【神戸】ソフトウェア開発/監視制御システム電気・電子・半導体メーカー
電気・電子・半導体メーカー
【募集背景】1995年に始まった日本の電力自由化は、段階的に進展して電力システム改革によって、2016年には、家庭や企業を含めた全ての利用者が電力会社を自由に選べるようになる「小売全面自由化」が導入されました。一方、太陽光や風力などの再生可能エネルギーは全世界的に導入が拡大しており、電気をつくる・送る・使う仕組みが大きく変わっているなど、電力産業を取り巻く環境が劇的変化を遂げています。同社はこのような環境変化のなか、日本の電力事業の変遷と共に歩み、電力システム改革に貢献してまいりました。多様化する電力運用のニーズに対し、当社が保有する幅広い電力技術とICTを融合させ、先進的なソリューションを提供するために、関係者と一丸となって事業の創出・推進を担っていく人材を募集いたします。扱うシステムではWindows、Linux、UnixをOSとして採用しております。現在Linux、Unixの専門性を持ったベテラン社員が活躍しておりますが、次世代を担う専門性の高いメンバーをお迎えし組織体制の強化を図りたいと思い、募集に至ります。【具体的には】電力会社向け監視制御システムを構成する計算機のプラットフォーム開発をお任せいたします。監視制御システムは主に監視・制御の2つの機能に分類されますが、本ポジションでは監視領域(プラントの状態表示等)が対象となります。各設計部署がお客様毎にシステム設計を行いますが、その共通基盤となるプラットフォーム(OS、ドライバ、ミドルウェア)の開発を担っております。※既存ソフトウェアに関する維持開発案件がメインとなり、開発期間は1-2年程度のものが多いです。(機能追加/VerUP対応等)※プロジェクトにおいては即戦力としてサブリーダ的な立場で製品開発を牽引していただきたいと考えております。■電力会社向け監視制御システム用計算機に適用する専用OSの開発作業(要件定義、詳細設計、コーディング、試験:一部協力会社へ委託しますが基本部分は社員で実施しています)。■社内各設計部署との要件調整、問合せ対応(開発製品のエンドユーザは電力会社になりますが、開発製品を活用してシステム設計を行う社内各設計部署が主要ユーザとなります)。■適用済み既存機種の保守(電力会社向けシステムの保守期間は長期となるため、故障解析、不具合解析・改修なども実施します)。■OSカーネル技術、リアルタイム技術、デバイスドライバ技術などを身に着けて活躍できます。■現行機種の生産中止に伴い、24年度から後継機開発を実施する計画です(約3年間)。開発完了後は電力会社向け監視制御システムに適用され、長期保守を実施します。【対象製品・サービス】電力系統監視制御システム【組織】開発部 ソフトウエアプラットフォーム開発課【ポジションの魅力】◎社会インフラである電力システムを支えている監視制御システム基盤である計算機の開発に関わることで、社会に貢献できます。◎ホワイトボックス性を求められる分野であり、技術的な追及ができます。◎同社の発電プラント監視制御システムは、発電プラントの進化と共に歩んできました。その歴史の中で、様々な技術を生み出し、性能の高度化を進めてきました。その結果、人の手によって行われていた、発電プラントの多くの機能の自動化を実現しました。同社の技術が、安定的かつ安全な発電プラントの運用を可能としています。【働き方】・残業時間 :月平均32時間/繁忙期40時間・出張: 無 (社内各設計部署とともにエンドユーザの現地調査に同行する可能性あり)・転勤可能性:無 (社内各設計部署とのローテーションは可能性あり)・リモートワーク:有 (週1日程度、計算機実機での試験など出社必要作業は多い)・中途社員の割合:約5%
- 年収
- 400万円~900万円※経験に応ず
- 職種
- ソフト設計・制御設計
更新日 2024.05.15