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<目次>
履歴書職歴欄の「現在に至る」は、その仕事に現在就業していることを示す言葉です。在職中に転職活動を行う場合、履歴書の最終職歴に書き添えます。
ここではまず、「現在に至る」や関連用語の意味を紹介します。
「現在に至る」と「在職中」はどちらも同じ意味であるため、職歴欄ではどちらか一方の表現を使用しましょう。どちらを選んだとしても選考に影響ありませんが、書き方が少々異なります。なお、離職後に転職活動をしている場合は、どちらも書かないのが一般的です。
現在に至ると同じく、職歴の最後に書く言葉に「以上」があります。以上は、ビジネス文書で文末であることを示すために記載する言葉です。そのため、現在在職中でも離職後でも、職歴の最後には「以上」を記入してください。
職歴の「現在に至る」と「在職中」とでは、書き方のルールが変わってきます。ルールといっても厳格なものではないため、経験した企業の数によっては適宜柔軟に変えて構いません。ここでは、履歴書の職歴欄を書くポイントを5つ紹介します。
年 | 月 | 学歴・職歴 |
---|---|---|
20xx年 | 4月 | 株式会社〇〇〇〇 入社←入社年と社名を入力 |
現在に至る←「現在に至る」を入力 | ||
以上 |
年 | 月 | 学歴・職歴 |
---|---|---|
20xx年 | 4月 | 株式会社〇〇〇〇 入社←入社年と社名を入力 |
東京本社 営業部に配属←スペースを空けて、配属部署・仕事内容を入力 | ||
現在に至る←「現在に至る」を入力 | ||
以上 |
「現在に至る」を書く場合は、基本的に社名を記載したあとに改行して左寄せにします。入社や退職と違って、左端の欄に年月を書く必要はありません。
配属部署や仕事内容を記載する必要はありません。同様の内容を職務経歴書に記載するためです。応募先の職種と密接に関連するため特に記載したい場合は、社名を記載したあとに改行して記載します。年月の記載は不要です。
年 | 月 | 学歴・職歴 |
---|---|---|
20xx年 | 4月 | 株式会社〇〇〇〇 在職中←入社年と社名を入力 |
以上 |
年 | 月 | 学歴・職歴 |
---|---|---|
20xx年 | 4月 | 株式会社〇〇〇〇 在職中←入社年と社名を入力 |
東京本社 営業部に在職中←配属部署・仕事内容+「在職中」を入力 | ||
以上 |
「在職中」を使う場合は、最終職歴と同じ行に記載するのが一般的です。配属部署や仕事内容は記載しなくても差し支えありません。配属部署や仕事内容を記載したい場合は、社名のあとに改行して【配属部署名+仕事内容+在職中】と表記し、年月は入れる必要はありません。「現在に至る」と違って改行しないため、記入する際は注意してください。
「在職中」を使う場合の書き方を解説しましたが、配属部署や仕事内容を記載する場合は、「現在に至る」を用いた方が短文で読みやすいかもしれません。
「現在に至る」と「在職中」のどちらを使った場合でも、「以上」は必ず記載してください。以上を記入する行のみ、文字の書式設定は右揃え(右寄せ)に設定します。
異動や転職が多くてスペースが足りない場合、柔軟に対応して構いません。「現在に至る」と「以上」を同じ行に入れたり、最終職歴と「現在に至る」「以上」をすべて同じ行に入れたりと、自分の職歴に合わせてバランス良く整えましょう。
退職願を提出済みで、退職予定日が確定している場合は、履歴書の本人希望欄か備考欄に退職予定日を記載しましょう。退職予定日は「現在に至る」「在職中」のあとに記載するという記事が散見されますが、実際にこの書き方をしている方をあまりお見かけしたことがありません。
応募先企業からの指定があるなど特別な事情がある場合は、「現在に至る」や「在職中」のあとに日付を記載しましょう。スペースに余裕があれば改行して書いてもいいですが、行が余っていない場合は「現在に至る」や「在職中」と同じ行に入れても構いません。
<退職予定日の記入例>
退職予定日は原則、在職中の会社と調整した日程を具体的に記載してください。
法律では退職の申し入れから最短2週間で退職できると定められていて、会社の就業規則よりも優先されます。ただし、業務の引き継ぎや有給休暇の消化などもあるため、一般的な退職予定の目安は申し出から1ヶ月〜1ヶ月半後となっています。
最終出社日後に有給休暇の残日数を消化する場合も、そのことを履歴書にあえて分けて書く必要はありません。応募先企業には、有休消化が完了する日を退職予定日として伝えてください。
退職予定日が決まっていない場合は、無理に書く必要はありません。
しかし、具体的な日程が未定であっても、面接を重ねる中で入社可能日を尋ねられることがあります。その場合は、「内定後1~2ヶ月以内に入社したい」と伝えておくとよいでしょう。企業にもよりますが内定後3か月以内の入社を求められる場合が多いです。退職予定日に影響する要素は、以下のものが代表的です。
応募先に退職希望日を伝えたり、現職で退職を申し出るタイミングを決めたりするための参考にしてみてください。
職歴で「現在に至る」「在職中」「以上」などを書くときの文例を、ケース別に紹介します。
仕事をつづけながら転職活動をしている場合、最終職歴が在職中になります。今回紹介した基本ルールにのっとって書けば問題ありません。
年 | 月 | 学歴・職歴 |
---|---|---|
20xx年 | 4月 | 株式会社〇〇〇〇 入社 |
現在に至る | ||
以上 |
本人希望欄 |
---|
20XX年X月X日付で退職予定 |
※原則、退職予定日は本人希望欄か備考欄に記載。指定がある場合は、「現在に至る」のあとに記載。
年 | 月 | 学歴・職歴 |
---|---|---|
20xx年 | 4月 | 株式会社〇〇〇〇 入社 |
20xx年 | 3月 | 株式会社〇〇〇〇 退職 |
20xx年 | 4月 | 株式会社〇〇〇〇 入社 在職中 |
以上 |
本人希望欄 |
---|
退職予定 20XX年X月X日 |
※原則、退職予定日は本人希望欄か備考欄に記載。指定がある場合は、「在職中」のあとに記載。
離職期間に転職活動をしている場合、「現在に至る」「在職中」などは不要です。退職した年月を記入しましょう。
年 | 月 | 学歴・職歴 |
---|---|---|
20xx年 | 4月 | 株式会社〇〇〇〇 入社 |
20xx年 | 3月 | 株式会社〇〇〇〇 退職 |
以上 |
自己都合での退職の場合、基本的には「退職」と理由を明記せずに書いて構いません。会社都合の場合は「会社都合により退職」、契約社員や派遣社員が契約満了のタイミングで離職した場合は「契約期間満了につき退職」と記載します。
ただし、短期離職をした経験があったり、転職回数が多かったりと採用担当からネガティブに捉えられやすい経歴の場合は、具体的に理由を記載した方がいいケースもあります。
フリーランスは入社・退職といった概念のない働き方ではあるものの、職歴として記載することは可能です。フリーランスの職歴の書き方は、開業届を出しているかどうかで変わってきます。
開業届を提出している場合、「個人事業主○○(屋号)として開業」と記載してください。開業届を出していない場合は、「フリーランスの〇〇(職種)として活動開始」と表記します。
すでにフリーランスとしての仕事を終えている場合は、「一身上の都合により廃業」または「一身上の都合により活動停止」と記載しましょう。
年 | 月 | 学歴・職歴 |
---|---|---|
20xx年 | 4月 | 株式会社〇〇〇〇 入社 |
20xx年 | 3月 | 株式会社〇〇〇〇 退職 |
20xx年 | 4月 | フリーランスのITエンジニアとして活動開始 |
現在に至る | ||
以上 |
履歴書の「現在に至る」や「以上」を書き忘れたとしても、基本的に選考に影響することはありません。ただし、きちんと記入していることでビジネスマナーが身についていることを伝えられるため、好印象につながる可能性があります。もし今後履歴書を作成することがあったときは、「現在に至る」や「以上」を書き忘れないように気をつけましょう。
在職中の転職活動や、履歴書の書き方に関する疑問・質問に回答します。
働きながらの転職活動は限られた時間の中で進めるため、間延びしやすい傾向にあります。そのため、有給休暇の残日数や引き継ぎ期間目安などをふまえて、目標を決めてメリハリつけて取り組むのが理想です。一般的な転職活動期間は、3ヶ月が目安です。こだわりがない場合は、スタートから3ヶ月後を目標に進めるといいでしょう。
これから履歴書を書く方は「退職」を使うようにしましょう。ただし、どちらでも間違いではないため、「退社」と書いたことのみを理由に選考で不利になることはありませんのでご安心ください。
在職中の場合、履歴書の最終職歴には「現在に至る」または「在職中」と記入したうえで、次の行に「以上」と書くのが一般的なマナーです。転職回数が多くてスペースが足りない場合は、適宜柔軟に対応して構いません。また、現職と相談のうえで退職予定日が確定していれば、書き添えてください。退職予定がまだはっきり決まっていない場合も、おおまかな目安を決めておくことで、面接でスムーズに伝えられます。
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法人営業、キャリアコンサルタントの経験を経て、現在は営業企画で社内業務改善やご登録者とのコミュニケーション方法の仕組みづくりなどを担当しています。産業カウンセラー試験合格、国家資格キャリアコンサルタント資格を保持。
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