【ミッション】Hondaモビリティの将来を担う次世代バッテリーにおける機械領域の研究開発をお任せします。~Hondaが取り組む次世代バッテリー開発について~Hondaとして、カーボンニュートラルを実現していくために、バッテリーの研究開発は再注力領域です。基本的に本田技研工業と本田技術研究所の2社での開発は下記のように分けております。本田技研工業 :量産中~量産開始直前の開発本田技術研究所:3~10年後に市場へ導入されるものの研究開発本田技術研究所内でも2部門でバッテリーに関する研究開発を行っております。①先進技術研究所:全固体電池 10年先を見据えた研究開発②先進パワーユニットエネルギー研究所:燃料電池 量産に近く3年後ターゲットで市場導入予定※当求人は上記2部門統一での募集となりますので、ご経験やスキルに応じて配属先を決定いたします。【具体的には】バッテリーパック(リチウムイオンバッテリー/バッテリー制御ECU/配電部品/伝熱部品)や次世代バッテリー(全固体電池・半固体電池・リチウム金属二次電池 など)における以下業務をお任せします。■将来戦略やコンセプト立案、性能設計(目標値設定)、要求仕様作成、および適用技術の構築■構造設計、熱設計、冷却設計(バッテリーパック、バッテリーモジュール、高圧配電、低圧配電、円筒・角・ラミネートの各セル機構、伝熱材、冷却回路 など)■解析、評価、テスト (セル強度性能、バッテリーパック強度性能、耐久性、安全性、振動、充放電特性、伝熱性 など)■車載レイアウト検討■次世代バッテリー用の外装(パウチ、缶体、タブリード など)および電極(アノード、カソード、固体電解質層、セパレータ等各種機能層およびそれらの積層体)の設計■混錬塗工、成形金型、Jig等の設計・プロセス評価■試験設備の仕様検討/導入、生産設備の立ち上げ※ご経験/スキル/ご志向に合わせて業務を決定します。【開発ツール】・設計/解析ツール:CATIA V5/V6、各種CAEツール(Abaqus,Nustran,StarCCM,COMSOL等)・分析/シミュレーションツール:SEM系/X線系の分析装置、一般的な電気/機械系の計測器、MATLAB、Simulink、Labview, GT-SUITE等・評価/計測ツール:温度、応力、騒音測定等の試験機器、EMC評価設備、充放電装置 ・グローブボックス、クリーンルーム、ドライルーム、バッテリーセル内製設備※ミッションにより異なります【募集背景】Hondaは、2050年にHondaの関わる全ての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルを目指しており、二輪車、四輪車、パワープロダクツや船外機、航空機を合わせて年間3,000万台規模の世界一のパワーユニットメーカーとして、幅広い製品の動力源のカーボンニュートラル化に取り組んでいます。四輪事業に関しても2030年までにグローバルで30機種のEVを展開し、EVの年間生産200万台超を目指します。従来の価値観にとらわれず、モビリティの新しい可能性を探究し続け社会に役立つ次世代のモビリティを一緒に創ってみませんか。【配属部署】■下記いずれかの部署を想定しております。・先進技術研究所・先進パワーユニットエネルギー研究所【歓迎要件】■エンジン、トランスミッション等 部品の構造・機構設計の経験■パワーエレクトロニクスに関する知識・開発経験■車載部品の信頼性/ 耐久性/耐環境性に関する知識、開発経験■電動車の開発経験■リチウムイオンバッテリーまたは次世代バッテリー(全固体電池・半固体電池・リチウム金属二次電池など) の構造、性能設計、製造・品質設計に関わる研究開発経験
450万円~1400万円※経験に応ず
研究・製品開発