<神戸>財務コントローラー機械・精密機器メーカー
機械・精密機器メーカー
【募集背景】5-10年後の次期CFO/財務部長候補者として採用、育成を行う。育成期間において、伝統的予算管理手法にとらわれない予算・業績管理制度の充実(予測に重点、ローリング予算・予測、BSC/KPI管理等)を図るとともに、現状のCFO属人的リスクのある状況の改善、組織的体制への変革を目指す為。【職務内容】財務部は、財務経理、社内IT、法務の3つの機能を有しています。財務経理は、建設業における個別原価計算により、案件ごとの原価集計を行い、大型のプロジェクト工事については工事の進捗度に応じて(いわゆる工事進行基準により)収益を認識しています。フランスの親会社が国際会計基準による報告を求めており、四半期ごとに、国際会計基準に応じた四半期の決算実績とその年の年末までの業績予測を修正予算として提出いたします。四半期ごとに、プロジェクト管理部門が管理する各工事案件の予算と実績、予測を確認し、その他費用項目の確認を行い、予測重視の予算管理を行っています。通期決算では、日本の会社法に基づく財務諸表を作成して確定申告を行い、建設業が求める決算報告書を作成して建設業の経営審査を受けます。社内ITは、社内のITインフラの維持に加えて、フランス本社のポリシーに従った情報セキュリティの維持・向上、社内各部門の業務効率化に向けた支援を行っています。法務は、フランス本社の社内弁護士や社外顧問弁護士等に相談しながら契約書のレビュー、フランス本社会社法務と共同して取締役会・株主総会の準備と議事録作成などを行っています。【どのような環境か/なぜやるのか】運送会社様を中心とするお客様がキャッシュリッチな一部上場企業が多いため、過去から長く無借金経営を継続しており、逆にフランス本社に対して多額のグループ内貸付金を有しています。グループに対する資金・利益の貢献度が高く、重要性の高いグループ会社と認識しているため、毎年財務パッケージについて監査法人の監査を受け、中間レビューも実施されています。本社からの信頼が厚く、国内の他のグループ会社のサポートを期待されることもしばしばです。【何を実施してもらうのか/どうやっているのか】財務コントローラとして、財務報告(国際会計基準に基づくフランス本社レポート、会社法に基づく計算書類作成)、損益・資金他財務計画策定、予算編成、予実差異分析、四半期業績予測、本社・事業部・社内関係部門との調整、金融機関折衝・信頼関係維持、監査法人・監査役・税務調査対応、内部統制の維持・改善、本社Directive/方針等の社内普及、法人税・消費税申告書作成、財務・経理メンバーの管理IT:将来的にSAP導入可能な業務体制整備、請求・支払等会計に関わる分野を主とするDX推進、一定のIT知識を保有し部内ITチームの管理法務:フランス本社・司法書士と協同しながらの取締役会・株主総会・定款対応、英文契約書を含む一次的な対顧客等契約書レビュー・顧問弁護士窓口、フランス本社・社外保険ブローカーに対する保険業務窓口【具体的には】■財務関連業務(財務報告、損益・資金他財務計画策定等) 75%■IT関連業務(SAP導入可能な業務体制整備、請求・支払等会計に関わる分野を主とするDX推進等)15%■法務関連業務(対顧客当契約書レビュー顧問弁護士窓口等)10%【入社後のイメージ】2日間は各部署のオリエンテーション実施、その後部門で当面は財務・経理業務を中心に担当いただきます。当社は12月決算で3月、6月、9月に四半期決算の財務パッケージと当年12月までの業績予測数値の提出をしており、レポート数値の作成、確認等を部内メンバーと共にお願いすることになります。月次決算の各種伝票や内訳資料の確認、予算実績の差異について部門ともコミュニケーションを取りながら、予測部分も含めて分析していただきます。IT業務や法務業務につきましては、当面は情報共有する内容を確認させていただき、補助的な業務からご担当いただく予定です。
- 年収
- 800万円~1000万円※経験に応ず
- 職種
- 経理・財務・会計
更新日 2024.12.19