流通・小売・サービス

環境社会貢献部:マネージャー候補

【募集背景】
同社では、グループ全体で環境負荷低減と価値創出を両立するGX戦略を中長期の主要テーマに位置付けています。再エネ調達、サプライチェーン全体での脱炭素化、地域行政との協働など、取り組み領域が広がる一方、社内外のステークホルダーが増え、戦略立案から推進までを統合的に担う専門組織の強化が急務となっています。
環境社会貢献部は17名体制でCSRや環境政策を担ってきましたが、近年はGXを軸にした事業貢献やブランド価値向上への期待が高まり、部門内の機能を再編し、外部から実務経験を持つマネージャーを迎える方針となりました。行政・企業との協働領域が拡大しているため、持続可能性領域の専門知見をもとに、意思決定を支える戦略設計を担える方を求めています。

【職務内容】
GX戦略の企画立案から社内展開、行政・他企業との協働プロジェクト推進まで、一連のプロセスを主担当として担います。環境社会貢献部がハブとなり、サプライチェーン部門、店舗運営、広報、財務など各専門部と連携しながら、施策の立案・検証・導入を推進いただきます。
企画設計や対外折衝は本ポジションの担当範囲となり、技術検証や設備投資判断は各専門部署と連携して進めます。経営判断に関わる案件では、役員向け資料の作成や論点整理を行い、意思決定に必要な根拠を整える役割も担います。

＜主な業務内容＞
・GXに関する市場動向、政策動向、技術トレンドの調査および課題抽出（年間20～30本規模の分析レポート作成）
・グループ全体のGX戦略・方針の策定（年次計画、3か年計画など）
・行政機関・他企業との協働領域の企画と実行（年間5～10件程度の共同プロジェクト推進）
・施策導入に向けた社内部門との調整、開発依頼、試行導入後の効果検証
・広報・ブランド部門との連携によるGXブランディング活動の企画
・役員決裁に向けた資料作成、論点整理、プロジェクト管理

【組織体制・開発スタイル】
環境社会貢献部は17名規模の組織で、環境政策、社会貢献、サステナビリティレポートなど複数の機能を有しています。本ポジションはGX領域を主軸とするチームに所属し、部長直下で企画と推進を担います。
社内外の関係者が多いため、情報の正確性と手続きの整合性を重視する組織文化です。近年は従来の政策寄りの業務から、事業起点でのGX施策開発へと領域が広がっており、環境価値を事業成果につなげるフェーズへ移行しています。

【ポジションの魅力】
・グループ全体のGX戦略を企画する中核として、裁量を持って案件を主導できます。
・行政・企業との協働や社内の多部署連携を通じ、意思決定に直接影響を与える役割を担えます。
・事業構造の変革を支えるフェーズであり、環境領域の専門性を活かしながら、企画からブランド構築まで一連の流れに関われます。
・サステナビリティ領域での実績を、より広い事業プロジェクトへ拡張できる点も魅力です。

【将来キャリアパス】
GX領域の専門性を深め、グループ全体の環境戦略リードとしてのキャリアを築くことができます。政策連携、ブランド価値向上、サプライチェーン改革など、複数領域へのキャリアの広がりがあり、事業企画やブランド戦略へのステップにもつながります。将来的には海外のグループ会社との環境協働や国際的なアライアンス案件に関与する可能性もあります。

【同社グループにおけるGX戦略の主な要素】
・店舗・物流センターの再エネ化、エネルギーマネジメント高度化
・サプライチェーン全体のCO?排出量削減
・廃棄物削減、資源循環スキームの構築
・地域行政との協働（地域エネルギー、災害対応、まちづくりなど）
・グループ全体での脱炭素ロードマップ設計
・環境価値をブランド価値向上へつなげる発信・コミュニケーション