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転職活動面接の入室と退室 ノックから手の位置まで、入退室の手順と作法

面接の部屋に入る瞬間は、面接で緊張する場面の一つです。入室で失敗してしまい、その後の面接もうまくいかなかったということのないように、入室から退室までのマナーをしっかりと覚えておきましょう。

面接における、入室から退室まで 全体の流れを押さえる

世の中のさまざまなことにはルールやマナーがあり、転職時の面接にもマナーが存在します。

その中でも、面接が始まる前で緊張している入室時、面接が終わってホッとしている退室時は、マナーを忘れてミスが出やすかったりします。そうしたことのないように、面接全体の流れをしっかりと押さえ、マナーをマスターしておきましょう。

面接での正しい入室から着席までの手順

面接に限らず、普段の仕事の中でお客様を訪問した際や上司のいる部屋へ入る際にも、入退室のマナーは必要になります。「なんとなくわかっている」と言う人も、これを機にいま一度おさらいしておきましょう。

面接時の入室で押さえておきたい手順のポイントとしては、

1)ノック
2)扉の開閉
3)挨拶のタイミング
4)入室後の立ち位置

の4つがあります。

面接会場到着から面接の流れに沿って、順に説明していきます。

事前の待合室 あるいは面接室で相手を待つとき、入室時間は5分前

面接に限らず、いつ何時も遅刻は厳禁です。特に面接は、気持ちに余裕を持つためにも早めに到着するように心掛けましょう。しかし、あまり早すぎるのもマナー違反になってしまいます。待合室に5分前に入室することを意識して、応募先企業へ訪問しましょう

入室の前の準備 名前を呼ばれたら速やかに

待合室で待っているときは緊張するものですが、面接で話すことをイメージしながらリラックスして待ちましょう。遅くとも、この時にスマートフォンの電源は切っておくようにしてください。
例えマナーモードにしていても、静かな面接室ではバイブレーションも響くもの。気が散ったり、慌てたりすることのないよう、準備しておきましょう。
名前を呼ばれたら、「はい」とはっきり返事をして、速やかに面接室に向かいます。

面接室の扉の前 鞄やコートの持ち方は?

面接室に入る際には、扉の前でノックをする必要があるため、鞄などの荷物はノックをしない手で持つようにします。
冬であればコートやマフラーなどもあると思いますが、コート類は企業訪問時に脱いで 畳んでおき、鞄を持つ側の腕で抱えて持つようにしましょう。コートの畳み方や置き方については、こちらの記事でも解説しています。

心を落ち着けて、ノックの回数は3回

扉をノックする際は、気持ちを落ち着けてゆっくりとノックしましょう。速いノックは焦っていると思われてしまう恐れもあるので、軽くこぶしを握り、ゆっくりと行いましょう。

ノックの回数は3回。国際的には4回がメジャーと言われていますが、日本では3回が基本です。ノックを2回するのは空室確認の意味になります。とはいえ、回数を気にしすぎる必要はありません。失敗したからと言ってやり直したりすると、催促しているように聞こえ、かえって印象が悪くなってしまいます。もし室内にいる人から早い返事が返ってきて、ノックが2回になってしまっても気にしすぎないようにしましょう。

また、面接室に扉が無い場合や扉が開いている場合には、ノックをすると逆にマナー違反となりますので、ノックはせずに挨拶、一礼して入室します。

「失礼します」のタイミング

ノックをしたら、相手からの返事を待ちます
「どうぞ、お入りください」と入室を促されたら、「失礼します」と挨拶して、扉を静かに開け入室します。このとき、扉を開けながら挨拶をする人が時折いますが、それはマナー違反になるので注意しましょう。

「失礼します」には、扉を開けさせていただきますという意味があるので、扉をあける前にハッキリとした声で「失礼します」と挨拶をしましょう。そして、扉を開けた後も面接官の方に向かって一礼してから入室します

面接会場への入室。扉はどうする?

面接会場の扉を開閉する際は、ドアノブが左側にある場合は右手、右側にある場合には左手でドアノブを掴むともたつかず、スムーズに開け閉めをすることができます。
ですがマナー通りに進めようとした時に、ちょっと戸惑うタイプの扉があることも。ここでは、扉のタイプ別に対処法をお伝えします。

面接室の扉が引き戸、スライドドアの場合

一般的に面接会場の扉に多いのは開き戸でドアノブがついているタイプですが、時折引き戸やスライドドアという場合もあります。

この場合も、「失礼します」と言ってから扉を開けます。その際、開き戸と同じように取っ手が左側にある場合は右手、取っ手が右側にある場合は左手を使うことで、扉を開けた際に手が自分自身を遮ることなく、面接官と対峙できます。

一礼して扉を閉める際には、面接官にできるだけ背中を見せないように斜めに立ち、開けたときと反対の手で静かに閉めるようにしましょう。

勝手に閉まるタイプのドア

扉によっては、ゆっくりと勝手に閉まるタイプのものもあります。そういった扉であっても、閉める際はドアノブに手を添えて最後まで閉めるようにしましょう。
扉が閉まる前に手を離してしまうのは避けてください。しかし、面接官や案内係から「そのままで結構です」といった言葉があった場合は、それに従うようにします。

入室時の自己紹介 タイミングは? お辞儀は?

入室し扉を閉めたら、その場で面接官に向かって「○○ ○○です。よろしくお願いいたします」と自己紹介し、一礼します。入室時の自己紹介は、氏名を名乗るだけで充分です。
この時のお辞儀の角度は、35度が目安。首だけではなく、背筋を伸ばし腰から曲げます。頭を下げた状態で、心の中で「1、2」と数え、「3」で元の姿勢に戻します。

姿勢は? 手の位置は?

入室の挨拶が終わったら、椅子の横に立ち、次の指示を待ちます。
その際は「気をつけ」の状態で姿勢良く、鞄は床に置かず手で持ったままで待ちます。
冬でコートなどを持っている場合は、腕で抱えておきます。「どうぞお座りください」と言われたら、「失礼します」と言ってから着席します。

後から面接官が入室してくるケースの場合

誰もいない面接室で、着座して待ち、後から面接官が入室してくるケースもあります。

そういった際、入室時に案内係が着席を誘導した場合は着席して待ちます。特に案内がない場合は、着席せずに椅子の横に立って待ち、案内係、あるいは面接官に促されてから着席するようにしましょう。

着席している場合は面接官が入室したら立ち上がり、面接官が席に着いたところで、面接官に向かって「○○ ○○です。よろしくお願いいたしします」と自己紹介し、一礼します。

さあ、面接のスタートです。

面接が終わった。退室の流れは?

面接が終わった瞬間、ホッとして気が緩みがちですが、ここで油断すると思わぬ落とし穴にはまります。面接会場を出る最後の瞬間まで、緊張感を持って行動するようにしましょう。

面接終了、立ち上がった時の立ち位置は?

面接官から「本日の面接はこれで終わりとなります」といった言葉が出たら、面接終了となります。
面接が終わったら、「本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」と面接官の目を見てお礼を述べ、一礼した後、席を立ちます。この時椅子を引くなどしていた場合は、元の位置に戻します。
椅子の横に立ち、姿勢を正して再び「ありがとうございました」と挨拶、一礼し、出口の扉へと向かいます。

扉の前で振り返り、挨拶

扉の前まで来たら、面接官の方を向き「失礼します」と挨拶をして一礼した後に、扉を開けます
入室のときと同じく、面接官に背を向けないように注意しながらドアノブと反対の手で扉を開け、部屋の外に出たら荷物を反対の手に持ち替えたうえで、逆側の手を使って扉を静かに閉めます。

出口やエレベーター前まで送ってくれる場合

面接官や案内係が出口やエレベーター前まで送ってくれる場合もあります。
その際は、面接官や案内係の少し後ろを歩きます。

出口に到着したタイミング、もしくはエレベーターに乗ったタイミングでしっかりと面接官、案内係に向かって「本日はありがとうございました」と挨拶します。
面接官や案内係と社内を歩いている際に他の社員とすれ違ったら、軽く会釈をするようにします。

ビルを出るまで、気を抜かない

面接が終わるとつい気が緩み、普段の話し方が出てしまったり、不用意な発言をしてしまったりすることがありますので、注意しましょう。
ビルを出るまでは気を抜かないことが基本です。
携帯やスマートフォンもビルを出るまでは手にしないようにしましょう。

入退室の際の失敗は致命的?

面接の入室時は、緊張のあまり失敗することもあります。
「扉を開ける際に大きな音を立ててしまった」「入室する際に緊張して転びそうになった」などの失敗はよくあるケースです。面接前にそうした失敗をすると頭が真っ白になり、面接そのものが上手くいかなくなってしまうこともあるでしょう。

しかし、そんなに焦ることはありません。失敗したらすぐに「失礼いたしました」と謝り、自分自身の気持ちも落ち着けましょう。その後の対応がしっかりしてれば、選考結果に関わるほどの致命的なミスとはなりません。

それよりも面接官は面接に臨む態度や姿勢、言葉遣いなどをチェックしています。基本的な常識やマナーを守り、起きてしまった失敗はあまり気にせずに面接そのものに集中するようにしましょう。

退室時の失敗も同様です。挽回する機会がないようでも、それまでの面接の中できちんと受け答えができていれば、大丈夫です。

面接における入退室のマナー 大事なことは?

日常生活でも、初対面の人に対して最初の印象が悪いと、その後の付き合いにも影響してしまうといった経験はありませんか?面接時のマナーも、初対面の相手(面接官)を不快な気持ちにさせないための気遣いなのです。細かく気にする人もいれば、そうでない人もいます。
しかし、一番大切なのは面接に対する態度や姿勢です。面接での行動は、面接に対する心構えを垣間見ることができます。入室時のマナーは完璧だったのに、退室時に雑になってしまうと、付け焼刃なイメージや、詰めの甘さを見られてしまいます。面接官はマナーを通して、面接に臨むあなたの心構えや仕事に対する姿勢を見ているのです。
極端に気にしすぎる必要はありませんが、ビジネスの場面においてもこういったマナーは必要となりますので、この機会にきちんとマスターしておきましょう。

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医療機器業界・営業事務(26歳・女性)

面接の前に、企業の担当者が事前オリエンテーションをしてくれたのがとてもよかったです。