機械・精密機器メーカー

シミュレーション技術開発（データ同化による製品信頼性向上）

データ同化技術を用いて、ポンプ等の製品全体の熱の流れを求め、各部位の温度を明確にする技術を確立することが担当業務となります。

【具体的には】
・モデルケースを用いて伝熱の課題にデータ同化技術を適用する手法を構築する。
・技術構築にあたっては共同研究などにより、社内外の専門家と議論を行う。
・技術文献調査や関連学協会のセミナー、大会などに参加して情報収集を行う。

【データ同化技術について】
データ同化技術とは、観測データとコンピュータシミュレーションを組み合わせて、より正確な予測や解析を行う方法です。観測データでシミュレーションを修正することで、現実に近い結果を得ることができます。
同社で扱う製品の各部位の温度を、明確にシミュレーションができることで、製品開発効率の向上、製品の信頼性の向上に繋がります。

【募集背景】
製品内の熱の流れを理解することは重要であるが、回転体など温度測定が困難な製品が多い。このため非接触温度測定技術、シミュレーション技術、データ同化技術など組み合わせ製品全体の熱の流れを理解していく必要がある。この技術の中でデータ同化技術を担当する人材が必要となっている。

【配属組織】
コーポレート 技術・知的財産統括部基盤技術研究部流体・熱・数値解析研究課
■全体人数：13名(男性12名、女性1名)、30～50代が在籍しており、平均45歳程度。
うち2名が中途入社。(自動車関連企業出身)

【働き方】
■部門の在宅勤務実施状況：週1日程度在宅勤務
■平均残業時間：10～15時間/月
■社員食堂完備・ビル内に売店あり
■独身寮、厚生社宅（借上社宅）完備　※年齢等入居条件あり
■育児・介護のための時差勤務・短時間勤務可
■副業可（承認制）
※福利厚生の例
https://www.ebara.co.jp/recruit/newgraduate/recruit/?tab_id=tab3

【魅力】
同社は多様な製品群を取り扱っており、さまざまな製品における技術確立に携われます。(ポンプ、タービン、焼却炉など)各種解析ソフトも揃えており、学会での発表・参加の経験を積むことも推奨しております。(上司と相談の上)
また、各事業との連携の機会もあり、データ同化技術の社内の第一人者として技術確立に集中できる環境をご用意しております。

【キャリアステップイメージ】
■入社数年後の期待役割：
5年後程度まで、データ同化技術を用いて製品各部位の温度を明確にする技術確立に取り組む。ゆくゆくは、熱分野以外でもデータ同化技術が必要とされる分野での技術確立に取り組んでいただく。
■部署ローテーション、転勤・海外赴任の可能性：
当面は、藤沢事業所における同課の業務に専念していただく。その後のキャリアアップとして、データ同化技術の適用が望まれる部門へのローテーションが考えられる。

【同部門の役割・業務概要・魅力】
製品内の熱の流れを理解することは重要であるが、回転体など温度測定が困難な製品が多い。このため非接触温度測定技術、シミュレーション技術、データ科学技術など組み合わせ製品全体の熱の流れを理解していく。また、将来の社会ニーズを見据えて必要となる熱工学関連技術について研究活動を続けることが主なミッションである。同課は各々のライフスタイルを尊重した業務環境を提供できるようにしており、社内・社外の多くの専門家と、多様な課題の解決に向き合うことができ、各種のセミナーや講習会に参加できる豊かな機会を与えるなど、業務を通してキャリアアップが期待できる。

• 副業制度あり

■週1日程度在宅勤務実施中※配属部署により異なる（フルリモートはありません） ■育児・介護のための時差勤務・短時間勤務可 ■副業：承認制（ご応募時点で副業中またはご希望の方はお申し出ください。）