生産戦略立案・渉外(次期戦闘機の国際共同開発プロジェクト)機械・精密機器メーカー
機械・精密機器メーカー
【期待する役割】IHIは、日本・英国・イタリアの3か国が共同開発するグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)にエンジン担当企業として参画しています。当部門は各国のエンジン担当企業(英ロールス・ロイス社、伊アヴィオ社)と次世代戦闘機に搭載されるエンジンの生産に向けた、サプライチェーン計画、リスク管理、事業継続計画、国際協業パートナー間の調整など、主にSCMとしての役割を担っており、今後長期間に渡る次期戦闘機開発・量産に向けた防衛省や各国の担当企業とのリエゾンとして、渉外業務を進めながら生産戦略の立案からサプライチェーンマネジメントまでの業務をご経験によってお任せ致します。※ご経験やスキルによって管理職あるいは担当管理職(スペシャリスト職)としての採用となる可能性がございます。【具体的には】本プログラムは国家的規模の防衛装備品開発事業であり、3か国共同開発というグローバルなプロジェクトになるため、各国のSCMチームと連携して、日/英/伊の3社間でサプライチェーンの確立に向けたQCDおよびセキュリティに関わる要件定義やリスクマネジメントを進めています。エンジン開発は3社がコンソーシアムを組んで行われており、各社がそれぞれの部品やコンポーネントの担当を持って進めています。入社当初はIHIのフロントとして、英国・イタリアのSCMチームと行われる定例会議やF2Fのコミュニケーションを通して、各社におけるサプライチェーン要件やそれに伴う生産戦略を理解・分析し、顧客(防衛省・防衛装備庁)からの要件および契約フローと照らし合わせた上で、IHIとしての生産戦略および生産管理計画、安全保障管理等へ落とし込んでいく業務をお任せします。チームには生産に関わるプロフェッショナルも所属しており、プロジェクト部門や社内生産部門と広くコミュニケーションを取りながら業務を進めていただきます。エンジンの共同開発を担う3社間で多様な視点や課題に対応する中で、主体性と柔軟性を持ちながら交渉・調整を行う能力が求められます。face to faceでの国内外での会議が開催されるため、客先や英国・イタリアへの出張が定期的に発生します。また、この先、英国・イタリア駐在員として現地勤務いただくことも有り得ます。将来、量産フェーズに向けて輸出入管理や安全保障関連の法令から顧客要求までを的確に踏まえた上で長期的な調達戦略を策定し、資金確保やコスト最適化を通じて安定的な供給体制を確立・維持するような、次期戦闘機開発におけるサプライチェーンマネジメント戦略のスペシャリストとしてご活躍いただくことを期待します。今後益々厳しさを増すことが予想される我が国の安全保障に寄与貢献すべく、戦闘機の要となる最先端のエンジン開発に向けた渉外業務を行っていただきます。【ポジションの魅力】・一層厳しさを増す安全保障環境の中で、インド太平洋地域及び欧州地域の平和と安定に大きく貢献できます。・IHIはエンジン開発を担当する日本のプライム企業であり主体的にプロジェクトを推進していくことができます。・英/伊との国際共同開発となるため、グローバルかつ大規模な防衛プロジェクトでの活躍機会があります。・ものづくりに近いポジションでの業務となるため、これから開発されるエンジンが完成していく様を肌身で感じることのできるダイナミックかつやりがいのあるポジションになります。【働き方】■週1~2回程度のリモートワークと出社勤務の併用となります。■平均残業15時間程度でコアタイム無しのフレックスタイム制となりますので、柔軟に勤務可能です。【募集背景】事業拡大に伴う、組織強化を目的とした増員募集となります。【配属先情報】航空・宇宙・防衛事業領域 防衛システム事業部 次期戦闘機用エンジン開発部 プロジェクトグループ 45名程度【企業の魅力】1853年の創業以来、造船にはじまり陸上機械へ、さらには航空・宇宙へと、様々な分野に事業領域を拡張してきました。そして日本の産業界の一翼を担うリーディングカンパニーのひとつとして、新しい時代を切り拓いてきています。その根底にあるのは「技術をもって社会の発展に貢献する」という経営理念です。
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更新日 2025.08.26