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<目次>
転職活動を始めようと思う時、進めている時、不安な気持ちになることはよくあります。時には面接や内定を受諾するかの判断などをする際に“怖い”とさえ感じてしまうこともあります。ところが、その気持ちをそのままにしていると、前に進めない、身動きが取れなくなってしまうことがあります。ここでは、転職するにあたって克服すべき不安や怖さについて見極めることから始めましょう。
転職活動における不安、怖さ、その理由にはどのようなものがあるでしょうか?
状況が変わることに対して不安や緊張を覚えることは、普通のことだといえます。転職は、新しい仕事や職場、人間関係など、さまざまな変化を伴いますので、不安や怖さを感じることは決して珍しくありません。
そもそも不安や怖さといった感情は、自分の力ではコントロールできないことやわからないことに対して感じる人間の自然な反応といえます。漠然とした怖さや不安を感じたら、まずは不安を細分化してみましょう。細分化した不安を言語化すると、自分の努力で対応できることや、解決できる部分も見つかりやすくなります。そうして自分なりにできるだけの対応策を取った結果、やれることはやった、という達成感や自信が、漠然とした怖さや不安を払拭してくれることもあります。
とりあえず今は仕事についている、けれど、転職活動で今より良い会社に入れるという保証はない。もしかすると、仕事が決まらないかもしれない。内定が取れても今よりも条件の悪い会社かもしれない。 悩み始めれば悪いイメージはいくらでも浮かびます。
こうしたネガティブなイメージは先が見通せないことからくるものです。
ですが、キャリアアップしたい、あるいは現状の不満を打開したいといった、いまの環境を変えてまで転職を決意した理由があるはずです。不安だから、怖いから、と色々と考え、悩んでしまって動けなくなるようでは、状況は変わらず前に進むこともできません。 不満に感じながら、また、いまの自分の姿は思い描くキャリアプランとはかけ離れていると悩みながらャリアを積んでいくのは、もちろんすべてが無駄になるわけではありませんが、キャリアアップの観点からは実にもったいない時間になります。
逆に、転職活動がとんとん拍子にうまくいっても、果たして本当の自分の実力に合った評価をされているのか、これまでのキャリアや経験が活かせない仕事を求められたら、自分への期待に応えられなかったらどうしよう、といった不安を感じることもあります。
転職活動に不安はつきもの。完全になくすことはできないかもしれませんが、少しでも和らげておきたいものです。 まずは不安に感じるもの、怖いと感じるものを具体的に思い描いて、対策できるものを分けて考え、できる限りの対策をし、前へと進むことが大切です。
転職の場合、活動の進み具合によって感じる不安や怖さの種類が変わってきます。転職活動前と活動中、内定後とに分けて、具体的にどんな不安があるか、それぞれ見ていきます。
転職活動前には、転職そのものに対して迷いを感じることが多いものです。自分の市場価値に対する不安や、今動くことで後悔するのではないか、といったタイミングに関する不安が多く聞かれます。
転職すると決めて活動を始めると、なかなかうまく進まない、あるいはスムーズに進み過ぎて不安を感じる、という人が増えます。うまくいっても行かなくても、内定を得るまでは、落ち着かない気持ちが続きます。
内定後には、決断が必要になります。この決断を後々後悔しないか?今少し他に良い条件の求人があるのではないか?といった不安を感じることも少なくありません。
どんな不安や怖さを抱えているか、思い当たるものはあったでしょうか?
自分自身が何に対して不安や怖さを感じているのか、一度書き出してみるのも良いかと思います。
色々上げてきましたが、大きく次の5つにまとめられます。
懸念に思うことが見えたら、その対処法を考えていきましょう。
先に述べたように、不安や怖さは、自分でコントロールできないためにおこるものです。
不安や怖さに打ち勝つ方法は、対象を見極めることと、自分はできる限りのことをやったという自信です。
では、転職活動における、「やれること」のやり方、対処法について、解説します。
転職活動に先立って、自分自身のキャリアの棚卸しをしっかりとしておきましょう。
これらを明確にしてから、求人情報を探すと、自分の知見を活かせる仕事というのが見えてきます。
これまでやってきた業務内容を書き出す際には、それぞれに数値を用いて実績を書き出し、良かったこと、うまくいかなかったこと、それぞれの経験から得た学びも併せてまとめておくと、応募書類の作成や面接の際にも役立ちます。自分の知識やスキル、経験を細かく洗い出していくことで、自分のキャリアを客観的に振り返ることもできます。
こちらも参照
「客観的な自己分析から自己PRのポイントを知る」
「面接で聞かれる短所を長所に見せる答え方 言い換え例一覧」
冒頭で、不安や怖さを感じるのは、自分の力ではコントロールできないことや、わからないことに対してだとお伝えしました。つまり、わからないことをひとつひとつ潰すように、徹底的に情報収集することで、不安や怖さを軽減することが可能です。
求人情報についてはもちろんのこと、企業の公式ページもチェック。社長挨拶や社員の声、新卒採用ページなどから、どういった社風、会社の雰囲気なのか、どういった人材が求められているのか?などがわかります。また営業成績や主力商品、プレスリリースなどからは、いま力を入れているのはどの分野、どのサービス・製品なのか、なども理解できます。自分なりにしっかりと企業研究をしたうえでわからなかったことは、面接で確認します。面接で確認したいことを準備しておけば自分も企業を判断するつもりで臨むことができ、企業から一方的に選んでもらうという姿勢に比べて、採用担当者の目からみて自信があるように見え好印象を残すことができます。
少なくとも十分な企業研究をしておけば、現職での課題や不満は転職先で改善できそうか、ある程度の判断はつき、さらに充分に企業研究をしていることで、採用担当者に対し志望意欲をアピールしやすくなります。
こちらも参照
「企業研究のコツ・やり方」
転職活動を開始するタイミングはいつがベストなのか?今少しキャリアを積んでからが良いのか、もう今更遅いのか、迷うこともあります。
求人情報が増える時期というのはありますが、全体量が変動することはあっても必ずしも自分にマッチした求人が増えているわけではないかもしれません。担当している業務や家庭の状況によってもベストなタイミングは変わってきます。周囲がどうかというよりも、まず自分が動けるタイミングかどうか、転職意欲が高まっているかどうかで判断しましょう。
ただし、転職活動はできるだけ在職中に始めましょう。 退職をすれば収入がなくなりますし、転職活動中の生活や面接に行くための交通費など、転職活動そのものにも費用がかかります。転職活動が長引いた時のことも考えて、収入があるうちから始めていれば、お金の面での不安は軽くなります。 もちろん人間関係や仕事量が多く心身に影響が出たり、会社都合によるものなど、さまざまな事情から退職後の転職活動にならざるを得ない場合もありますが、その場合も転職の可能性について思い描いたタイミングから始めておくことをおすすめします。
こちらも参照
「【転職のタイミング】年代別の成功ポイントや何月にするのがおすすめか」
転職に当たってこれまでの経験をきちんと語れるか?欲しい人材だと思ってもらえるかは、応募書類や面談での回答にかかっています。未経験業界や業種にキャリアチェンジをするときなど、どのようにアピールすればよいのか、応募書類の書き方や面接の対応は事前にある程度準備のできるものです。
書き方マナーや書き方のコツなどの情報をチェックして、ブラッシュアップして、書類や面談での通過率を上げる努力はしておきたいものです。
こちらも参照
「職務経歴書の書き方見本&フォーマットテンプレートダウンロード」
「面接の傾向と対策」
転職に当たって不安を感じる点や怖いと思うことを聞いてもらう、相談に乗ってもらうというのも、対処法のひとつです。自分一人では考えがまとまらないときや行き詰まってしまうこともあるかもしれません。そのような場合、話をしていくことで改めて自分の思いに気づいたり、新たな知識や視点を得たりして不安解消へと向かっていきます。
ところで転職活動の悩みは誰に相談すればよいでしょうか?
現職の上司や同僚には引き留めに合うかもしれませんし、家族は身びいきや心配が先に立つかもしれません。身近に転職経験のある知人がいればアドバイスをもらえるかもしれませんが、自分のキャリアや採用情報双方に詳しく、的確なアドバイスをもらうのは難しいかもしれません。
転職エージェントなどでは、多くの求人ニーズと求職者の要望のマッチングを行っているので、求職者が活動中に陥りやすい不安や、実際に転職したその後などの知見を持っています。
パソナキャリアの無料転職サポートにご登録いただければ、経験豊富なキャリアアドバイザーが、登録したキャリア情報や面談で得られる求職者の希望と、求人情報の詳細な内容を元に、的確なアドバイスをすることも可能です。
こちらも参照
「転職のお悩み相談室 答えはここにきっとある」
転職に不安を覚える理由と対処法について、述べてきましたが、転職を決意する年代によっても、転職を決意する理由、活動を決意する際の迷いも異なります。年代ごとの転職活動のポイントを見ていきます。
20代は、就業年数が浅い年齢層です。配属先が自分の希望とは異なっていた、会社の将来性に不安を感じる、社風が合わない、年収を上げたいなどの理由から、転職を希望するケースが多く見られます。
まだまだやり直しができる年代とも言えますが、判断が早すぎはしないか、知識やスキルが十分でない自分が他社から必要とされるのかという心配から不安を感じることが多いようです。
20代前半であれば“吸収力”“成長性”が感じられればポテンシャル採用を期待できます。
20代後半になると“専門スキル”“マネジメント経験”を訴求できれば、実力主義の企業からのニーズが期待できます。
企業側がどういった人材を求めているか、しっかりとチェックすることが大切です。
「20代でもハイクラス層への転職は可能?転職で年収を上げる具体的な方法を解説!」
30代は勤務歴10年以上の中堅と呼ばれる年齢層に当たります。
結婚や出産などライフプランの変化も大きく、将来に備える必要や家族が増えたため収入を増やしたいといったものから、同じ環境、いわゆるぬるま湯に居続けることへの不安から経歴を活かしてもっと活躍できる仕事に就きたいといったキャリア志向のものなどさまざまな転職理由が挙げられます。
一方で転職は必ずしもキャリアアップや年収増につながるとは限らないため、転職しないほうがリスクを抑えられるのではないかと迷いが生じやすい点も、不安や悩みにつながります。
30代は企業の成長を担う中核的人材として期待値も高く、アピールできる経験も豊富にあります。
自分自身のキャリアの棚卸をしっかりとすることで、自身が、家族が納得のいく求人がきっと見つかります。
「30代はなぜハイクラス層を目指しやすいのか?転職でキャリアアップを実現するポイントとは」
キャリアを持つ40代は、管理職や専門職など、自分の進む道が定まってくる年代です。もっと上のポジションを目指してみたい、これまでに培ってきた自分の力を試してみたい、年齢的にも転職できる最後のチャンスかもしれないといった理由から転職を希望するケースが見られます。
年齢を重ねている分、失敗をしたらやり直しがきかないのではないかという不安に襲われやすいといえるでしょう。
確かに30代に比べて求人に求められる資質や役割が変わり、企業の成長に直接貢献できる経験者やマネジメント能力などが求められるようになるため、求人数自体はやや減少します。しかし、自身のキャリアの棚卸を丁寧に行い、またこれまでの経験に拘泥せず柔軟に対応できる姿勢を持つことで、専門的な知識や組織運営に関わる知見を求める求人が見つかります。
最初に述べた通り、転職活動は、このまま頑張るほうが良いのではという迷いや、失敗するかもしれないという不安や怖さを感じるものです。しかしその一方、転職活動を通して、業界の知識が増えたり自身の視野が広がったりするというメリットもあります。
不安や怖いと思うこととしっかりと向き合うことで、自分自身を客観的に見ることができたり、採用選考や面接などを通して、今まで気づかなかった自分の価値を知ったりすることも珍しいことではありません。
今後どのような働き方をしていきたいのかを自分自身に問いながら、転職活動を一歩ずつ進めていきましょう。
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