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転職の最終面接で採用率を上げるポイント!一次面接との違いは?

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書類選考と面接を通過し、最終面接までたどり着ければ、いよいよ転職活動もクライマックスです。最終面接は、一次、二次面接と比べて通過率が高い傾向にあるため、内定はほぼ確実と考えている人もいるでしょう。 しかし実際は、最終面接で不採用になる人も少なくありません。採用されるためには、最終面接まで十分な対策が必要なのです。 今回は、一次、二次面接と最終面接の違い、最終面接のパターン、採用率を上げるための対策についてご紹介します。

<目次>

  • 1. 最終面接で落ちる人は意外と多い
  • 2. 最終面接と一次・二次面接の違い
  • 3. 転職時の最終面接のパターン
  • 4. 最終面接で採用率を上げるポイント
  • 5. 最終面接は自信を持って臨もう

最終面接で落ちる人は意外と多い

入社前の顔合わせのようなものと思われがちな最終面接ですが、実はここで不採用になる人が意外に多いのです。
最終面接というと、「ここまでたどり着けば、内定はほぼ確実」「内容も条件確認と役員との顔合わせ程度」と楽観的に考える人がいますが、これは大きな間違いです。確かに、雑談程度の顔合わせで終わることもありますが、最終決定を社長や役員に一任するという企業もあります。その場合、一次、二次面接を高評価で通過してきたとしても、最終面接で評価されなければ、不採用になってしまいます。
最終面接には最終面接用の対策が必要なのです。

最終面接と一次・二次面接の違い

最終面接で気を付けるべきポイントについて、一次、二次面接と比較しながら解説します。

●一次・二次面接で見られている点

中途採用の一次、二次面接では、採用予定部署の担当者や人事担当者が出てくるのが一般的です。主に見られているのは、経験やスキル、志望動機など、履歴書に書いてある内容です。一次、二次面接の選考を通過できれば、能力面や志望動機については現場のお墨付きがもらえたと判断して良いでしょう。

●最終面接で見られている点

最終面接で見られている点は、「人間力」です。社長や役員といった経営層が忙しい時間を縫って直接面接をしながら、応募者の仕事に対する意欲や、コミュニケーション能力などさまざまな点をチェックして、採用すべき人材かどうかを判断します。
社長や役員の多くが知りたいことは、応募者のビジョンです。ビジョンとは、応募者の将来像や目標、やりたいと思っている業務などです。将来のビジョンが、会社の方向性と合っているかどうかを確認することで、会社への適合性を判断しようとしています。

面接では、ビジネスマナーも重要なポイントです。面接官が社長や役員の場合、礼儀やマナーに厳しい年配の方もたくさんいます。ビジネスパーソンの基本であるマナーができていないと、社会人として不適切だと判断されることもあります。最低限のマナーを身に付け、失礼のないように面接に臨みましょう。
また、応募者の入社意欲も重視されています。その点も忘れないようにしましょう。

転職時の最終面接のパターン

最終面接のパターンは主に「通常の面接タイプ」と「雑談タイプ」の2種類あります。それぞれの質問の傾向や、意図などについて見ておきましょう。

●通常の面接タイプ

一次、二次面接と同じ質問形式の面接です。採用予定部署の担当者や人事担当者に答えた自己紹介や志望動機と同じ内容を、あらためて答えさせるケースもあります。
また、あえて突っ込んだ質問や、意地悪な質問で揚げ足取りをして、応募者の人間性を探ろうとするケースも見られます。このような内容をあらかじめ想定し、自身の回答に突っ込まれた場合の対策をしておくことが大切です。質問されたときに、冷静に自分の考えを答えることができれば、「トラブルに対しても柔軟に対応できる」として、人間性に対する評価も上がるでしょう。

最終面接官の社長や役員は多忙ななか候補者の面接を行っているため、面接時間が少ない場合もあります。質問の回答は、端的にわかりやすく答えるようにしましょう。

●雑談タイプ

もう一つの面接のパターンは、雑談タイプです。これは話し好きな面接官の場合によく見られます。面接官は、雑談を通して応募者の本心や性格を探ろうとします。雑談タイプの面接では、自分が話す内容以外に、面接官の話を聞く姿勢も評価対象となります。面接官が話している際も、自分の評価をされているということを意識しましょう。
注意点は、面接官が話す内容や質問に否定的な回答をしないようにすることです。話の内容に共感し、肯定の態度を示しながら聞くことで、会話がスムーズに運ぶでしょう。

雑談タイプの面接では、場の空気が和んでいるため、気を抜いてしまいがちですが、最後まで面接にふさわしい、礼儀正しい態度を心がけることが大切です。

最終面接で採用率を上げるポイント

最終面接を通過して採用を勝ち取るためには、面接官である経営層の評価を上げる必要があります。そのために、次のポイントを押さえておきましょう。

●逆質問には必ず答える

面接の最後に、面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。それを「逆質問」といいます。逆質問は面接の合否を決める重要なポイントの一つです。「いえ、特にありません」「大丈夫です」などと答える人がいますが、それでは内定までたどり着くことは難しいでしょう。
逆質問を想定し、事前に内容をいくつか準備しておくことが大切です。

ただし、最終面接の逆質問では注意すべき点があります。それは、会社の経営層に「現場の詳細」や「人事制度」「給料」などの質問をすることです。これらの質問は、一次、二次面接で人事や現場の採用担当者に聞いておくべき内容であり、経営層に尋ねることではありません。最終面接では、経営層にしか聞けない質問を用意しておきましょう。
例えば、「経営層から見た会社の魅力」「入社までに勉強をしておいたほうが良いこと」「身に付けるべきスキル」「どのような資質をもった社員が多いのか」など、すでに自分がその会社で働くイメージをもっていることが伝わるような内容を準備しておくと良いでしょう。

●志望動機は明確にする

経営層になればなるほど、社員が愛社精神をもっているかどうかを気にします。最終面接でも志望動機を聞かれるケースがあるのはそのためです。その場合は、会社に対する強い思いや仕事に対する意欲を直接アピールすることが重要です。
例えば、「貴社は、◯◯という戦略を掲げ、他社に先駆けた積極的な販売展開をされています。その点に貴社ならではの、◯◯という魅力を感じております。」など、企業のもつ強みや特徴を盛り込んでアピールします。面接官に「本当にうちの会社で働きたいのか?」「入社しても意欲的に働いてもらえないのでは?」といった不安を抱かせないために、自身の経験やスキルを入社後どのように活かしたいのかという点を踏まえて、「この会社でなければならない理由」を簡潔に説明できるように準備しておきましょう。

最終面接は自信をもって臨もう

最終面接を通過するためには、企業方針にマッチした志望動機、自身の経験やスキルに基づいたビジョンや自己PR、会社や仕事に対する意欲を、面接官や面接のタイプに応じて調整しながら答える必要があります。また、一次、二次面接で回答した内容との一貫性を考慮しておくことも大切です。そのため、質問に対する答えの準備と、面接のシミュレーションを事前にしっかり行うようにしましょう。
いざ本番となると、経営層と話すことに緊張して、場の空気に飲まれてしまうこともあるでしょう。しかし、最終面接まで進めたということは、一次、二次面接の担当者から評価されているということです。自信をもって最終面接に臨みましょう。