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<目次>
履歴書に送付状を同封することで、選考結果に良い影響を与えるかもしれません。
ビジネスシーンで書類を郵送する場合は、送付状を添えるのがマナーです。履歴書に送付状を同封して送ることで、採用担当に「ビジネスマナーが身についた人だ」と好印象を与えられます。応募数が多い場合は、送付状が添えられていない履歴書よりも優先的に見てもらえるかもしれません。
送付状には、履歴書を補足する文章を書いてもいいとされています。送付状に書く補足事項として代表的なのが、簡単な自己PRや志望動機などです。どのような人から応募がきたのか採用担当が把握しやすくなるため、好印象につながるでしょう。
送付状の記入方法を、構成要素ごとに紹介します。
一番上の行は右揃えにして、「20XX年X月X日」と日付を記入します。日付は投函日を記入し、西暦もしくは和暦の表記は履歴書・職務経歴書の日付と揃えましょう。
2行目には、左揃えで宛先を入力します。会社名で改行し、部署名や担当者名を記載するとスッキリとした見た目になるでしょう。社名や部署名は企業HPや採用情報を見ながら、正式名称で書くようにしましょう。宛名につける敬称は、部署宛に送る場合「御中」、個人宛(採用担当含む)に送る場合は「様」を選んでください。
宛先の下の行には、右揃えで署名を入力します。署名は以下の順に並べて書くのが一般的です。
住所は郵便番号から記載し、電話番号とメールアドレスの前には「電話番号」「メールアドレス」と記入しましょう。氏名は性と名のあいだを全角1文字分空けると、見栄えがよくなります。
署名の下には中央揃えで、「応募書類の送付につきまして」と送付状の件名を記入します。複数職種を同時に募集している場合、「〇〇職の応募書類送付につきまして」と職種名を併記すると丁寧な心遣いが伝わります。
件名の下は一行空けて、両端揃えで頭語とあいさつを書いていきます。頭語とは手紙の冒頭に書く言葉のことで、「拝啓」を用いれば問題ありません。時候のあいさつは、ビジネスシーンでは「貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます」という定型文を用いるのが一般的です。履歴書の送付状でも、季語を交えたものではなく、ビジネスシーンのマナーに則ったあいさつ文を使用して構いません。
本文では、求人に応募するために応募書類を送付する旨を簡潔に伝えます。求人サイトやメールなどで事前に応募の意思を伝えている場合は、「この度、貴社求人へ応募させていただきたく、応募書類を送付いたします」といったシンプルな文面を記入すれば大丈夫です。
希望に応じて、経歴やスキル、志望動機などを簡潔にまとめた自己PRを書いても構いません。自己PRの文章量は、3〜5行程度が目安です。
最後に「ご検討の上、ぜひ面接の機会をいただけますと幸いです」といった、面接を希望する意思を伝える一文を添えましょう。締めの文章は「何卒よろしくお願いします」を使えば問題ありません。
頭語に「拝啓」を用いた場合、結語は「敬具」を選んでください。頭語は時候のあいさつと同じ行に入れますが、結語は本文の最後の行から一行空けて、右揃えにして入力するのがマナーです。
次は、同封書類の一覧を伝えるセクションです。中央揃えで「記」と入力して改行し、両端揃えにして同封書類を箇条書きで記載します。各書類の名称とあわせて、「1部」「2枚」といったように点数も書き添えましょう。
同封書類一覧の一行下に、右揃えで「以上」と記入したら送付状は作成完了です。
PCで送付状を作成する際の、用紙やフォーマットに関するマナーを紹介します。
ビジネス文書のサイズはA4が一般的です。履歴書や職務経歴書をA4サイズにした場合、送付状の用紙もA4に揃えましょう。応募先企業が応募書類のサイズをB5で指定した場合は、送付状もB5サイズを選んでください。
送付状の文章は1枚におさめるのがマナーです。改行をこまめにして余白をしっかり作ると、メリハリがついて見やすくなります。本文や自己PRを書きすぎると読みづらくなるため、文章量が控えめになるよう調整しましょう。
送付状は基本的に横書きで記入します。手書きの場合は縦書きで作成するのがマナーですが、最近は履歴書や職務経歴書もPCで作成するのが一般的です。応募先企業から指定がない場合は、PCで横書きの送付状を作成して問題ありません。
送付状の本文の文体は、ですます調を選びます。漢字を使いすぎると読みにくくなるため、名詞や動詞など強調したい部分は漢字、それ以外はひらがなが多めになるようにするといいでしょう。
送付状を作成したら、履歴書や職務経歴書と一緒に封筒に入れて郵送しましょう。ここでは、送付状を含めた応募書類の封筒への入れ方について紹介します。
送付状は、封筒から書類を取り出したとき最初に目に入るよう、応募書類の上へ重ねるのが一般的なマナーです。送付状、履歴書、職務経歴書の順番に重ねて、他に必要な書類があれば職務経歴書の下に重ねてください。
添え状と応募書類はクリアファイルに挟んだ上で封筒に入れると、折れたり曲がったりしづらくなります。履歴書を三つ折りや四つ折りにすると折り目がついて見にくくなるため、送付状も折らずに封筒へ入れましょう。送付状のサイズがA4の場合、封筒は角2 サイズのものを選ぶとピッタリ入ります。
ここからは送付状に記載する自己PRのNG例と、修正した文例を紹介します。
自己PRは本来、履歴書や職務経歴書で完結させるものです。そのため、送付状に自己PRを長々と書くのはマナー違反だと捉えられることもあります。
<NG例>
私は工作機械の部品メーカーで、ルート営業を担当しています。国内外のさまざまな取引先へ、1社ごとに適したきめ細やかな提案を実施してきました。積極的な姿勢で会社の成長に貢献し、お客様から伺った悩みをきっかけに製造部門と協力して新商品開発も進めました。このとき開発した新商品は、会社の主力商品の1つとして現在多くの顧客にご愛顧いただいています。この経験を通してアイデアを形にする仕事にやりがいを感じ、貴社の企画営業の求人に応募いたしました。業界経験はございませんが、前職以上に積極的な姿勢で学びながら、貴社に貢献したいと考えております。
<修正例>
現職は工作機械の部品メーカーでルート営業を担当しており、お客様から伺った課題をもとに新商品開発にも携わりました。この経験をきっかけにアイデアを形にする仕事にやりがいを感じ、貴社の企画営業の求人に応募いたしました。
転職では複数社に履歴書を送ることも珍しくありません。その場合も宛先だけを変えた送付状を送るのではなく、応募企業ごとに文面を変えるようにしましょう。
<NG例>
現職では不動産仲介会社の事務として6年間、お客様の窓口対応や書類作成業務などを担当してきました。営業職やお客様をサポートするなかで研ぎ澄まされた細やかな気配りと、繁忙期の業務量にも対応するなかで身についた忍耐強さが私の強みです。
<修正例>
現職では不動産仲介会社の事務として6年間、お客様の窓口対応や書類作成業務などを担当してきました。営業職やお客様をサポートするなかで身についた細やかな気配りが、貴社の秘書職でも活かせるのではと考えて応募いたしました。
「人間関係のトラブルで退職した」「営業ノルマが達成できず異動になった」など、経歴にネガティブな部分があったとしてもあえて書く必要はありません。限られたスペースで完結に伝えるためにも、ポジティブな面のみ書くといいでしょう。
<NG例>
現職には営業として入社しましたが成績が振るわず、経理部門に異動になりました。はじめは慣れない仕事に戸惑いましたが、上司の勧めで簿記2級を取得し、裁量が大きくなるにつれ、やりがいを感じるようになりました。さらにステップアップしたいと考え、今回貴社の求人に応募いたしました。
<修正例>
人事異動により未経験・無資格から経理の業務をはじめたものの、1から勉強し、わずか6ヶ月で簿記2級を取得しました。こうした積極的に学ぶ姿勢を活かして、現職とは異業界である貴社でも経理として活躍したいと考えております。
希望年収や、勤務地・仕事内容に関するこだわりなどがあっても、送付状に書くのは適切ではありません。
<NG例>
現職ではソフトウェア開発のPMとして、5つのプロジェクトを管理し、無事成功に導いてきました。前職での年収が500万円でしたので、貴社でも500万円以上を希望しております。
<修正例>
現職ではソフトウェア開発のPMとして、5つのプロジェクトを管理してきました。貴社でもマネージャーとして経験を活かしながら組織発展に貢献したいと考え、応募いたしました。
履歴書に限らず書類を郵送するときは、送付状を添えるのがマナーです。一般的なビジネス文書のフォーマットに沿って作成して、採用担当からの印象アップを狙いましょう。また。送付状には自己PR文を書いてもいいとされています。応募先企業にあわせた自己PRを簡潔にまとめることで、優先的に応募書類をチェックしてもらえるかもしれません。送付状のテンプレートとともに、ぜひ役立ててください。
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