【東京】海外営業企画/学術業務(創薬研究用ヒト腎細胞)電気・電子・半導体メーカー
電気・電子・半導体メーカー
再生医療分野において、世界初、創薬研究用ヒト腎細胞『3D-RPTEC』の海外営業企画、学術業務に従事いただきます。【採用背景】・海外への製品拡販に向けて体制強化を図り、将来的には腎臓細胞の領域において世界トップを目指したい。【業務内容】創薬研究用ヒト腎細胞『3D-RPTEC』の製品拡販に向けての海外営業企画、学術業務をお任せします。メイン担当者として下記業務に携わっていただきます。・国際学会および展示会への出展企画・海外代理店との交渉および連携 →製品拡販に向けての情報(学術的内容)提供をメインにご対応いただきます・ユーザーへの手技レクチャー →初回受注時に製薬企業に向けた製品活用方法のレクチャーを実施いただきます・国際ガイドライン化の推進・学術情報の収集および提供【働き方】・学会および展示会、手技レクチャー時には出張となります。・在宅勤務、フレックス使用可能日機装株式会社は、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社および金沢大学との共同研究により、世界で初めて腎機能を適切に反映した創薬研究用ヒト腎細胞『3D-RPTEC?(スリーディーアールピーテック)』の開発に成功しました。今回開発した技術は、創薬研究において主に動物実験で行っていた薬物の評価を細胞実験に代替できること、また創薬プロセスの効率化に貢献することが期待されます。【世界初、創薬研究用ヒト腎細胞『3D-RPTEC』とは】創薬研究用ヒト腎細胞『3D-RPTEC』とは、ヒト由来の腎細胞を特殊な方法で培養することにより、これまで観察することが難しかった腎機能を適切に反映した世界で初めてのヒト腎細胞です。実際に主要な薬物トランスポーター※20種ほどが機能することを確認しています。これを創薬研究用ツールとして用いることで、従来よりも高い精度で薬物による腎障害のリスクを細胞実験で評価することが期待できます。※薬物トランスポーター:細胞膜に存在するタンパク質。イオンや低分子物質を細胞内に取り込む、あるいは細胞外へ排出させる装置の役割を持っている。腎細胞には、薬物輸送に関わる多数のトランスポーターの存在が知られている。【創薬研究用ヒト腎細胞開発の背景】創薬研究において、薬物の評価(薬物動態や毒性)は主に動物実験が行われていますが、種差の問題や動物愛護の観点から、動物実験の代わりにシミュレーションや細胞実験によって評価することが求められています。動物ではなく、ヒト由来の腎細胞で評価を行うため、種差の問題の解消に加え、動物実験と比較して細胞実験では、多くの薬物のデータをよりスピーディに、研究の初期段階から取得できるため、創薬の時間短縮やコスト削減も期待できます。しかしながら、創薬研究におけるニーズを満たすヒト腎細胞はこれまで存在しませんでした。【創薬研究用ヒト腎細胞『3D-RPTEC』販売の状況と展望】2024年から国内において販売を開始しています。現状多くの国内製薬企業にアプローチできており評価をいただいていますが、今後は未取引の企業へのアプローチも強化をしていきます。創薬における安全性ガイドライン検討にも関わっており、ガイドライン公定化に向けた活動も進めております。来年からはより市場規模の大きい海外への製品展開を予定しており、世界にまだない新製品を国内外に広げていくというやりがいの大きい業務に携わることができるポジションです。
- 年収
- 年収非公開
- 職種
- 学術・DI
更新日 2025.12.08