【香川】リチウムイオン二次電池用負極材料の開発(材料設計)化学・繊維・素材メーカー
化学・繊維・素材メーカー
【職務概要】近年、Electric Vehicles(BEV/PHV/HEV)市場は急速に拡大しており、それを支えるリチウムイオン二次電池の性能や安全性に対する期待も日々高まっています。負極材はリチウムイオン電池を構成する主な材料の1つであり、車載用途に対応した高品質かつ環境に配慮した製品への需要が増加しています。当社ではこの負極材の「材料設計」から「量産に向けた工程設計」までを内製で推進しており、工程設計を担当できる即戦力エンジニアを募集しています。【具体的には】負極材(炭素材料)の性能向上に向けて以下の業務を行っていただきます。・既存負極材料の設計・改善検討:現行品の課題を分析し、性能向上を図る・新規負極材料の設計、評価解析:市場や顧客ニーズに応じた新規材料の創出、および性能評価・顧客への提案活動・技術対応:国内外の顧客に向けた当社独自材料の技術提案や、顧客要望に沿った材料のファインチューニング・量産化に向けた技術情報の具現化:量産工程に必要な基礎データ(材料特性、製造条件、設備要件など)の取得および製品規格の策定※扱う製品や技術分野:リチウムイオン二次電池用負極材料<担当業務>自分たちで考えて見出した、リチウムイオン二次電池用負極材料材料設計を具現化し、さらには工程設計を行い量産につなげています。 量産の拠点は主に海外となり、海外の拠点に対しての技術支援、生産ライン立上げの支援も行います。国内外とのお客様とも技術ミーティングなどで多くの接点があります。【当社の負極材について】負極材は人造系黒鉛もしくは天然系黒鉛を原料としますが、当社グループは製造工程でGHG排出量が少なく、ライフサイクルアセスメントに優れた天然系黒鉛を原料とした製品に強みを持っています。加えて、当社グループは、独自開発の新技術(特許取得済)により天然系黒鉛の課題であった電池寿命に影響する膨張を抑制し、人造系黒鉛の性能を上回るグレードを新たに開発し、展開しています。【最新プロジェクト情報】サプライチェーンの強化およびモビリティ向け素材におけるカーボンニュートラルに向けた取り組み強化を目的として、香川事業所で生産能力を増強し、2026年10月の稼働を予定しています。これによりEV市場の急増に応える大量供給体制を構築します。また、2022年5月には低膨張天然系負極材の中国における製造能力増強および欧米における製造検討開始しました。これによりグローバルな供給網を強化し、安定的な量産を目指します。【配属部署の紹介】「負極材グループ」は30名規模で、負極材料の材料設計、評価・解析、工程設計、顧客対応、量産支援、海外拠点支援などを一貫して担うグループです。材料設計チーム・評価解析チーム・工程設計チームが密接に連携しながら、市場ニーズに応える負極材をスピーディーに製品化する体制を構築しています。中途入社のメンバーも多数在籍しており、多様性あふれるチーム<組織構成>男:女=27:3 平均年齢41歳【魅力】・アイディアを形に:自分たちで考えて見出した材料を具体化し、新製造ラインで量産される実感を得られます。・グローバルに活躍:量産の拠点は主に海外。香川工場だけでなく、海外の拠点・エンジニアと関わることができます。・成長できる環境 :負極材の技術だけでなく、最先端材料設計技術、量産プロ【働き方】・平均残業時間:20時間程度/月・フレックス制度:有・リモートワーク制度:有(週2日程度)※実験や対面での業務があるため出社の頻度の方が多いですが、データの取りまとめ等、自宅でできる業務に関しては在宅での勤務も可能です。※将来的にグループ会社への在籍出向の可能性があります。
- 年収
- 550万円~950万円
- 職種
- 研究・製品開発
更新日 2025.08.25