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「転職エージェントに相手にされない」と感じる原因は?対処方法も紹介

「転職エージェントに相手にされない」と感じる原因は?対処方法も紹介

転職エージェントに登録したものの、紹介される求人数が期待よりも少なかったり、連絡がなかなか来なかったりすることで「見捨てられたのかもしれない」と不安に感じている人もいるでしょう。相手にされないと感じる理由は人によってさまざまですが、転職エージェントとの相性や求人の希望条件などに原因があるケースが多くなっています。

そこで今回は、「転職エージェントから相手にされない」と感じる主な理由を10種類と、その対処方法を紹介します。転職エージェントを利用して転職成功に導くコツも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

転職エージェントに相手にされない状態とは

転職エージェントから面談の案内が届かなかったり、担当者からの連絡が遅かったりすることで、「相手にされない」と感じてしまうでしょう。また、「紹介できる求人がない」といわれて連絡が途絶えてしまうケースもあります。

ただし、登録後に転職エージェントから一切連絡が来ていない場合、登録完了できていない可能性も考えられます。登録完了メールが届いているか、マイページにログインできるかなどを確認してみてください。

転職エージェントに相手にされない理由10選

利用中の転職エージェントからあまり連絡がない場合、次のような理由が考えられます。

転職意欲が伝わっていない

一般的な転職活動期間は、3ヶ月以内です。そのため半年以上かけて転職しようと考えている場合、転職意欲が低いと捉えられてしまうかもしれません。転職エージェントでは1人ひとりのニーズにあったサービスを提供しているため、転職意欲が高くない人へ無理に求人を紹介することは基本的にありません。転職期間以外の理由でも、転職エージェントの担当者との意思疎通がうまくいかず、求人を積極的に紹介されなくなっている可能性が考えられます。

転職活動のスケジュールを確保できない

転職活動に割ける時間が限られていることで、結果的に「相手にされない」と感じてしまうこともあります。時間がないことを理由に転職活動を後回しにしてしまうと、転職エージェントから「転職意欲が低い」と判断される可能性が高いためです。たとえば、転職エージェントへのメールの返信を待たせてしまったり、面接に対応できる日程が少なかったりすると、悪い印象に繋がりやすくなります。

希望条件へのこだわりが強い

転職において希望条件を明確にすることは重要です。しかし、優先順位を定めていなかったり、譲れない条件が多すぎたりすると、紹介できる求人が限られてしまいます。そのため、担当者から求人を紹介される頻度も低くなり、見捨てられているように感じてしまうかもしれません。

ブランクが長い

離職期間が長いと転職活動が思い通りに進みにくいため、紹介できる求人数が限定されている可能性もあります。ブランクがあっても、育児・介護・病気療養・資格取得などはっきり説明できる理由があれば問題ないケースがほとんどです。しかし、転職活動に難航して想定よりもブランクが長くなってしまった場合は、無計画な印象を与えてしまうでしょう。そのため、転職エージェントが採用可能性のある求人を探すのに手間取って、連絡頻度が減っているのかもしれません。

経験やスキルが不十分

未経験の職種・業界を志望している場合や、実務経験が浅い場合も、紹介できる求人の数が限られてしまいます。とくに未経験転職は難易度が高いため、希望条件の一部を妥協したり、スキルを棚卸ししたりといった工夫が必要です。

転職回数が多い

転職回数が多いことで、「採用してもすぐに辞めるだろう」と思われているかもしれません。転職エージェントでは、紹介した人材が入社後すぐ辞めてしまった場合、採用報酬を返金する契約を結んでいるケースがあります。そのため転職回数が多い人は、求人を積極的に案内してもらえない可能性が考えられます。転職回数の水準は年齢によって異なるものの、一般的に3回以上はネガティブに捉えられやすい傾向にあるようです。

年齢が高い

年齢に見あった経験・スキルがないと、紹介できる求人が限られてしまいます。とくに40代以上の転職では、マネジメント経験やスキルを期待される傾向にあるようです。さらに、新しい職場に馴染める柔軟性も重要になってくるため、採用のハードルが上がってしまいます。キャリアと条件がマッチする求人が少ないことで、「転職エージェントから相手にされない」と感じているのかもしれません。

履歴書を十分に記入できていない

転職エージェントへの登録時には、履歴書を送付します。しかし、履歴書に経歴や資格、自己PRなどが十分に記入されていなかった場合、「転職意欲が低い」と判断されているかもしれません。空白の多いまま送ってしまった場合、書き方も含めて転職エージェントが相談に載ってくれますので、連絡してみてください。

ビジネスマナーを守れていない

転職エージェントの担当者は、求職者を「自信をもって紹介できる人材」として企業に推薦します。推薦するための強みは、求職者との面談やメール・電話でのやりとりから見出してもらえることもあります。しかし、ビジネスマナーが伴わない対応をしていた場合は要注意です。企業にも同じように無礼な対応をすると捉えられるため、紹介される求人が減ってしまうリスクがあります。

転職エージェントとの相性が悪い

自分に適した転職エージェントを選べていないことが原因で、相手にされない状況に陥っている可能性もあります。転職エージェントによって、得意とする希望業種や条件は異なります。また、転職エージェントの担当者は転職活動のパートナーとして支えてくれる存在です。しかし、担当者との面談は人間同士のコミュニケーションでもありますので、人によっては意思疎通がうまく噛み合わないこともあります。そうした相性の悪さが原因で、期待通りのサポートを受けられない可能性が考えられます。

転職エージェントに相手にされないときの対処法

転職エージェントの対応に不満を感じている場合、次の対処法を試してみてください。

求人の希望条件を変える

スキルと希望する待遇が見合っていない場合や、希望条件を絞りきれていない場合は、あらためてスキルや強みを棚卸ししてみてください。希望条件を整理して、転職の軸を見つめ直すことで、条件がマッチする求人が見つかりやすくなりかもしれません。1人では難しい場合は、転職エージェントの担当者がサポートしてくれるので、面談を希望している旨を連絡してみてください。

担当者の変更を希望する

「担当者との意思疎通がうまくいかない」と感じた場合は、メールで担当の変更希望とその理由を伝えてください。本人に直接伝えるのは抵抗があるかもしれませんが、正直に記載することが大切です。自分が期待通りのサポートを得やすくなりますし、転職エージェントにとっても求職者へ適切なサービスを提供できるため歓迎されます。

転職エージェントを変える

現在利用中の転職エージェントで希望する業種やポジションの求人をあまり扱っていない場合、他の転職エージェントにも登録してみてください。複数の転職エージェントに登録すること自体は、問題ありません。より適した転職エージェントを利用することで、転職活動がスムーズに進む可能性が考えられます。ただし、複数の転職エージェントを併用していることや他社での選考状況は随時共有するようにしましょう。

転職サイトやハローワークと併用する

転職エージェントと転職サイト、ハローワークはそれぞれ得意としている求人に違いがあります。そのため、視野を広げて情報収集することで、より自分にあった求人と出合えるかもしれません。ただし転職サイトやハローワークを通して応募してしまうと、転職エージェントの書類添削や面接対策は利用できなくなります。転職エージェントを通して応募できる可能性もありますので、応募前に一度相談するのがオススメです。

自分にあった転職エージェントの選び方

相性の良い転職エージェントは、どのように探したら良いのでしょうか。ここでは、転職エージェントの種類と選ぶ際の着眼点を紹介します。

大手企業や未経験求人にチャレンジしたい場合は「総合型」

総合型の転職エージェントとは、職種・業界を限定せず幅広く取り扱っている転職エージェントです。大手企業の求人や非公開求人も、多数扱っている傾向にあります。転職の軸が決まっていない人や。キャリアの可能性を広げたい人にもピッタリです。

業種や地域へのこだわりが強い場合は「特化型」

転職の軸が明確な人には、特化型がオススメです。特化型の転職エージェントは、特定の業種・地域の求人を数多く扱う転職エージェントです。経験者として同じ職種・業界・ポジションへの転職を希望している場合や、地元での転職を考えている場合は、特化型を利用することで条件にマッチする求人が数多く見つけられるでしょう。

サポート内容や品質もチェック

どの転職エージェントでも、希望条件にマッチした求人を紹介してもらえることは共通しています。しかし、書類添削や面接対策、キャリア相談などの転職サポートの内容や品質は、転職エージェントによって差があります。転職エージェントのサポート品質は、HPのサービス内容や、口コミから確認可能です。品質も含めてしっかりチェックして、期待通りのサポートが受けられるか判断してみてください。

転職エージェントを利用して転職成功を目指すコツ

転職エージェントを通して理想の転職先を見つけるためには、次の2つのポイントを意識してみてください。

転職意欲をアピールする

転職活動に意欲的な姿勢を常にアピールしましょう。たとえば、転職希望時期は3ヶ月後を目安に設定したり、担当者からの連絡には必ず応じたりするのが理想です。ただし、在職中の場合は担当者から電話があっても出られないケースもあるでしょう。その場合は、メールで用件を尋ねるなどの工夫が必要です。担当者とのやり取りでもビジネスマナーを守り、面談日程・内定保留時の返答期日といった約束はきっちり果たすなど、誠実な姿勢で対応していきましょう。

経歴や希望は正直に伝える

経歴やスキルは、プラスな部分もマイナスな部分もすべて正直に話してください。スキルに自信がないからといって、実際よりも盛って話してしまうと、結果的に内定に結びつきづらくなりリスクがあります。また、紹介された求人を断る際や、選考を辞退する際も、かならず理由を伝えましょう。正直に伝えることにより、自分に適性のある求人が見つかりやすくなります。

転職エージェントをうまく活用するには、積極性と正直さが重要

転職エージェントは自分にあった優良求人を紹介してもらえるサービスですが、いい求人の案内が届くのを待っているだけでは、十分に活用しきれません。自分の希望にあった求人を数多く扱っている転職エージェントを探して、担当者と積極的にコミュニケーションを取りながら、悩みや不安を正直に伝えることで、希望条件の認識を擦り合わせられます。サポート品質をアピールしている転職エージェントであれば、自分の経歴や強みをうまく伝えられなくても、面談を通して担当者と一緒に考えていけるでしょう。

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この記事の監修者
監修者写真
斉藤史郎マーケティング統括部

主に、IT/Web業界担当として法人営業、キャリアコンサルタントの経験を経て、現在は法人マーケティングに従事。

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