アイカ工業株式会社

【兵庫／丹波市】水性樹脂の開発業務

【業務内容】
アクリル系乳化重合を中心とした水性樹脂の開発業務です。顧客、営業と調整をしながら各種塗料、繊維、紙、フィルム加工向け水性樹脂製品の開発を行います。顧客要望を背景に要求品質を明確にし、実験室にて重合した試作品を各種分析機器を使用しながら評価を行います。得られた試作品を顧客へ提案し、顧客にて合格が出れば、パイロット試作機ので合成、製造実機生産へ進みます。これら開発業務の一連の流れを実施いただきます。

【募集背景】
国内の化学品業界はBCP対策、事業撤退による事業再編、原料費高騰によるコストダウン要望、環境負荷低減対応など従来の開発業務以外の新たな取り組みが増加しています。水性樹脂業界も同様で、業界内での同社への要望も増加しており、既存の開発メンバーでは対応できない状況です。ついては業務経験のある開発員を雇用し、即戦力として開発を推進していただきます。

【組織構成】
丹波R&Dセンターは、21名（水性樹脂開発グループ8名、新規材料開発グループ7名、微粒子開発グループ6名）で構成されています。
丹波工場と隣接した開発センターであり、開発した製品を工場部門（生産、品質、技術）と連携しながら商品化を進めます。

当社のビジネスの特徴は、2つの事業間で主要樹脂や化粧板等を供給し合う「素材連携」にあり、その強みは、各事業が高いシナジーを発揮する「製品開発力」と、建築業界において好評を博す「優れたデザイン力」を有する点にあります。また近年は、地球環境の保全と地域との調和を図り、環境にやさしい商品を開発するという「環境理念」(1998年制定)を実践し、特に他に先んじた環境配慮型商品の提供を重点方針としております。その結果、業界トップシェアを誇るメラミン化粧板、内・外装仕上塗材「ジョリパット」、不燃化粧板「アイカセラール」を始めとして環境にやさしい商品を潤沢に提供し続け、安定した経営基盤を築いております。

【化学メーカーであり、建材メーカーでもあります】
1936年に接着剤メーカーとして誕生して以来、コアテクノロジーである高分子技術を始めとした自社技術を活かしながら、2つの事業を展開。少子高齢化に伴う国内市場の縮小が避けられない中でも強く発展し続けるべく、新樹脂・新技術開発による製品改革と新分野の開拓に注力しています。建築市場におけるシェアを堅守すると共に、自動車部品用の高機能接着剤や太陽電池部材用接着剤、液晶画面保護用のUV硬化型ハードコート樹脂など、機能材料分野を強化していきます。