- 入社実績あり
次世代エンジンの機械抵抗低減に向けた技術開発(実験業務)マツダ株式会社
マツダ株式会社
【配属先】パワートレイン開発本部 パワートレイン技術開発部 PT要素技術開発グループ【採用背景】パワートレイン技術開発部では、次世代に向けた新型エンジンの技術コンセプト構築と機能開発を実施しており、燃焼改善や機械抵抗低減などエンジンの効率改善への取り組みを進めております。マルチソリューションによるカーボンニュートラル (CN) 貢献を実現していくには、内燃機関の進化が今後も非常に重要と考えています。今回入社いただく方には、特に主運動系(ピストン・クランク)を始めとした本体構造系の機械抵抗低減に向けて、技術開発を進めるうえで必須となる計測技術を進化させる事、また、実験解析的なアプローチによるメカニズム解明を通じたエンジンの燃費向上に貢献いただく事を期待しています。【部門ミッション】パワートレインの要素技術開発及び次世代エンジンのユニット開発を行う事をミッションとしております。具体的には、将来パワートレインの競合力を確保するための技術シナリオの検討や提案、そして次世代パワートレインの核となる部品/システムの高機能化、内製化を実行できるための技術開発を進め、量産部門へ技術移管する役割を担っています。【職務概要】次世代エンジンの機械抵抗低減技術開発に関わる実験開発業務を担当いただく予定です。【職務詳細】・実機エンジンの性能/信頼性評価L 性能評価: ダイナモメーターなどを使用して、エンジンの出力、燃費、排出ガスなどの性能を評価L 信頼性評価: 長時間の耐久試験や過酷条件試験を行い、エンジンの信頼性を評価・実機エンジンにおける部品挙動、オイル挙動を対象とした計測技術開発L 計測技術開発: 部品やオイルの挙動を詳細に把握するための計測技術を開発(例:高精度センサー、可視化技術)L データ収集: 実機エンジンでの部品挙動やオイル挙動を計測し、データを収集L データ解析: 収集したデータを解析し、抵抗低減のメカニズムを解明 ※スキル/ご経験やご希望に応じて、新技術の有効性を評価するための「基礎実験」業務をお願いする事もございます。【育成支援】まずは先輩社員と一緒にOJTで一通りの実験業務を覚えて頂きます。併せて、専門性を身に付けていただくために社内教育や論文調査、学会参加などを想定しています。【ポジション特徴】将来に向けた最先端の技術開発を担う部門ですので、技術革新による社会貢献度が高く、自分たちが開発した技術が環境保護やエネルギー効率の向上に直接寄与し、持続可能な未来を実現する一翼を担っている事を実感できるポジションです。その中でも、マツダのパワートレイン技術開発部の機械抵抗低減チームは、実験/設計/解析の各メンバーが同一チームに所属をしています。実験データが解析/設計チームへ一気通貫でつながる事で、メカニズムの解明による解析精度の向上が図れる事、また、解析結果を基にした機能向上への改善案の提案や、改善案の機能評価を含む一連のモデルベース開発をチーム内で連携して行える点が大きな特徴です。ご入社後は、主に実機エンジンの実験開発業務を担って頂きますが、基礎実験や解析業務など業務範囲の拡大、あるいは目標設定や業務計画策定など、職務の拡大も目指して頂けます。【働くメンバーのやりがい】抵抗低減チームは少人数制のため、「解析して改善アイデアを見出す → 設計して部品手配をする → 実験して結果を確認する → 実験結果を解析へフィードバックする」という一連の業務を経験する事が可能です。業務の幅が広いからこその難しさもありますが、思った通りの改善結果が出たときは非常に大きなやりがいがあり、達成感は何にも代えがたい経験です。またチーム内で役割分担をしてサポートし合いながら業務を進めている事や、実験/設計/解析担当が同一チームにいる事から、互いに学ぶチャンスが豊富で、エンジニアとしての引き出しを増やせる環境である事も魅力ポイントです。
- 勤務地
- 広島県
- 年収
- 460万円~830万円
- 職種
- 研究・製品開発
更新日 2025.07.24