【インテグレーションプラットフォーム】プロダクトエンジニアその他インターネット関連
その他インターネット関連
日本全国では薬局は6万店舗以上あり、そこで年間9億枚近い処方箋が扱われています。この処方箋という、患者の健康に直結する機微な医療データを、数千の薬局現場で日々正確かつ安定的に処理し、カケハシが提供するクラウド上のSaaSプロダクトへとシームレスに繋ぐ基盤を作るポジションです。薬局の中には、処方箋をスキャンするための複合機、薬剤師がお薬を用意するために使う調剤機器や自動分包機、処方の結果を記録するための電子薬歴端末、診療報酬を計算するための端末など、様々な物理的な機器が存在しています。また、これらの機器に加えて、患者が今どの保険に加入しているかを確認する「オンライン資格確認」、薬局が保険者(健康保険組合等)に医療費を請求する「レセプト請求」、医師や薬剤師の資格を電子的に証明する「HPKIカード」といった、医療保険制度に紐づく仕組みとも連携する必要があります。さらに、他社が提供する店舗内システムとの連携も必要で、これら様々な機器・システムが複雑に絡み合うことで薬局業務が成り立っています。連携方式もファイル連携・Web API連携・ICカードによる認証など多様であり、単一の技術方式には閉じていません。例えば、「帯域の細い店舗にも確実にアプリケーションを配布・更新するにはどうするか」「クライアント側で障害が起きた際、店舗の業務を止めないためにどう検知し、どう振る舞わせるか」「クラウド側で障害が起きた際、店舗側はどこまで自律的に動作を継続できるべきか」「印刷基盤のような共通機能を、複数プロダクトから使われることを前提にどう設計するか」。こうした、正解が一つに決まらない問いに、現場の制約と向き合いながら答えを出し続けるのがこのチームの日常です。私たちインテグレーションプラットフォームチームは、これらすべてを、カケハシが提供するクラウド上の複数のSaaSプロダクトとシームレスに連携させ、調剤から服薬指導、会計までの業務フローを一気通貫で制御する役割を担っています。数千店舗の薬局現場で日々稼働し、薬剤師の業務を止めないことを最優先に、安定性と応答性の高い基盤を開発します。このポジションでは、クライアントサイド(Windows/.NET等)とサーバーサイド(AWS上の分散システム)を役割として分けず、両方の設計思想を理解した上で、どちらの層に課題があるかを見極め、アーキテクチャレベルで意思決定できる方を求めています。生成AIの活用により、コードそのものを書く工数の比重は下がり続けています。私たちが本当に必要としているのは、特定の言語やフレームワークの経験ではなく、複雑なシステム全体を構造化し、プロダクト・業務・運用を理解した上で最適な設計判断を下せる力です。技術選定は個人の独断ではなく、チーム内での議論を通じて決めていきますが、その議論の質を上げる設計・提案ができることを期待しています。多様なハードウェア・規制対応システム・他社システムが混在する複雑な現場の制約を解き、大規模かつ精度が問われる基盤の安定稼働を守りながら技術的挑戦を継続することで、医療業界という奥深いビジネスドメインを紐解く、貴重な経験を得ることができます。チームではAI駆動開発もしっかり定着しており、要求分析からエンジニアが裁量を持って活躍しています。
- 年収
- 700万円~1200万円
- 職種
- 社内SE
更新日 2026.09.11