鮮度センシング開発技術者
■担当業務: 当社では、空調で培ってきた省エネ・環境技術を低温領域に展開し、コールドチェーン市場での事業拡大を目指しております。コンテナ冷凍機ではグローバル4大メーカーの一翼を担っており、欧州では、冷凍・冷蔵機器メーカーを買収することにより、適切な温度管理、安全・安心な店内環境、遠隔監視、エネルギーマネジメントなどの店舗ソリューション事業を展開しています。今後は、生産地から消費地まで全体をつなぎ、「食品ロスの削減」「食の安全・安心」「チェーン全体のCO2排出量削減」など、社会課題解決と収益性の高いコールドチェーンビジネスに挑戦します。現状、当社では食品の長期保存や熟成管理を可能とする鮮度保持技術を有しており、今後は次世代CAシステムや鮮度センシングによるコールドチェーン全体の鮮度管理技術を開発していきます。特に鮮度センシング技術については、植物・魚類生理学に基づいた定量的な食品の鮮度評価技術を産官学連携で確立し、協業企業と早急に社会実装・事業化を進めていく計画です。 【具体的な業務内容】 (1)食品の鮮度センシング技術の企画・開発 ・食品(果実、肉、魚等)の鮮度や品質を可視化できるセンシング技術の企画・開発および評価試験 ・コールドチェーンへの実装に向けたセンシングデータの分析 (2)食品の長期保存・熟成技術の企画・開発 ・食品ごとに最適化した鮮度・品質の保存技術の企画・開発および評価試験 ・センシングデータを活用したコールドチェーンビジネスの企画 ※上記、内容について関連部門と連携しながら業務を推進いただきます。 ■ポジション・立場: 食品の鮮度センシング技術開発および、鮮度保持技術開発を進めていただきます。 ■仕事のやりがい: 食品用途を中心とした低温市場はグローバルで約7兆円規模となり、今後の成長可能性においてもチャンスの大きなマーケットになります。当社としても、グローバルでの低温事業の拡大を戦略経営計画の重点施策のひとつとして掲げており、ダイキングループの将来の成長・発展の鍵を握る重要なミッションと位置付けております。今回、開発する技術は、全世界で展開され、当社にとって新たな市場獲得に繋がるため、大きな期待がかかっています。新商品、新サービスの発信、またそれによる新規市場の獲得など、大きなやりがいのある仕事です。
大阪府
年収非公開
研究・製品開発