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放送技術系エンジニアからの転職

  • 高田さん(28歳・男性)

    1. Before
      放送技術系
      エンジニア
    2. After
      インターネット広告
      SEMコンサルタント

前職と全く違う業界に転職された高田さん。未経験の業界・職種への転職はどのように決断されたのでしょうか。転職のきっかけから、企業選び、実際に入社を決断するまでを高田さんに伺いました。

転職する前の仕事

転職する前の会社ではどんなお仕事をされていましたか?
前職では放送技術系のエンジニアとして働いていました。セールスエンジニアのような形で店舗や個人のお客様に対して技術情報の提供や営業を行っていました。
学生の頃に電波関連の専攻だった経緯があり、元々興味があったのでやりがいを持って働けていました。

転職の理由

転職を考えたきっかけは何ですか?
業界の大きな変化により、当時の仕事がほとんど無くなることになりました。それに伴い会社からも、今後は全く違う仕事についてもらうと言われたことがきっかけです。
元々この仕事についたのは電波関連の技術者として働くためでした。そこでこのまま続けていては自分の興味と合わない仕事で、また、これまでのキャリアをほとんど活かせない仕事につくことになると思い、転職を決意しました。 会社としては規模もあり、今後も安定した収入を得られると見込めましたが、退職までの長い期間を考えると、安定よりも自分のやりたい仕事を重視したいと考えました。年齢的に幅広い転職先を考える最後のチャンス、ということも後押しになりましたね。

私の転職活動

転職活動はどのように進められましたか?
まずは転職に関する情報を、と思いWEB上で転職サイトに片っ端から登録しました。 転職先の希望としては、通信系か、個人的にPCをいじっていたのでIT系の企業を幅広く見てみたいと思っていました。前職の内容が特殊で同じ仕事内容の転職先はほぼ無いと分かっていました。そのため自身の経験を活かすということより、ひとまず自分の希望に合えばいいかな、と広く見ていましたね。 実際、人材紹介会社の面談でもそのように伝え、求人を紹介していただきました。
幅広く提示された求人からどのように応募先を絞りましたか?
応募先を絞る前に、まずは選択肢を広げることを意識しました。自分の知らない業界や職種でも案外自分に合う場合もあるのかなと。その上で業界や企業の将来性、仕事の裁量、仕事の面白さで絞りました。
応募して選考に進むにあたって意識されていたことは何かありましたか?
応募先企業のビジネスモデルや提供するサービス内容、業界内の位置づけや同業他社との違いなど、基本的なところを調べてから選考に臨みました。
選考時には基本的に自分を商品と捉えて、自分をどのように売り込むかということをポイントに考えていました。商品価値を最大限出せるように、つまり自分の強みをしっかり伝えられるように準備を行いました。ただ単に企業情報をかき集めるのではなくて、その情報を基に強みをどのように活かせるかアピールすることを意識して情報収集していましたね。 そういう意味ではアドバイザーの方から頂いた、会社の組織や雰囲気、仕事の内容について情報を頂けたのはとても参考になりました。
選考から内定を獲得するまで、大変だったことは何ですか?
選考見送りになったときの気持ちの切り替えですね。転職先について興味を広く持っていたので、選考自体も多数受けました。そこで選考が見送りになった時、特に選考見送りの理由が明確でない場合などは気持ちの切り替えが難しかったです。 それを次へと気持ちを切り替えられたのは、前職に未練を持たず必ず転職するぞと決めていたことがあると思います。
最終的には、いくつかの選考を通して2社から内定を頂けました。

入社にあたって

入社先を決める際は悩まれましたか?
悩みましたね。というのも内定を頂いた2社のうち、一方は前職のキャリアを活かせるかもしれない職種、年収も前職と同程度もらえる、というもので、もう一方は完全なキャリアチェンジのため前職のキャリアはほぼ活かせない職種、年収も下がる、というものでした。ただ後者の方はインターネット広告の最先端を取り扱う仕事ということで、将来性や仕事のやりがいは感じていました。
最終的には後者の方に入社されましたね?
はい、将来性とやりがいという点から後者に決めました。妻とも話をしたのですが、何より仕事のやりがいと将来性はお金では買えないだろうというところで決断しました。 入社後は、最初は勉強すべきことも多く苦労もありましたが、仕事に関しては満足しています。未経験から始めながらも、現在では営業としてお客様にダイレクトに関わる仕事と、営業を技術的な視点からサポートし、提案を行う仕事の両方をさせて頂いています。仕事の幅も広いのでやりがいを持って働けていますね。
転職をお考えの方へのメッセージ

まずは何故転職をしたいのか、理由を明確にすることだと思います。なんとなく次の会社に移ればやりたいことを出来そうだなと考えている状態では、結局転職しても希望は叶えられないのではないでしょうか。
また、年収などの条件面にはあまりとらわれずに仕事のやりがいに目を向け、他の職場の方が自分の力を活かせると強い気持ちを持つことが重要だと思います。転職を考える際は自分の将来像、次のステージをイメージして行わないと前職を引きずり、企業から内定を頂けても最後の踏ん切りがつかなくなってしまうと思います。
それから未経験の仕事に転職する場合は、自分自身の武器が何であるかをしっかり把握すると良いと思います。私自身、自分の強みを把握し、自分が実際に働いているイメージを企業に伝えることを意識していました。
現在、私は前職とは全く関係の無いところで働いています。そこで思うのは、元々自分の考えていなかった業界でも案外自分に合うことがあるんだな、ということです。今回の転職活動を通して自分を活かせる新たな仕事に気付きました。 私の転職は、キャリアチェンジも選択肢の一つであり、そこに挑戦することもありなんだ、という事例として見て頂ければと思います。

キャリアアドバイザーからみた高田さんの転職

内定獲得のポイント

面接の度に企業の担当者から言われたのが、「会社として、どんな仕事を任せられるかのイメージが持ちやすい方」ということでした。
インターネット広告は確かに未経験の分野ですが、一定のインプットに対して一定のアウトプットを出す仕組み(=システム)を適切に運用できるように設計して構築するという点では、代理店としての広告運用とシステム開発にも共通点はあります。その様な経験をしっかりとお伝えになれたことで、十分に即戦力として期待できる評価になったのではないでしょうか。
また、働き方も含めたライフスタイルについて企業にきちんと伝えて頂いていたこともあり、採用する側としてもどのような志向をもっている方なのかを理解できていたように思います。
採用する側の企業にそのような希望を伝えることをためらう方もいらっしゃいますが、長期で働く以上はお互いに対する理解は必須です。無理やわがままを押し通すのは禁物ですが、誠実に主張を伝えることはマイナス評価に繋がりません。

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