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<目次>
まずは30代後半の転職市場の動向について、有効求人倍率(就職機会積み上げ方式)を確認してみましょう。30代後半の有効求人倍率の推移をまとめた上記のグラフ(厚生労働省「一般職業紹介状況」)などを見ても、リーマンショックの影響から転職市場が冷え込んでいた期間を除き、30代後半の有効求人倍率は1倍以上になると期待できます。年齢別の有効求人倍率のデータが公開されているのは2019年までとなりますが、2019年までは右肩上がりを続けていました。企業の中途採用意欲は高い水準を保っており、特に30代後半は専門職や管理職としての需要が拡大していますから、経験豊富な方にとってはチャンスの多い市場環境だと言えます。
かつては35歳を超えてからの転職は難しいと言われていました。パソナキャリアでの30代後半の選考通過率も、わずか10%ほどです。特にハイクラス求人では、最終選考でも倍率が高くなるケースが目立ちます。1人の採用枠に対して2~3名が最終候補になることも少なくありません。最終選考まで残っても採用見送りになる可能性もあります。
しかし最近はDXの推進や、企業戦略による組織改編のスピードが早くなる一方で、その知識や仕組みをしっかりと理解できる専門職や管理職が求められています。即戦力になる30代後半の人材を中途採用で雇用する企業は増えているのが現状です。
パソナキャリアでも、以下のような条件に当てはまる方であれば、通過率は40%を上回ることもあります。
ただし、35歳以上の転職活動で武器になるのは、スキルや経歴だけではありません。最終選考で他の応募者とスキルが拮抗していたときに、「入社後のビジョン」や「文化への適応力」が決定打になるケースもあります。自分と相性の良い企業を選ぶことで、理想の転職を実現しやすくなるでしょう。
他にも企業は少子高齢化の波を受け、労働人口の減少、高齢化という問題も抱えています。そのため即戦力にもなり、先の長い30代を積極的に採用するという企業は増えてきています。また年功序列のメンバーシップ型雇用から、職務内容と求めるスキルを限定するジョブ型雇用に切り替える企業も多くなってきました。キャリアアップのため転職を繰り返す人も一定数います。こうした転職市場の動向に鑑みると、35歳を超えてからの転職は以前に比べてハードルは低くなったと言えるでしょう。
30代後半で転職を考える人に対して、企業側に採用ニーズはあると前章で説明しましたが、それでも転職活動に苦戦している人もいます。それでは転職活動で失敗しやすい人とはどのような人なのでしょうか?特徴をまとめてみました。
30代後半の方で多いのは、過去の成功体験を捨て切れない方です。特に転職回数が少ない場合、自分の実力による成果なのか、商材や会社の看板に頼ったものなのか判断するのが難しくなります。
転職では自分のスキルを応募先の事業フェーズに合わせて再定義し、「自分の能力がその会社の利益にどう直結するか」を客観的にプレゼンする姿勢が大切です。客観性を持たずに成果をアピールしてしまうと、「スキルに見合わない給与や役職を求めている」「環境適応能力が低い人なのでは」と判断されてしまうリスクがあります。
30代後半からの転職は、スキルをアピールすると同時に、職場環境や状況の変化に対する柔軟性を伝えることも重要です。
待遇改善を理由に転職を決意する人は少なくありません。転職する理由としては問題ないのですが、転職したからといって年収が倍になったり、役職がいきなり重役になったりすることは非常に稀です。これまでのスキルや経験以上に見合わない待遇を要求しすぎると、内定を得るのは難しくなります。転職活動がうまくいかない人は、もう一度、自身の市場価値を客観的に見直してみてください。求めている待遇が客観的な市場価値と乖離していないかと振り返ってみることも必要です。
「転職したい理由」と、「前職を退職した理由」はほぼ同義です。そのため、転職理由は面接でよく聞かれる定番の質問でもあります。ここをどう答えるのかが明確になっていない場合、ついあいまいだったり、不適切な回答になったりしがちです。それでは心証が悪くなってしまい、面接でも不利になります。
例えば「休日出勤が多すぎる」や、「給料が安い」などというネガティブな理由だった場合も、そのまま伝えるのは避けましょう。「休日の余暇時間をスキルアップにあてたかったから」や、「成果が給料に結びつく仕事がしたかった」など言い換えることが大切です。
30代後半からの転職は、転職先の企業に入社することがゴールではありません。「入社後はどんなキャリアを積んで、将来の展望はどうしたいのか?」。こうした質問も面接でよく聞かれます。自分の中で転職後のビジョンが明確でない場合、ついあいまいに答えがちですが、そうすると面接官から「自分自身を客観的に捉えられていないのでは?」「仕事に対する意欲が低いのではないか?」と、思われてしまうことも。そうしたミスがないように、転職の準備をするときには、キャリアのゴールを設定し、そこに向けて転職をするというストーリーもしっかりと考えておきましょう。
30代後半の転職で評価されるポイントは、「即戦力」「柔軟性」「マネジメントスキル」「人柄」の4点です。それぞれ詳しく解説します。
30代後半の転職希望者は、平常業務のスキルを持っていることが大前提として見られます。そのうえで、プラスアルファの能力として重宝されるのは、企画やプロジェクトを牽引する能力です。企画やプロジェクトを進めるには、課題を構造的に捉え、一から打ち手を設計する必要があります。
職種ごとの例を挙げると、以下のとおりです。
共通しているのは、与えられた業務をこなすだけではなく、課題を特定して打ち手を設計する側に回っているかどうかです。こうした企画・プロジェクト推進の場面で即戦力として活躍できると、30代後半の転職活動で有利になります。
見逃されがちなのが、新しい職場への適応に必要な「アンラーニング(学習棄却)」です。過去の成功体験を新しい職場で活かすことも大切ですが、逆に成長の邪魔になる場面もあります。転職先の文化や手法を「前職ではこうだった」と否定してしまうと、組織の調和を乱してしまいます。過去のプライドを捨て、新しい組織のルールや価値観を素直に吸収する姿勢があるかどうかも、選考時に企業は見ています。
また、転職活動では書類や面接などで評価される機会が多いからこそ、柔軟に受け入れる「メタ認知能力」が必要です。不本意な結果だったときに「自分のことを正しく理解されていない」と切り捨ててしまうと、本質的な原因がわからないままです。せっかくのフィードバックを無駄にしてしまい、改善する機会を逃してしまうことになります。採用担当側は、応募者の年齢が上がるほど「受け入れる部署が扱いづらさを感じないか」と懸念します。だからこそ、自分の現在地を客観視し、足りない部分を補おうとする謙虚さや柔軟性が大切です。
30代後半になると、マネジメントスキルが求められるようになります。マネジメントとは、部下を持ち育成するピープルマネジメントのみを指すのではありません。プロジェクトやチームのリーダーとして、プロセスの設計や進捗管理などを担当するプロジェクトマネジメントも含まれます。
30代後半の方を採用する企業は、会社の将来を担うコアメンバーとしての活躍を期待するケースがほとんどです。入社後は、経営側の立場から物事を考える機会も増えるはずです。だからこそ、ベースとなるマネジメント力がある転職希望者は、転職活動を優位に進めやすいでしょう。
マネジメントスキルについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
30代後半はまだ伸びしろが期待される年齢です。スキルや経験が採用基準を満たさなかったとしても、人柄を評価されて採用されたり、他のポジションで声をかけてもらえたりするケースもあります。
「人柄が良い」という点を評価されるのは、コミュニケーション能力や能動性、主体性、成長意欲などです。こうした特徴を持つ人は、組織の課題を自分事として捉えられる傾向にあります。自分から課題を見つけて、アクションプランを提案できれば、経験値の差を意欲と行動力で逆転させる可能性もあるためです。
特に、部署の壁を越えて周囲を巻き込む力がある人は重宝されます。一部の専門スキルが多少不足していても、組織全体の生産性を高める存在として評価されるでしょう。
30代後半からの転職で、未経験、異業種のポジションを狙うのはなかなか難しいものです。パソナキャリアでも未経験、異業種の転職に成功した人は一定数いますが、これまでの業務経験からつながりのある職種であるケースがほとんどです。人事コンサルから事業会社の人事、経理から管理会計など、これまでの経験とつながりのある業界・職種を選ぶことで、転職に成功することは十分可能でしょう。
ただし年収に関しては、勤続年数や経験によって算出されることが多いため、今よりも低くなる場合があることは覚悟しておいた方がいいでしょう。
即戦力ではない職種への転職を成功させるコツは、採用担当に「経験やスキルを横展開して早期に活躍できそう」と思わせることです。
過去に、コンサルティングファームのマネージャーから、メーカーの経営企画・新規事業責任者に転職した方がいます。評価されたポイントは、事業を構造的に捉え、成果を出すための最短経路を考えてメンバーを牽引した経験です。特に、プロジェクトを完遂して成果を出すことへの強い意思が、組織の新たな風として期待されました。
未経験、異業種への転職を希望する方は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてください。
30代後半の転職を成功させるために、履歴書や職務経歴書を書く前に、自分の強みをアピールするための準備を始めましょう。
転職をしようと思ったら、まずはスキルの棚卸から始めましょう。自分は何ができるか、そして今までの実績にはどんなものがあるのか、さらにこれからどういう展望を持っているのかを考えて書き出してみます。自分の強みは、履歴書や職務経歴書、また面接でアピールするポイントになるので、ここをしっかり把握しておくと転職成功の確率はグッと上がります。
STEP1:定量的な数値を書き出す
まず、過去3~5年で携わった主要なプロジェクトを書き出してみてください。プロジェクトごとに、課題・行動・成果を数値で記載するのがポイントです。例えば「5人のチームで」「半年間にわたり」「売上を20%伸ばした」というように、客観的に判断できる数字を書き添えるようにします。一度数値を書き出した後に、業務内容を見直しながら書き漏れているものを足すことで、過不足なく洗い出せるでしょう。
数値は、自分が同年代の人よりもハイパフォーマーに映るものをピックアップすると効果的です。「目標120%達成」よりも「目標を100%達成した100人の中で、トップ5に入る実績」と表現した方が優秀な人材として映ります。
STEP2:成果を生み出したスキルを言語化
次に、プロジェクトの成果が、どんなスキルによって実現できたのかを考えましょう。スキルを書き出すときは、社内用語や業界・職種の専門用語ではなく、誰にでも通じる表現に変換するのが大切です。過去の営業実績のデータから課題を発見したことで売上改善に導けたのであれば、「数値分析力」による成果だと言えます。業務効率化を実現するために、各部署の担当者を決めてツールの活用方法をヒアリングしたのであれば、「調整力」による成果でしょう。
STEP3:入社後にどう活かせるか仮説を立てる
最後に、実際に成果につながったスキルが、応募先企業ではどのような問題を解決できるかという仮説を立てます。このときに「自分の強み・スキル」 と「応募先企業の課題 」を掛け合わせて考えてみると、思考がグッと整理されます。
例えば、応募先企業が急成長フェーズにある場合、「数値分析力」に長けている方なら、事業の伸びしろやボトルネックを可視化し、意思決定の精度を高める役割として貢献できるでしょう。「調整力」がある人なら、部署間の連携をスムーズにし、拡大に伴って生じる摩擦を最小限に抑える推進役として活かせるかもしれません。こうした仮説まで考えられると、応募先企業にとってあなたがどんな人材かよりはっきりと理解してもらえるでしょう。
「スキルがあれば転職できる」と思っている人は、マインドチェンジが必要かもしれません。たとえ転職に成功したとしても、入社したその先には職場のルールや、雰囲気、慣習などがあるのです。さらに人間関係の構築も一からやり直さなければいけません。ジョブ型雇用など、役職とスキルを重視した採用が増えてきていると前述しましたが、まだ日本の企業は部署やチームで動くところが多いです。新しい環境に馴染めない人は実力が発揮できず、期待された成果を出しづらいこともあります。入社後のミスマッチを防ぐためにも、これまでの仕事の進め方を一度リセットし、新しい環境へ適応していく準備ができているか、自分自身と向き合ってみる時間を持ちましょう。
例えば「年収アップ」や「残業時間の短縮」といった待遇面の改善を主な目的として、転職活動を始めること自体は、決して悪いことではありません。しかし、その理由「だけ」に終始してしまうと、面接で入社後のビジョンを問われた際、回答に行き詰まってしまう可能性があります。「現職での課題が解決されるか」という視点だけで転職を考えるのではなく、今後どうなっていきたいのか、そのために今できる最善の策として転職する、といった組み立てが必要です。そのためにも5年後、10年後のキャリアプランを明確に答えられるようにしましょう。
まずは今後3年で、どのような課題を解決できるプロになりたいかという専門領域の軸を定めます。その際、自分のスキルで何ができるかという主観的な視点だけでなく、何が市場から求められているかという客観的な視点を持つことが大切です。
例えば法人営業であれば、データ活用できる営業のニーズが高まっています。そのため、今後のキャリアで数値分析力や業界理解を強化することで、受注率を高められる営業になるでしょう。
経理職であれば、記帳や決算業務にとどまらず、経営判断を助ける管理会計や財務分析ができる人材が求められています。事業部別の収益分析や予実管理に携わることで、経営に近いポジションで貢献できる経理を目指せるでしょう。
製造技術職であれば、単なる作業スキルだけでなく、品質改善や工程改善を主導できる人材が評価されます。不良率の低減やコスト改善に取り組む経験を積むことで、現場を変革できる技術者として市場価値を高められるでしょう。
このように、自分の経験が、将来の業界でどう価値を持つかを逆算してみてください。自分の役割が企業の業績にどう貢献し、それが自身の待遇にどう反映されるかという因果関係を具体的に考えてみることで、より精度の高いキャリアプランを描けるようになるはずです。
「明確に決め切れない」「どう答えるのが良いかわからない」という人は、一度転職エージェントのキャリアコンサルタントに相談することをおすすめします。面談を通じて、あなた自身の仕事に対するモチベーションの維持の仕方、意識できていないが潜在的に持っている理想の将来像などが見えてくるかもしれません。
どんなに多忙でも、企業研究は自分から率先して行うことが大切です。企業理解の解像度が低いと、面接で聞かれたときに表面的な回答しかできないためです。
転職エージェントを利用している場合も、企業研究は自分で進めるようにしましょう。エージェントは情報の橋渡しはできますが、それを自らの知見と掛け合わせて「入社後のビジョン」に昇華させるのは自分にしかできません。
主体性を持って企業と向き合わず受け身の姿勢で選考に臨む方は、どれだけスキルが高くてもミスマッチを招き失敗するケースが目立ちます。
応募書類の提出や、面接の日程調整など、応募先企業から連絡が来たときは、なるべく速やかに返信することで、入社への熱意を伝えられます。レスポンス自体は早くても、面接日程として2~3週間先の日程を希望日として指定してしまうと、「他に選考を受けている意中の企業があって、当社の志望度は低いのでは」と捉えられてしまうリスクがあります。現職や家庭の事情などで直近の日程で面接を入れるのが難しい場合は、理由を添えて希望日程を送ることで、誤解されるリスクを避けられるでしょう。
「未経験でスキルもないけれど、情熱とやる気で転職は乗りきる」という30代後半の挑戦は非常に難易度が高くなるのが現実です。武器になるものがないなら、しっかりとした戦略を立てましょう。そして希望の職種に少しでも役立ちそうな資格を取得したり、スクールに通ったりして経験不足を補いましょう。
性別や家族構成を問わず、キャリアプランに加えてライフプランも考慮に入れてバランスを考える必要があります。30代後半で未婚/既婚、子どもの有無によって、今後のライフプランは大きく変わります。例えば子どもがいる場合は、成長とともにかかるお金も変わります。転職後のキャリアの年収と、家計の支出のバランスは取れているのかなどについても把握・検討しておくことをおすすめします。仕事と生活、双方のバランスが取れていないと、転職を成功させることも、また転職先で活躍を続けていくことも難しくなってしまいます。
30代後半の転職活動は、事前の準備が大切です。しかし在職中の転職活動は、業務の合間を縫って進める必要もあり、思ったより時間が足りなくなります。忙しいからとどんどん転職を先延ばしにいていくと、条件は悪くなる一方です。
とはいえ、退職して転職活動するというのもおすすめできません。なぜなら転職活動は始めてから転職先が決まるまでに、ある程度の時間がかかるからです。家庭のある人なら家族の生活を支える必要があります。独身であったとしても、収入が途絶えた状態で転職先が決まらないのは不安でしょう。気持ちのゆとりがなくなり、理想とはかけ離れたところで妥協しやすくなります。日々の生活と理想の仕事への転職を両立させるために、大切なのが入念な計画と、それを実行するためのスケジュール管理です。
30代の転職を成功させたい人はこちらの記事も合わせて読んでみてください。
30代後半での転職は、採用ニーズが広がっている業界やポジションを選ぶのがおすすめです。完全未経験の場合は難易度が非常に高いものの、まだ伸びしろを期待される年齢でもあるため、チャレンジする価値は十分あります。ここでは、30代後半の転職におすすめの業種や業界を紹介します。
30代後半の求人では、開発責任者や担当課長のポジションの募集が多くなります。こうしたポジションは将来、経営幹部を担う可能性が高いです。特に地方の中堅・優良メーカーの求人では、年収水準を維持しつつ、裁量権を大きく広げられるチャンスが豊富にあります。都心の大手企業で培った標準化された業務プロセスやコンプライアンスの知識、大きめの組織のマネジメント経験を持つ人材は、地方の優良企業にとってなかなか出会えないものです。30代後半で部長・役員候補として迎え入れられ、将来的に経営にダイレクトに関与できる醍醐味があります。責任は大きいですが、やりがいもあるので、事業運営やマネジメントなどの実績を積んだ人にはおすすめです。
職種未経験でも比較的転職しやすい職種にコンサルタントがあります。コンサルティング会社は案件ごとに必要な専門知識が変わってくるため、前職で培ったノウハウを活かせるチャンスがある職種です。また経験のない分野への転職は、収入が下がるのがほとんどですが、成果主義のコンサルタントは実績次第で収入がアップする可能性が高いです。特にHR領域やM&Aといった成長性の高い領域を選ぶことで、さらなる年収アップを見込みやすくなるでしょう。
未経験から将来性を重視して業界・職種を選ぶなら、SaaS・ITサービス業界のカスタマーサクセスや営業がおすすめです。IT企業ではサブスク型のビジネスモデルが採用されているケースが多いため、商品を売って終わりではなく、導入後にどれほど長く活用されるかが重視されています。IT業界が未経験であったとしても、法人営業や無形商材を扱う営業の経験があれば、スキルを活かして活躍できる公算が大きいです。特に金融やメーカーなどで培える顧客の懐に入り込む深い関係の構築力や課題解決力は、IT業界で需要の高いスキルです。
最近は人工知能(AI)が一般企業にも浸透し始めたため、AIエンジニアや、セキュリティエンジニアの求人は非常に多いです。特にITスキルを持つ30代は市場価値も高く、転職に有利と言われています。さらにそこからAIエンジニアやDX担当者、プロジェクトマネージャーへのキャリアアップを目指す人は、年収の大幅アップも見込まれるため、注目されている業界・職種です。
経理職は企業の中枢を担う部署です。AIやDXがどんなに革新的な進化を遂げて業務を効率化したとしても、経理の根幹には高いヒューマンスキルが求められます。経験と実績、専門性の高いスキルの持つ人材は、どの企業も歓迎するところです。財務会計やIRなどに携わるチャンスもある職種のため、経営に近いポジションへのキャリアアップにもつながりやすく、将来性が高い職種だと言えます。
デジタル化が進み、柔軟な発想力が求められているマーケティング・企画は30代がメインで活躍しています。特にデータアナリストやマーケターは、多くの企業で求められている職種です。30代後半でも好待遇で採用されることが多いので、専門スキルがある人は狙い目でしょう。
ハイクラスやミドルクラスの転職は、社員から紹介してもらうリファラル採用が増えてきていますが、30代後半の転職は、転職サイトや転職エージェントを同時に活用している人も多く見られます。転職サイトと転職エージェント、それぞれの特徴をご紹介していきます。
転職サイトにはたくさんの求人情報が載っています。その中から希望する会社を選んで応募します。コンサルタントがつかないので、自分が希望する企業を受けることができます。ただし転職サイトから応募した際は、履歴書や職務経歴書の作成、面接日程の調整や対策、給料の交渉まで、すべて自分で行わなければなりません。また一般の人では最新版の転職市場の情報も入手しにくいため、転職活動が長引いたり、苦戦したりすることもあります。
転職エージェントを利用する利点は、コンサルタントのサポートを受けられることです。そして「まだ転職するか迷っている」という人には、転職市場の情報をコンサルタントが教えてくれます。その情報を踏まえて「転職する」「転職しない」を判断するのもよいでしょう。さらに「この会社に応募しよう」という人に対しては、応募書類の作成や面接のアドバイスもしてくれるため、内定をもらえる可能性が高くなります。また転職エージェントに登録すると非公開の求人も閲覧できるため、希望にあった企業がより見つかりやすいというメリットも見逃せません。
転職エージェントについて、詳しくはこちらの記事も参照してみてください。
転職サイト、転職エージェントのどちらを利用するのか。自分にあった方を選択するのがおすすめですが、転職エージェントは求人を紹介するだけではなく、転職希望者の悩みや不安に寄り添うカウンセリングなどサポート体制も万全です。また転職希望者の強みや持ち味を引き出すコーチングの役割も担っているので、「自分の強みがわからない」と悩んでいる人は転職エージェントの利用をおすすめします。特に「ハイクラス転職を狙いたいけれど、自分のスキルで大丈夫かな?」と悩んでいる人は、ぜひ転職エージェントを利用して、30代後半からのハイクラス転職を目指してください。
転職エージェントの視点から、転職活動の始め方、自己PRの作り方、面接対策や円満退職の秘訣まで、転職ノウハウをわかりやすくコラムでご紹介します。
管理職になりたくない……悩んだときに考えてほしい複数の可能性
役員の転職は難しい?制限の有無やハイクラス転職で気をつけたいポイント
なぜ転職エージェント経由でも書類選考が通らない?原因と対策を解説!
転職を迷うときやめた方が良いのはどんな人?年代別判断のポイント
同業他社へ転職してもいい?競業避止義務や転職成功のポイントを解説
中小企業で働くメリット・デメリット、向いている人の特徴を大企業と比較しながら解説
年収800万円以上、年収アップ率61.7%
仕事のやりがいは何ですか?
今の仕事で満足な点と変えたい点はありますか?
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