客観的に示す指標として、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)がおすすめです。MOSとはWordやExcel、PowerPointといったMicrosoft Office製品の操作スキルを評価する資格試験で、試験はソフトごとに受験できます。そのうえ、WordとExcelは一般レベルと上級レベルの2段階に分かれているため、上級レベルに合格することでPCスキルの高さをアピールすることが可能です。
また、他にもPCスキルをアピールできる資格として、以下のようなものがあります。
PCスキルがとくに重視される職種に応募する場合は、ぜひ資格取得にもチャレンジしてみてください。
職務経歴書に書くPCスキルについて、よくある質問をまとめました。
PCスキルは、職種・業界を問わず活用できるスキルです。初級レベルであっても記載することで、採用担当者にアピールしやすくなるので、「特になし」とせず具体的に記載するようにしましょう。
Googleスプレッドシートの場合、関数などのスキルはExcelスキルで示したうえで、「その他のツール」としてビジネスチャットなどとともに記載するのが基本です。ただし、拡張機能などを導入した経験があれば、詳しく記入するといいでしょう。
勉強中であることを併記したうえで、PCスキルの1つとして記載してください。たとえ応募条件として記載されているスキルが勉強中の段階であったとしても、前向きな姿勢や意欲を伝えられるので、積極的に書いておきましょう。
職務経歴書にPCスキルを書く場合、基本的には「活かせる経験・スキル」欄に記入します。PCスキルは幅広い職種で活かせますが、求められるレベルや分野は職種によってさまざまです。応募職種で活かせるスキルを具体的に記載することで、採用担当者に適性をアピールできるでしょう。MOSをはじめPCスキルを証明できる資格もさまざまにありますので、転職にむけて取得しておくのもおすすめです。
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