「宮城県上工下水一体官民連携運営事業」
■「みずむすび」とは?
「みずむすび」とは、宮城県の水事業(上水道・工業用水道・下水道の3事業)をむすび、宮城県の水関連企業をむすび、またこれまで整備されてきた宮城県の水インフラを未来へとむすび、それにより持続可能な上工下水道サービスを実現するというコンセプトを表します。
宮城県は、上工下水道事業において今後重点的に取り組むべき課題として、少子高齢化、施設老朽化に伴う更新費用の増大、経験豊富な技術職員の減少、災害への対応力向上などを挙げています。
これらの課題に対応するため経営改善が続けられており、「宮城県上工下水一体官民連携運営事業」(みやぎ型管理運営方式)の導入も「持続可能な上工下水道経営」を確立するための取り組みの一つです。
本事業における宮城県の基本運営方針と事業の特性を正しく認識した上で、民間事業者ならではの経営手法や創意工夫などによるスケールメリットの発現、事業間相互支援や好事例の水平展開、性能発注を活かした長期目線での全体最適化といった上工下水3事業一体運営の効果を十分に発揮して、これらの課題に総力を挙げて誠実に取り組むことを約束します。
わたしたちは、すべての関係者がこの共通認識を持って事業に取り組むために、目指すべき将来像を「みずむすびビジョン」として定めました。