トヨタ自動車株式会社

カーボンニュートラル（CN）実現に向けた戦略企画

【特色】
CN実現のカギとなるエネルギーの脱炭素化がどう進展し、社会がどう変化するか、
技術・政策・経済等の調査・分析やシナリオ検討を実施し、グローバルトヨタでの意思決定を推進する。

【概要】
自動車のCN実現にはパワートレーンの進化とエネルギーの脱炭素化を並行し進めることが必須である。
将来のエネルギーシナリオはIEAなど多くの機関から発行されているが、国・地域毎のシナリオや自動車への影響の検討には情報が不十分である。
そこで、公表されたシナリオの考察に加え、エネルギー動向調査やステークホルダー議論等を通じ、自社なりのエネルギーの将来像を描き、各種意思決定に資する情報や提言を行うことが主な業務となる。
また、TCFDなどのシナリオ分析を通じ、社内関係部署と共に環境情報開示への対応も推進する。
なお、グループメンバーは愛知と東京に在籍しており、勤務地はどちらも選択可。

【詳細】
◆ エネルギー動向（シナリオ含む）の調査・分析
◆ 独自シナリオの検討や社内関係部署との情報開示（CSRD等）に向けたシナリオ分析業務
◆ 外部機関（委託研究先）とのシナリオ検討

【職場イメージ・職場ミッション】
＜イメージ＞
　技術系や事務系のメンバーが在籍し、ベテランと中堅・若手がチームを組んで業務を推進しています。
　メンバーの独自調査に加え、研究機関や企業連携を通じ幅広い視点からエネルギーの動向を分析しています。
　グループメンバーのうち中途採用者が約2割（他に社外出向者が1割）在籍しています。
　トヨタの海外事業体とも連携し現地情報の収集や海外ステークホルダーとの活動も実施しています。

＜ミッション＞
　CN企画で必要なエネルギー・環境関連の動向を広く調査・分析し関係部署に提供する
（グループの各活動はシナリオ企画業務の様々な要素として包含する）

＜関連リンク＞
https://pressroom.toyota.com/exxonmobil-and-toyota-team-up-to-test-fuels-with-a-lower-carbon-footprint/
https://pressroom.toyota.com/toyota-pilots-chevrons-renewable-gas-blend-for-first-fill-at-port-of-portland/
今回の募集業務ではないですが、同グループが北米で推進している、CN実現に向けた
米国石油会社とのCN燃料導入に向けた活動です。

【やりがい・PR】
◆トヨタのマルチパス戦略は様々なエネルギーの脱炭素化をステークホルダーと共に推進していくことが必須。
国内外の様々な研究機関やエネルギー企業との交流を通じ、CN実現に向けた方策を議論、プロジェクトを企画し、海外に多くいる仲間と共に推進していく事が可能。
◆CN実現に向けてより実践的な戦略アプローチが必要となる中、シナリオ企画を通じ一企業としてだけでなく 国レベルの高い視点から自動車産業の行く末を考え、それを様々なステークホルダーと実現していく機会がある。

【採用の背景】
CNとエネルギーの領域へチャレンジしていくにあたり、当該領域に対する経験や関心があるメンバーを迎え 活動を強化していく事が必要な情勢となったため。

【クルマをつくる会社から、モビリティカンパニーへ。】

世界最大級の自動車メーカー。豊田佐吉氏が創業した「豊田自動織機製作所」内の自動車部としてスタート。「クラウン」「マスター」(1955年)、「カローラ」(1966年)などをヒットさせ、国内最大の自動車メーカーへと成長。1997年に発売したハイブリッドカーの「プリウス」は、2008年に累計販売台数100万台を、2009年には同200万台を突破。2005年からは、高級車の「LEXUS」を販売。連結子会社に、日野自動車、ダイハツ工業などを抱える。

★自動車生産台数　世界トップクラス★
自動車メーカーとして生産世界トップレベル(グループ総数)に立つ日本最大の企業です。「改善(カイゼン)」、ジャストインタイム(カンバン方式)、トヨタ生産方式等の同社ならではの生産・経営ノウハウを確立し、その方式は他社・他業界でも積極的に採用されています。
★トヨタの変化・進化★
Connected（コネクティッド）、Autonomous/Automated（自動化）、Shared（シェアリング）、Electric（電動化）といった「CASE」と呼ばれる新しい領域で技術革新が進む中、クルマの概念は大きく変わろうとしています。トヨタは、モビリティに関わるあらゆるサービスを提供し多様なニーズにお応えできる「モビリティカンパニー」として、「未来のモビリティ社会」の実現に取り組んでいます。

• リモートワーク可

在宅勤務可（メンバーの多くは週2日程度出社）