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経理の職務経歴書の書き方見本&フォーマットテンプレートダウンロード

経理の職務経歴書作成のポイントです。書き方の見本、フォーマットをダウンロードして、職務経歴書を作成する上で必要なポイントをおさえましょう。

職務経歴書の書き方見本

職務経歴書は決まったフォーマットがあるわけではないですが、次のような流れで書くのが一般的です。

  1. 1. 職務要約
  2. 2. 職務経歴
  3. 3. 活かせるスキル
  4. 4. 自己PR

とくに人気が集まりやすいハイクラス求人では、採用担当者が多くの職務経歴書に目を通します。一般的なフォーマットを採用することで、どこに何が書いてあるか採用担当者が把握しやすくなるため、自分の強みがより正確に伝わるでしょう。

職務要約も重要

職務経歴書の構成要素の中でもとくに重要なのは、冒頭の職務要約です。職務要約は、採用担当者が最初に目にする箇所です。応募先企業にあわせて「どのような経験を持ち、応募先でどう貢献できるか」といったアピール要素を網羅することで、採用担当者の興味を引き出せます。5〜8行程度が目安です。適切なボリュームに抑えつつ、わかりやすい表現で伝えるように心がけましょう。

次のような構成で書くと、経験の幅と強みが端的に伝わります。

20XX年入社後より経理として経験を重ね、月次・年次決算から連結決算・開示業務まで幅広く担当。直近○年はプレイングマネージャーとして、決算業務の標準化と後任育成を推進しながら、部門全体の業務効率化に取り組んでいます。

職務経歴やスキルは網羅的に記載する

担当業務や身につけたスキルの一部を「職務経歴書に書くほどでもないだろう」と省略してしまうと、採用担当者には「経験していない」「できない」と捉えられてしまう可能性があります。担当した業務やスキルは、抜け漏れのないよう網羅的に記載しましょう。

ただし、すべての経歴を同じ粒度で詳しく書く必要はありません。応募職種・ポジションに関連のある内容は抜け漏れなく、直接的に関連しない内容は簡潔にまとめるなど、取捨選択しながら調整してください。

実績や成果は、結果だけでなくプロセスも書く

職務経歴の実績でよくあるのが、数字などの結果だけを書いているパターンです。とくにハイクラス転職は即戦力が重視されるため、「どのように課題に向き合い、どう解決したか」というプロセスを記載することで、特定の環境以外でも再現性のあるスキルとして伝わります。ほかの候補者と差をつけるためにも、結果に至るまでの取り組みや工夫を具体的に記載することを意識しましょう。

全体のボリュームはA4用紙2〜3枚を目安に

職務経歴書全体のボリュームは、A4用紙2〜3枚(最大でも4枚以内程度)が目安です。長くても短くても選考に不利になる可能性があるため、適切な量になるよう調整しましょう。

適量よりも多い場合

職務経歴書が長くなりやすい傾向にあるのは、経験者数が多い方や、経験豊富なミドル層以降の方です。新卒から現職までのすべての経歴を同じ比重で書いてしまうと、経歴のどこに着目してほしいのか採用担当者に伝わりません。

直近の経歴および、応募先企業と関連性が高い経歴は詳細に記載し、それ以外のものは軽く触れる程度に抑える、といったようにメリハリをつけて作成しましょう。

適量よりも少ない場合

反対に、職務経歴書の適切なボリュームより少ない場合、経歴の深堀りが不十分な可能性があります。ポジションに見合った実力があるのか採用担当者が判断しきれず、書類選考で不採用になるリスクがあるため要注意です。書類選考を通過したとしても、面接で質問された際に上手く答えられないケースもあります。

「どんな強みを持つ人材か」「再現性があるのか」が伝わるように、実績・成果とあわせて達成するためのプロセスを詳細に記載することで、適切なボリュームの職務経歴書へと仕上がるでしょう。

職務経歴書の書き方完全ガイド|ダウンロード用フォーマット・テンプレート付き

経理のハイクラス転職における職務経歴書のポイント

経理のハイクラス転職を目指す方が、職務経歴書を作成する際に押さえておきたいポイントを紹介します。

評価されやすい要素にボリュームを割く

職務経歴書に書く実績や担当業務は、採用担当者が評価しやすい要素を意識して選ぶことが重要です。

変化が大きい成果

採用担当者に「この人を採用したい」と思わせるには、成果の中でもBefore/Afterの変化が大きいものを優先的に書くことが効果的です。経理職であれば「書類の手戻り率を削減した」「決算作業にかかる日数を短縮した」といった業務改善の成果が該当します。

数字で表せる場合は積極的に活用しましょう。数字で表しにくい場合でも、「取り組みの結果どういう状態になったか(After)」と「そのために自分が何をしたか」をセットで書くことで、応募先に「自社でも再現できそう」と思わせる記述になります。

専門性の高い業務

経理のハイクラス求人では、月次・年次決算といった日常業務だけでなく、国際税務・連結決算・有価証券報告書作成・内部統制対応・財務戦略の立案といった、一部の経理担当者しか携わらない専門性の高い業務の経験があるかどうかが、書類通過率に大きく影響します。これらの経験がある場合は、応募先のポジションと照らし合わせながら優先的に、かつ具体的に記載しましょう。

専門性の高い業務の経験がない場合は、「現在公認会計士の資格取得に向けて勉強中」といったように、キャリアのために今取り組んでいることを書き添えるのがおすすめです。成長意欲と方向性の明確さが伝わり、採用担当者へのプラス評価につながります。

マネジメント経験

役職の有無にかかわらず、マネジメント業務の経験も評価されます。マネジメントとは、プロジェクトのリーダー経験や、後輩・メンバーの育成などのヒューマンマネジメントだけを指すのではありません。管理会計の仕組みづくりや、予実管理の運用設計のように、課題を特定して打ち手を設計する経験も、マネジメント経験として評価されます。こうしたマネジメント業務に取り組んだ経験があれば、ボリュームを割いて詳しく記載するのがおすすめです。

実績は定量と定性を使い分ける

職務経歴書の実績は、数字で表せる定量的なものだけが評価されるわけではありません。経理職は営業職のように数字で表しやすい実績が少ない分、定量と定性を上手に使い分けることが重要です。

定量的な実績を書く場合

経理の定量的な実績の代表例は、在籍企業の規模感です。「連結決算対応(グループ○社・売上○億円規模)」のように書くことで、仕事のスケール感や、自分の介在価値が具体的に伝わります。

ほかにも数字で表せる実績がある場合は、積極的に活用しましょう。ただし、数字を出すだけでは不十分です。たとえば「決算作業期間を20%短縮」と書いても、どれほど難しいプロセスを経て達成した数字なのか、採用担当者には伝わりません。達成の難易度や背景がわかる文脈をセットで添えることで、数字の説得力が増します。

定性的な実績を書く場合

経理職では、プロセスの改善や体制づくりなど、数字に落としにくい貢献も多くあります。そうした実績は「監査法人から資料精度を高く評価された」「ワークフロー改善により部門全体の残業時間を削減した」のように、Before / Afterの状態と自分の取り組みをセットで書くことで十分なアピールになります。

ハイクラス転職でとくに抜け落ちやすいのが、組織マネジメントに関する実績です。マネジメントスタイルや部下との関わり方、育成した結果どう組織が変わったかといった内容は、定性的な表現でも十分評価されます。定量的に表せないからといって省略するのではなく、意識的に盛り込むようにしましょう。

経理の職務経歴でのよくあるNG事例

職務経歴書の作成でつまずく方には、共通したパターンがあります。パソナキャリアのキャリアアドバイザーが実際の添削現場で目にする、経理職に多いNG事例を3つ紹介します。

過剰に謙遜する

「チームで達成した成果だから」「自分一人の力ではないから」と、実績を職務経歴書に書くことをためらっていませんか。謙虚な姿勢は大切ですが、過剰に謙遜してしまうと、アピールの機会を自ら手放してしまうことになります。

NG例 月次・年次決算業務をチームで担当していました。担当範囲の業務については正確かつ期日どおりに対応し、組織の安定稼働に貢献しました。
OK例 月次・年次決算業務を担当。決算資料の精度管理を担い、チェックリストの整備とダブルチェック体制の導入を主導しました。その結果、誤謬発生率を○%から○%へ低減し、監査法人からも資料品質を高く評価されました。

謙遜の気持ちは大切ですが、「チームで取り組んだ」という事実の中にも、あなた自身のアプローチや工夫は必ずあります。採用担当者が知りたいのは、あなた個人がどう貢献したかです。深掘りすれば「自分がいたからこそ実現できた」と言える部分が見つかるはずです。自分の関与を過小評価せず、具体的に言語化しましょう。

自分の強みを見つけきれていない

「これといった実績がない」「自分には書けるものがない」と感じながら職務経歴書を作成していませんか。そう感じている方の多くは、強みに気づいていないだけで、実際には十分なアピール材料を持っています。

NG例 仕訳入力・伝票処理・月次決算補助を担当。
OK例 仕訳入力○件/月・伝票処理○件/月を担当し、入出金ミスゼロを○年継続。正確性を担保するために独自のチェックフローを設計し、部内の標準手順として採用された。

特筆すべき実績がないと感じている方の多くは、自分が当たり前にできていることの価値に気づいていないケースがほとんどです。とくに経験社数が少ない方は、在籍企業の業務水準が自分の基準になってしまい、外から見た強みが見えにくくなりがちです。「誰でもできる」と思っていることが、転職市場では十分な武器になることがあります。自分の業務を一度フラットな目線で棚卸ししてみましょう。

キーワードだけで中身が伝わっていない

「高い専門性」「戦略的思考」などのキーワードは、ハイクラス層の職務経歴書に頻繁に登場します。しかし、キーワードだけ記載しても、採用担当者に強みが伝わりません。職務経歴書の目的は、他の候補者より自分が優れているとアピールすることです。多くの求職者が使っているキーワードを記載しても、他の方と差別化できません。

NG例 経理チームのリーダーとして、メンバー一人ひとりの特性や強みを意識しながら、組織としての一体感を醸成することを重視したマネジメントを実践してきました。チーム全体が同じ方向を向いて業務に取り組めるよう、日常的なコミュニケーションを大切にしてきました。
OK例 経理チーム○名のリーダーとして、月次決算の属人化を課題と特定。業務マニュアルの整備とペア担当制の導入により特定メンバーへの業務集中を解消し、チーム全体の残業時間を月平均○時間削減。担当者不在時のリスクも排除し、安定した決算体制を構築しました。

NG例は「一体感を醸成することを重視した」「コミュニケーションを大切にしてきた」など、具体的に何をしたかが一切書かれていません。「何名の組織で」「どんな課題に対して」「どんなアプローチを取ったか」を具体的に書くことで、キーワードに中身が伴い、はじめて自分ならではの強みとして伝わります。

パソナキャリアの書類サポートについて

職務経歴書は、自分一人で仕上げようとすると客観的な視点が失われがちです。「強みをうまく言語化できない」「書いてみたけれど本当にこれでいいのか不安」という方は、パソナキャリアへご相談ください。

パソナキャリアでは書類添削の際、キャリアアドバイザー(CA)と書類添削専門スタッフが連携してフィードバックを行っています。応募先企業の特色をふまえた丁寧なフィードバックを行っているため、他のエージェントを利用した後にパソナキャリアで添削を受けたことで書類通過率が上がるケースも多くあります。

ご相談の際は、「ここの表現が気になっている」「この実績の書き方に自信がない」といった状態で持ってきていただけると、よりピンポイントなアドバイスが可能です。もちろん、何から手をつければいいかわからないという段階でも、お気軽にご相談ください。

※書類添削にあたっては、担当キャリアアドバイザーへご相談ください。

職務経歴書テンプレートのダウンロード

職務経歴書は、基本的にはパソコン(WordまたはExcel)にてご作成いただくことを推奨しております。
パソコンで作成することで、誤字や脱字の修正が容易にでき、表や文字が整っているため、採用担当者にとっても読みやすくなります。また、データとして保存・送信しやすいという利点もございます。
職務経歴書の作成方法にご不安がある場合は、担当アドバイザーまでご相談ください。

職務経歴表サンプル

経理の職務経歴書の例文付きポイント

企業の求める条件にマッチしたキーワードを盛り込むことで、専門的な知識の有無や経験業務の幅広さをアピールします。ご自身の経験に応じて、下記を参考に文面を作成してください。

経理事務

記入例

・伝票整理/起票(○件/日)

・支払い関連業務

・会計ソフトへ仕訳の入力作業(○件/日)

・売掛/買掛管理

・現金出納管理/預金口座管理業務

・小口現金管理

経理(財務会計)

記入例

・月次決算(○年)

・四半期決算(○年)

・年次決算(○年)

・連結決算(○年)

・国際会計基準(IFRS)での対応

・US-GAAPの知識や経験

・税務関連業務(税務申告書作成、国際税務)

・移転価格

・有価証券報告書

・決算短信

・上場資料作成

管理会計、原価計算

記入例

・予実管理/分析

・中期予算策定

・事業計画策定

・経営分析

・経営者/役員向け資料作成、報告

・原価管理

・原価計算

財務

記入例

・資金繰り

・資金調達

・財務戦略の立案

・金融機関との折衝

その他

記入例

・内部統制

・システム導入(システム名)

自己PR例文(ITやツール活用による業務改善)

記入例

月次・年次決算を○年、連結決算を○年担当。会計ソフト(○○○等)を用い、締め・取りまとめまで一貫して実施をいたしました。決算早期化プロジェクトでは、作業期間を従来比○%短縮。ミス発生率も○%→○%へ大幅低減し、正確性とスピードを両立させました。会計ソフト活用やフロー改善により、月次作業も○日短縮できました。

スピードと正確性を両立し、今後も生産性向上に貢献して参りたいと思っております。

自己PR例文(開示資料作成力)

記入例

開示業務を○年間担当し、有価証券報告書・決算短信を毎期ミスなしで作成しております。また、ワークフロー改善により作成工数を○%削減することに成功いたしました。監査法人からも「資料精度が高い」と高評価を獲得し、安心できる開示体制構築に寄与しました。

自己PR例文(精緻な業務遂行力)

記入例

伝票処理○件/月、仕訳入力○件/月を対応。

○年経験を積んだ後はRPA導入で入力工数を○%削減し、月次作業を○日短縮することができました。売掛・買掛・資金管理も幅広く対応し、入出金ミスゼロを○年以上継続。几帳面な性格を活かし、安定した経理基盤作りに貢献しました。

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